-
キリストの再臨は何を意味するかものみの塔 1966 | 5月1日
-
-
ことをも意味しています。―マタイ 28:18。黙示 19:11-15; 16:14-16。詩 2:8,9。
御国の権能をもつキリストの再臨は,正義を愛し,地上の民としてキリストに仕える無数の群衆にすばらしい意味をもつでしょう。それらの人々にキリストは言われます。「わたしの父に祝福された人たちよ,さあ,世の初めからあなたがたのために用意されている御国を受けつぎなさい」。(マタイ 25:34)キリストの千年統治はこれらの人々をして人間としての完全さに向上させ,楽園の地上で永遠の命を受けるにふさわしい者にならせます。―黙示 20:4-6; 21:1-4。
イスラエル国民は15世紀もの長きにわたりメシヤの到来を待望した時,そのことの意味を悟りませんでした。今日,キリストが再臨しておられることの意味に盲目であってはなりません。日毎に神のことばを学び,それを自分の考えの導きとして下さい。
-
-
沖縄群島ものみの塔 1966 | 5月1日
-
-
沖縄群島
伝道者最高数: 234人
人口: 806,846人
比率: 3,448人に1人
「真理のことば」地域大会は,大きな台風の跡を追って胡差市で開かれました。簡易食堂用のものを含めて準備したもののすべては雨に洗われましたが,これはすばらしい大会でした。沖縄の伝道者の最高数はわずか234名ですが,公開講演には311名が出席し,あらしに吹かれた海で11名が浸礼を受けました。
時々休暇開拓奉仕をする熱心な一姉妹は,御国奉仕の援助のとりきめの記事によって子供にもっと注意を向けるよう,励まされました。姉妹は,よくできたことをほめ,一度に一つの点を改善するようにという提案に特に従ったのです。まず最初の点として毎週定期的に奉仕することを選びました。子供たちはこっそり遊びにぬけ出し,探しに行かなければならないこともありました。文字どおりのむちを必要とすることが何度となくありましたが奉仕に参加した時にはほめることを忘れませんでした。子供たちは,屋上のブランコにのるのにデパートへつれていってほしいと母親にせがむかわりに,今では「明日の集まる場所はどこなの」,「わたしの雑誌はあるの」とたずねます。昨年中の沖縄における目立ったできごとの一つは,この土地で最初の御国会館の献堂式があったことです。この御国会館は那覇会衆の二つの分会の集会に便利な場所に建てられました。兄弟達は集会によく出席して,この神のご準備に感謝を示しています。
先島群島
伝道者最高数: 12人
人口: 127,685人
比率: 10,640に1人
この群島における最初の浸礼式は,巡回のしもべが訪問した6月にとりきめられ,ひとりの兄弟とふたりの姉妹が献身をあらわしました。その新しい兄弟は,数年前に,沖縄である人から「永遠の生命」の本を受け取り,それを自分で勉強した結果,真理であると悟ったのです。一人の特別開拓者が彼の家を訪問したとき,普通の教会から来た人だと思って最初は反対しました。彼は神の御国を信じていること,御国はすでに設立されていることを彼女に話したのです。「いつ設立されましたか」と彼女が質問すると,「1914年です」と答えました。この訪問者が同じ信仰を持つ人だとわかったときの彼の喜びを想像してください。いなかのさとうきび畑に囲まれて生活しているにもかかわらず,日曜日の「ものみの塔」研究には定期的に出席しています。
宮古島の訪問に続いて,巡回のしもべ夫妻とふたりの特別開拓者は近くの人口1万人の伊良部島を訪問しました。伝道しながら,特別公開集会を宣伝したので,60人の出席を見ることができました。多くの雑誌が配布され,いくつかの予約も得られ,巡回のしもべ自身は,二日間で200冊の雑誌を配布しました。夜,泊まるところがないため,公開講演のあとで,宿泊を提供してくれる人がいないだろうかと尋ねたところ,町長は,さっそく彼らを招き,かなりの関心を示して,「ものみの塔」を予約しました。このように先島の島々にも真理が広められています。
-