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宣教のためのすばらしい新たな助け王国宣教 1985 | 9月
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が,区域内の人々にとって関心のある基本的な主題に関する会話をどのように始めるかを示しています。そうです,「聖書から論じる」の本は,わたしたちが長年宣教に携わってきたとしても,比較的新しいとしても,わたしたちすべてに実際的な助けとなるに違いありません。これからの月々,「わたしたちの王国宣教」の中で,この新しい本を用いることについてさらに多くのことが載せられるでしょう。
5 わたしたちは,この夏の教訓的な大会に対して,また宣教を促進させる優れた出版物に対して心からエホバに感謝いたします。確かにエホバは,『時に応じてわたしたちに食物を与えさせるため』,ご自分の忠実な組織を導いておられます。―マタイ 24:45。
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良いたよりを伝える ― すでに知らされている提案を活用することにより王国宣教 1985 | 9月
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良いたよりを伝える ― すでに知らされている提案を活用することにより
1 商売で熟達するためには多大の時間と努力が求められます。商売によっては,付加的な教育や訓練を受けることによって継続的に技術を向上させることが求められるものもあります。同じように,わたしたちの神エホバの効果的な僕であることには,真理において進歩することと宣教において最新の状態を保つことが含まれています。
2 70人を送り出された際にイエスは,彼らが何を言うべきか,またどのように振る舞うべきかをお教えになりました。(ルカ 10:1-11)イエスは彼らと共に,クリスチャンの生き方に関する原則や宣教に関係した事柄を復習なさいました。使徒パウロもテモテに「自分自身と自分の教えとに絶えず注意を払いなさい」と教え諭した際,奉仕の技術を磨き続ける必要性を強調しました。(テモテ第一 4:16)このすべては,クリスチャン宣教において成功するためには適切な訓練が必要であることを示しています。この必要を満たすために,「忠実で思慮深い奴隷」は多くの助けを備えていますが,その一つは「わたしたちの王国宣教」です。
役立つ諭し
3 幾年にもわたってわたしたちは,この月ごとの備えにより,多くの役立つ諭しを与えられてきました。その中からわたしたちは,勧められている提供方法,その月の提供物,家から家の宣教の行ない方に関する指示,野外奉仕活動を改善する仕方に関する他の情報を得ています。しかし,そのような導きから十分に益を得るためには,わたしたちは学んだ事柄を当てはめる必要があります。そうすることにより,良いたよりを活発に宣べ伝える者として豊かな背景を持つ兄弟たちの知恵と経験を自分のものにするのです。詩編 19編7節は,「エホバの諭しは信頼でき,経験のない者を賢くする」と述べています。ですから,特に良いたよりを伝道し始めたばかりの人は,毎号の「わたしたちの王国宣教」で与えられる役立つ助言から益を得ることができるのです。長年にわたって活発に奉仕してきた人も,与えられる優れた提案や指示を十分に活用することにより,知恵を示します。それで,わたしたちが宣教において新しくても経験を積んでいても,役立つ諭しを感謝して当てはめることにより,豊かな報いを得ます。―詩編 119:2。箴言 1:5と比較。
4 1983年7月号の「良いたよりを伝える ― 雑誌経路を取り決めることにより」の中の指示を心に収めた一人の兄弟の例を考えてみてください。その兄弟はどのように益を得たでしょうか。今,約60人の人を定期的に訪問し,最新の雑誌を配布しています。確かにこの兄弟,またこの兄弟が今定期的に訪問している人たちは,彼が「わたしたちの王国宣教」中の指示を当てはめたことによって祝福されてきました。
5 1981年9月号の「区域を徹底的に網らしましたか」という記事は,不在の家を訪問することに関する非常に役立つ提案を与えました。不在の家の良い記録を保ち,それから区域を去る前にその人々を再び訪問するというものでした。この提案に従ったある会衆は,早い時間に不在だった家を伝道者が1時間ほど後にもう一度訪問したときその50%と接触が持てたことに気づきました。ですからその会衆の伝道者も優れた提案に留意することから来る幸福を味わいました。
6 1985年3月号と4月号の折り込みには,教える業で成功を収めている奉仕者の経験が数多く掲載されていましたが,その中には「王国宣教」の提案に言及していたものもありました。1982年10月号の『まず司会したいと願っていることを言い表わす』ことによって多くのご主人との研究を始めることができた長老や,1982年11月号の『集会のない日に研究生を王国会館に案内して』その進歩を助けた学生の姉妹は,豊かな祝福にあずかることができたのです。
7 イエスはご自分の使徒たちに「これらのことを知っているなら,それを行なうときに,あなた方は幸福です」と諭されました。(ヨハネ 13:17)イエスは,ご自分の教えた事柄を弟子たちが実行すれば,宣教において真に幸福になれることをご存じでした。そうです,宣教における幸福は,エホバの組織の備えるものを活用することからもたらされます。エホバの効果的な僕となれるよう,「わたしたちの王国宣教」に備えられている諭しや提案を引き続き活用しましょう。
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神権的ニュース王国宣教 1985 | 9月
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神権的ニュース
◆ 愛知県豊橋市南会衆には125人の奉仕者が交わっていますが,巡回訪問中に合計126件という驚くべき数の聖書研究を取り決めることができました。「見よ!」の小冊子の一つか二つの節を共に読み,翌週の再訪問を約束するという方法を用いた結果です。
◆ 特別開拓者2人,正規開拓者2人,会衆の伝道者5人から成る石川県輪島会衆はある月に合計1,138冊の雑誌を配布しました。昨奉仕年度中に合計2,630冊の雑誌を配布した伝道者の一姉妹は,熱意と積極性そして提案や指示どおりにすることが秘けつだと述べています。
◆ 福岡県志免会衆では107名の成員の約四分の1に当たる28名が小学校から高校までの学校に通う若者です。これら若い奉仕者たちは全員,奉仕に熱心です。このうち9名がバプテスマを受けており,1名は正規開拓者です。残る8名は連続して補助開拓奉仕をしており,卒業後は正規開拓者になることを目指しています。長老や親たちは彼らに愛ある関心を払い,良い援助を与えています。
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質問箱王国宣教 1985 | 9月
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質問箱
● 区域の封筒の中に,特定の家の人を訪問しないようにとの注意書きが入っている場合,何がなされるべきですか。
わたしたちは,区域においてわたしたちの業や音信に対して非常な反対を示す家の人に時折会うことがあります。中にはわたしたちを脅すことまでする人もいます。もし,エホバの証人はだれも自分の家を二度と訪問しないで欲しいと,断固として求める人がいるなら,そのような求めは尊重されるべきです。そのような人の住所氏名を記したメモが,区域の世話をするよう割り当てられている兄弟に渡されるべきです。その兄弟は,メモに日付も書き加え,問題の性質を明確に記します。それ以後,その区域で奉仕するよう求められた伝道者各自は,その家の人をいら立たせないよう,またその家を訪問しないよう特に注意深くすべきです。―「王国奉仕」1974年7月号の「質問箱」を復習してください。
しかし,人々は時々移転しますし,もしかしたら態度を変えるようになるかもしれません。情況によって,その後の様子を見極めるため,有能な伝道者を通して,周期的に巧みに調べることができるでしょう。
単にわたしたちが具合いの悪い時間に訪問した結果,人が幾分怒ったというだけの理由で,そのような注意書きが必要だと急いで結論すべきではありません。しかし,再び訪問しないようにとの求めがあったり,警告の必要があったりするなら,その問題は上に述べたように扱うことができます。こうしてわたしたちは兄弟たちを保護し,「つまずきの原因を作らないようにして」,「わたしたちの奉仕の務めがとがめられるようなことのない」ようにするのです。―コリント第二 6:3。
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