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    王国宣教 1971 | 1月
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      1月の特別活動にあなたは十分あずかりますか

  • 特別な活動の用意をしてください
    王国宣教 1971 | 1月
    • 特別な活動の用意をしてください

      記念式は4月9日,金曜日,午後6時以後に行なわれます。巡回のしもべは,訪問する予定の会衆の要請があれば記念式の話をすることができます。記念式の週中にかぎり,巡回のしもべと委員および会衆の書籍研究のしもべとの集まりは,水曜日の夜開かれます。記念式の招待状は別の招待ビラ注文用紙を用いて,十分前もって注文してください。価格は,100枚につき40円です。会計のしもべは,すべての予約者の一覧表を十分前もって用意し,記念式の招待状を携えて再訪問できるようにしてください。この点で時間を節約する一つの方法は,予約の記録用紙に記入する際,この種の再訪問に備えて,別の白紙を用いて写しをもう一部作ることです。

      3月28日,日曜日,すべての会衆で行なわれる特別公開講演の題は,「神が話された,すべての物事の復旧の時」です。この講演の原稿はやがて会衆に送られます。この講演のための特別な招待ビラを今注文してください。

  • 良いたよりを伝える ― 取り入れのわざにあずかる
    王国宣教 1971 | 1月
    • 良いたよりを伝える ― 取り入れのわざにあずかる

      1 近年,世界各地で,顕著な数字となって表われている,神権組織の発展のほどに,わたしたちすべては鼓舞され,励まされています。エホバは,真理を愛する人々を,ご自分の地的な組織に導き入れるとの約束を,確かに果たしておられます。しかし,あなた個人としては,最近何人の弟子を生み出しましたか。ひとりも生み出していないか,あるいは生み出したとしても,ごくわずかかもしれません。なんと言っても,一年間に組織にはいってくる人を平均してみると,各会衆に何人もとはいきません。それにしても,ひとりの伝道者が,ある家族全員を援助して真理を教えているかもしれず,野外奉仕に携わる新しい伝道者を生み出す喜びにあずかっているのは,ある会衆では,わずかひとりかふたりの伝道者だけかもしれません。そういう事情であってみれば,わたしたち残りの者が取り入れるわざに少しでもあずかるには,どうすればよいのでしょうか。

      2 わたしたちのほとんどは,戸別訪問のわざに携わっており,いろいろな文書を人々に提供し,雑誌を配布します。聖書に関する説明を載せた文書を家の人に配布するだけでなく,聖書に基づく討議もします。また,良い印象をも残しています。

      3 それに加えて,証人たちの家族がクリスチャンとしてふるまい,良い模範を示すなら近所の人々はそれに気づきます。自分の責任をりっぱに果たす父親は,勤め先や,自分の住んでいる区域の人々に尊敬されます。母親が勤勉に家事を果たし,子どもたちが家庭や学校また隣近所で従順と愛と順法の精神とを示すなら,それも近隣の人々の知るところとなるでしょう。そうしたことは人々に対する生きた証となるのです。

      4 したがって,通常の戸別伝道の際,ひとりの伝道者がある家を訪問した結果,家の人が関心を示し,研究を始め,急速な進歩を遂げる場合,そのほまれはだれが受けるべきですか。前述の説明からわかるとおり,会衆の多くの人の働きが貢献しているのです。それに,天使の演じた役割を無視できますか。最後に,実際に成長させるのはだれですか。

      5 次いで,関心を持つ人がはじめて集会に出席する時が来ます。当人の進歩にとって,それは重大な時といえます。その人を王国会館に案内した伝道者があなただとしたら,その時,いったいどんなことを思いめぐらすでしょうか。大ぜいの伝道者が,早く来ていてくれたらよいが。そうすれば,集会前に何人かの人に紹介できるのだが。いつものように皆が親しみ深くしてくれて,何かほかのことで忙しすぎるというようなことがなければよいが。宣教学校の割り当てを受けている兄弟姉妹が,準備の行き届いた,明快で理解しやすい話を,熱意をこめてしてくれればよいが。奉仕会の各部分が徹底的に準備されていて,提供される資料が教訓的で有益であればよいが,などと考えることでしょう。その集会が公開講演であれば,兄弟が最善の資料を使って落ち着いた会話的な話し方で,りっぱな講演をしてくれるようにと願い,「ものみの塔」研究であれば,伝道者が活発に答え,かつ,その注解が理解を深め,徳を建てるものであってほしいと願うでしょう。

      6 そうした願いを持つのはなぜですか。なぜなら,他の伝道者やプログラムの助けを得て,あなたの研究生が進歩するよう援助したいと願っているからです。だれか新しい人が聴衆の中にいるのを知って,集会の間じゅういわば“その人の耳を通して”話を聞いたことがありますか。そのような時に,プログラムが上できであれば,非常な満足感を味わえたことでしょう。

      7 このように,わたしたちすべてが,新しい人々を援助することにあずかれるのです。実際のところ,それは,いわば回避できない責任なのです。会衆内の各人がおのおのの分を果たすなら,すべての人が取り入れのわざにあずかることになるのです。

  • 神権的ニュース
    王国宣教 1971 | 1月
    • 神権的ニュース

      ◆ 引き続き各地で開かれている巡回大会は,喜ばしい成果を収めています。東京・江戸川: 出席者912人,バプテスマを受けた人,52人。松山: 出席者,418人。バプテスマを受けた人,13人。久留米: 出席者,808人。バプテスマを受けた人,28人。

      ◆ 10月の運動の期間,苫小牧会衆のある伝道者は,「王国奉仕」の提案を実行して,再訪問をするたびに予約をすすめました。その姉妹が10月に得た26の予約のうち,再訪問の際に得た予約は18でした。

      ◆ 1969年の8月,姫路で聖書の研究を始めた,ふたりの子どもを持つ母親は,1970年1月に伝道を開始し,6月にバプテスマを受け,次いで8月には休暇開拓奉仕をしました。その婦人は10月に再び休暇開拓をして,47の予約を得,9件の家庭聖書研究を報告しました。

      ◆ 10,064人の伝道者という11月の報告の中には,去る11月26日,神戸の病院で死亡したローズメリー・サニイ・ダーン姉妹の最後の報告が含まれています。ダーン姉妹はご主人とともに,1951年4月に横浜でのわざを開始した最初の宣教者のひとりで,その後,東京,名古屋,松山,神戸で奉仕し,その間20人以上の新しい人を献身とバプテスマに導きました。神戸で行なわれた姉妹の葬式には211人が出席しました。たまたま時を同じくして,同日夜,横浜会衆の特別な集まりが開かれ,595人が出席しました。これはダーン兄弟・姉妹が約20年前に横浜で始めたわざが確かに実ったことのすぐれた証となりました。長年奉仕している宣教者たちの,死に至るまでの忠実さは,確かにわたしたちすべてが忠誠を保って前進するよう励ますものです。

      ◆ 西ドイツは伝道者86,277人の新最高数を報告しました。書籍の配布数は,昨年の同じ月より17,000冊余上回わりました。イタリアは,昨年の伝道者平均の10%増加にあたる,19,215人の新最高数を得ました。

  • 質問箱
    王国宣教 1971 | 1月
    • 質問箱

      ● 会衆は,「王国奉仕」を何部受け取るべきですか。

      「王国奉仕」は一般に配布するためのものではありません。その名が示すとおり,「王国奉仕」には,野外奉仕に携わる人々の助けや,励みとなる事柄が載せられています。会衆は十分の数を注文して,資格のある人すべてが一部ずつ受け取れるようにすべきです。その部数はどのようにして割り出すのですか。定期的および不定期的な伝道者数の合計に,会衆と交わっている開拓者の数を加算します。それに,奉仕会にある程度定期的に出席して,野外奉仕に携わりたいとの意向を示し,その目標に向かってかなりの進歩を見せている人々を数えて,加えます。また,神権宣教学校の図書室と,会衆のしもべの保管する会衆用のつづりのために各一部ずつ加えます。会衆のしもべ個人の「王国奉仕」と,会衆のつづりに収められるものとは別です。会衆の発展を見越して,2,3部余分に注文してもかまいません。

      一部の会衆のしもべたちの経験によると,「王国奉仕」を受け取る資格のある人のリストを作っておくと便利です。月々の分が届けられると,リストに載せられている人の名前を,「王国奉仕」にきちんと書き込み,書籍研究のしもべを通して各人に配ります。会衆内で良い模範を示している兄弟のひとりにその仕事を手伝ってもらうこともできます。そのようにすれば,各自まちがいなく自分の「王国奉仕」を受け取れるでしょう。紛失した場合,余分にはないわけですから,自分の受け取った分はたいせつにしなければなりません。多くの伝道者は,「王国奉仕」を保存して,後日役だたせています。

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