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  • 人間味のある親切は幸福に肝要
    ものみの塔 1978 | 5月15日
    • 人が,人間である以上,必要としているものを理解していました。またすべての人を同じ型にはめ込むような冷たいことをしませんでした。監督者は各人が人間として必要としているもの,および各人の短所を悟ることによって,このように人間味のある親切を示すことができます。それですべての人に同じ事を要求したりはしません。ある人は新しい仕事をすぐ覚え,仕事をするのが能率的で早いかもしれません。この従業員に人間味のある親切を示すことは容易でしょう。しかしおそい人をどのように扱いますか。おそい人には余分の訓練,世話,時間が必要であり,したがって監督者は忍耐を強いられるかもしれません。良い監督者であれば各人の福祉を気遣っており,ちょっとした事でも,そのおそい人の仕事を楽しいものにする事柄を行なうでしょう。彼は自分の雇い主に対して忠義である一方,ある特定の規則に従うことよりも,従業員各自の総合的な益を図ることにいっそう心を用います。ユリウスは,友人の世話を受けることをパウロに許してもよいかどうかを知るために“規則集”を調べたりはしませんでした。そのような規則集があったとすれば,このような親切もおそらく禁じられていたことでしょう。

      ローマへのこの同じ航海で,後に一行は難船し,乗船者全員が無事マルタ島の海岸に上陸しました。パウロおよび彼と共にいた人々の多くは囚人であり,すべての人は他人であったにもかかわらず,ルカの説明によれば,島の人は「人間味のある親切をひとかたならず示してくれた。というのは,雨が降っていたし,また寒くもあったので,彼らは火をたいてわたしたちみんなを迎え,何とか助けてくれた」とあります。(使徒 28:2,7,10)ここにわたしたちに対する教訓があります。人間味のある親切は,相手が自分と同じ背景あるいは宗教を持つ人でなくても示し得るということです。イエスはわたしたちに勧めてこう言われました,「あなたがたが,天におられるあなたがたの父の子であることを示すためです。父は邪悪な者の上にも善良な者の上にもご自分の太陽を昇らせ…てくださるのです」― マタイ 5:45。

      もたらされる益

      人間味のある親切を示す時,わたしたちは個人的にどのような益を受けますか。自分が満足を覚えるとともに平安な思いをも得て,豊かに報われます。(箴 19:22,23)エホバはわたしたちが親切を示す時,喜ばれます。(ミカ 6:8)良きサマリア人のように良い隣人となることによって,人間味のある親切を示すならば,わたしたちはエホバから,そしてたいていの場合,隣人からも祝福されます。「いつも与えなさい。そうすれば,人びとはあなたがたに与えてくれるでしょう。彼らは押し入れ,揺すり入れ,あふれるほどに量りをよくして,あなたがたのひざに注ぎ込んでくれるでしょう。あなたがたが量り出しているその量りで,今度は人びとがあなたがたに量り出してくれるのです」。(ルカ 6:38)たとえ,このような報いがすぐに明白でなくても,それにまさって平安な思いと自尊の念は,人間味のある親切を価値あるものにします。

  • パナマで舌を使う
    ものみの塔 1978 | 5月15日
    • パナマで舌を使う

      ● 12歳になるパナマの一少女は生まれつき身体に障害があって,発育不良の両腕と両足を使うことができませんでした。しかし彼女は賢い子供で,エホバの証人と聖書を学ぶことを母親に許されていました。「ページをくって聖句をさがすことが,果たしてできるようになるものか,わたしはあやぶみました」と,少女の研究司会者である証人は語っています。「しかし彼女にとってそれは少しも問題ではありませんでした。彼女はベッドに腹ばいになり,自分の前に置いた聖書のページを,舌でめくります。それはとても能率的で,どうかするとわたしよりも先に聖句を見つけてしまうほどです」。

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