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  • パプア・ニューギニア独立の年 ― 1975年
    目ざめよ! 1976 | 4月8日
    • サー・ジョン・カーの手に渡されました。ついでパプア警察隊,太平洋連隊,それに訪問中のオーストラリア海軍の合同軍楽隊が軽快な調べをかなで,ハイランド・バラードから「ライシ」に至るまで様々の曲を演奏しました。「ライシ」は第二次世界大戦中にパプアで流行した歌で,首都周辺の部族が戦争のために強制された米食に飽きて彼らの郷土食にあこがれた気持ちを歌ったものです。

      真夜中を過ぎ,ミカエル・ソマレ首相,総督の演説,そして港に停泊した軍艦の百一発の礼砲でパプア・ニューギニアは独立の夜明けを迎えました。港を囲む山の上では明るく輝く花火が見られました。祝賀行事は一部の人々にとっては夜明けまで続きました。

      独立の当日,昔の議事堂でチャールズ王子によって議会の開会が宣せられ,同王子はパプア・ニューギニア州の公式の元首エリザベス二世女王からのメッセージを読みました。ワイガニのインデペンデンス・ホールにパプア・ニューギニアの国旗が掲揚されたのに続いて,チャールズ王子は新しい議事堂の所在をしるしづける飾り板の除幕をしました。オーストラリアとパプア・ニューギニア空軍の飛行機が頭上を飛びました。

      さて今後は?

      祝賀行事も済んで,新任の首相が初の記者会見で打ち出した実際的な方針は時宜を得たものでした。首相はこう述べています,「新国家となった今,我々は心をひきしめて仕事に着手しなければならない。今日よりは他に頼るのではなくて独立独行を旨とすべきである」。

      憲法を起草する作業は年の早いうちに完了しており,独立の日を迎える以前に憲法は採択されていました。良心,思想,宗教の自由,表現と出版の自由,集会の自由を含め,十五の基本的な権利と自由が保証されています。憲法はまた「オムバッヅマン」すなわち公務員によって不公正な扱いを受けたと感ずる人々のために公の弁護人となる人の規定を設けています。この国の誠実なクリスチャンすべては,これらの優れた保証が引き続き与えられることを希望しています。

      パプア・ニューギニアに住む1,400人以上のエホバの証人は,勤勉に働く人々という評判をすでに得てきました。彼らは自分自身および地域社会に住む他の人々を向上させるために自分たちの能力を賢明に用いています。これは新憲法によっても認められている責務です。

      これらの証人たちは独立の以前と以後の両方において彼らの宗教を実践する自由を政府から与えられている事を有り難く思っています。彼らは引き続き国中の人々に次の事を教えるでしょう。すなわち神のみ子による神の王国の下では,国を異にしていた人々も一致することができ,互いの交際をいつまでも平和のうちに楽しむ時が来るということです。

  • 借金を重ねる
    目ざめよ! 1976 | 4月8日
    • 借金を重ねる

      ◆ 景気後退と戦い,仕事を作り出そうとしてますます深刻な赤字財政に陥りつつある都市および州政府や連邦政府は少なくない。例えばニューヨークのような市では,支出をしては,さらに借金を重ねるといった現状だが,これは米国連邦政府についても同じことが言える。US・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌はこう述べている。「米国政府の財政が黒字になったのは過去16年間にただ一度,すなわち1969年度だけであった。同期間中に支出は300%余り急増したが,収入はわずか225%の増加にとどまった。その結果,」この16年間に「累積赤字はほぼ2,400億㌦(約72兆円)に達した」。現在,政府の負債総額は,同国の平時の歴史上最大のものと思われる昨会計年度および今会計年度の赤字をも含め,ほぼ6,000億㌦(約180兆円)に上る。

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