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  • 逃れる人には熱心な態度が求められる
    ものみの塔 1976 | 2月15日
    • 27。啓示 13:1-15; 15:2-4。ヨハネ 15:19; 17:14,16。

      16 彼らはマタイ 24章14節,マタイ 28章18節から20節の二つの命令をどのように遂行していますか。エホバの祝福を示すどんな証拠がありますか。

      16 積極的な面を強調するものとして,彼らは,「[天の父の]王国と神の義をいつも第一に求め」ていることを実証しています。そのために彼らは,人間の唯一の希望また避難所として自分たちの知っているものをたゆむことなくふれ告げ,こうして,「王国のこの良いたよりは,あらゆる国民に対する証しのために,人の住む全地で宣べ伝えられる」という,イエスの予告のとおりに行動しています。彼らはまた,復活後のイエスの命令,つまり,行ってあらゆる国の人々を弟子とし,水のバプテスマを施し,イエスの命じたすべての事柄を守り行なうように教えなさい,という命令を,まだ時間のある間に遂行する面でもたゆむことなく励んでいます。(マタイ 6:33; 24:14; 28:18-20)このすべてがエホバの豊かな祝福を受けてきたことは,エホバの組織内に群がり集まって来る人々の真に目ざましい増加だけでなく,全地にわたり,エホバの献身した民の間に見られる,平和,幸福,安全,清い状態のうちにも示されています。これはまさに霊的パラダイスです。では,よく聴いて,聖書の招きの言葉に答え応じてください。すなわち,来て,この霊的パラダイスの中に避難所を見いだしてください。

      霊的パラダイスへの招き

      17 イザヤ書 54章17節と,イザヤ書 55章1,2節にはどんな約束と招きのことばが述べられていますか。これはどのように小規模に成就しましたか。

      17 イザヤ書 54章の結びには,「上なるエルサレム」の霊的な子らに対する次の壮大な約束があります。「何であれあなたに逆らって造られる武器はどれも功を奏さなくなる。また,裁きの際にあなたに逆って立ち上がるどんな舌もあなたはそれを罪に定める」。(イザヤ 54:17,新)そのすぐ後に,次の胸の踊るような招きの言葉が続いています。「ああ,渇いている者は皆,水に来なさい。金のない者たちも,来て,買って,食べなさい。しかり,来て,金なしで,また価なしでぶどう酒と乳を買いなさい……わたしの言うことをしっかり聴き,良いものを食べ,あなたがたの魂をして肥えたものに無上の喜びを見いださせなさい」。(イザヤ 55:1,2,新)こうした情景について理解する手がかりとして,イザヤが,エルサレムとユダの荒廃,およびユダヤ人の70年にわたるバビロン流刑について予告したことを考えましょう。彼はまた,ペルシャ人クロスの手を介してユダヤ人が解放されることをも予告しました。このクロスは,神のメシアなる僕,キリスト・イエスを預言的に表わす人物として用いられました。そしてこのイエスが現代の大いなるバビロンを覆して滅ぼします。(イザヤ 44:28–45:6)しかし,今日の情況についてはどうでしょうか。

      18 1914年から1919年にかけてエホバの証人が経験したことは,どのように上記の聖句の大規模な成就となりましたか。

      18 第一次世界大戦中,大いなるバビロンは,その世俗的情夫たる,政治・軍事・司法上の権威者たちを用いて,エホバの証人を真に自分の支配下に入れました。広い範囲にわたって迫害と禁令が加えられました。その頂点となったのは,エホバの証人の統治体のメンバーの投獄です。前途の展望は暗く見えました。ところが突然に,予期を超えた戦後の時代が彼らの前に開けました。救出の音信がエホバのもとから与えられました。設立されたメシアの王国による大いなるバビロンからの救出,という聖書の音信です。このことの具体的証拠は,前述のメンバーが獄から釈放され,すべての偽りの告訴が完全に除かれたことの中に見られました。同じ1919年のそのすぐ後,「ものみの塔」誌の主要記事として,「恐れなき者は幸いなり」と題する記事が掲載され,それが,1919年9月1日から8日までオハイオ州シーダーポイントで開かれた全体大会の主題ともなりました。その大会においては,霊的食物が増し,業が拡大するしるしとして,新しい隔週誌,「黄金時代」の発刊が発表されました。皆さんも想像できるとおり,このすべては,神の真の僕たちにとって,さわやかな水,活力を与えるパン,喜びを与えるぶどう酒,体を肥らせる乳のような働きをしました。

      19 その後,霊的パラダイスの復興に向かって,どんなことが行なわれましたか。

      19 しかしこれは,神の民にとって,霊的パラダイス復興の始まり,その第一歩にすぎませんでした。それ以来,非常に大きな前進がなされてきました。それは,エホバの証人の現代の歴史によく示されています。その記録はすべての人に公開されており,だれでも自分で調べることができます。加えて,その前進の一歩一歩は,聖書の著者の導きの下になされているのを見ることができます。その著者はこう言われます。「わたしの口から出るわたしの言葉もそのようになる。それは成果を挙げずにわたしのところに帰っては来ない。かえって,それはわたしの喜ぶ事を確かに行ないわたしが言い送った事柄でそれは確かに成功を収めることになる。あなたは喜びを抱いて出て行き,平和をもって導き入れられるからである。……野の木々も皆,手を打ち叩く。いばらのやぶの代わりにねずの木が生える。とげのあるいらくさの代わりにミルトスの木が生える。そして,それはエホバのために名高いもの,断たれることのない,定めなき時にまで及ぶ徴とならねばならない」― イザヤ 55:10-13,新。

      20 詩篇 1篇1節から3節には,このパラダイスにあずかるようにとの招きがどのように表現されていますか。

      20 これは,霊的パラダイスの,壮大な,そして,人の心を引き付ける描写ではありませんか。そして,神の言葉に固く付き従うなら,あなたもそのパラダイスに自らあずかることができ,そうするようにとの招きを受けているのです。詩篇 1篇1-3節はそれをこう述べています。『幸ひなり かかる人はエホバの法を喜びて日も夜もこれを思ふ』。その人にはどのような事が起きるでしょうか。『かかる人は水流のほとりに植えし樹のときにいたりて実を結び 葉もまたしぼまざるごとく[つまり,常に緑で絶えず実を結び]そのなすところ皆さかえん』。

      21,22 (イ)マタイ 25章34節と啓示 22章17節から20節は,この招待をどのように詳しく述べていますか。(ロ)この招きに対し,わたしたちは個人的に,そして熱心な態度でどう答え応ずることができますか。

      21 霊的パラダイスへの道はまだ開かれています! そこに入り,それを十分におう歌するようにとの招きは,依然全世界で鳴り渡っています! イエスのたとえ話の中の王の呼び声は続いているのです。「さあ,わたしの父に祝福された者たちよ,世の基が置かれて以来あなたがたのために備えられている王国を受け継ぎなさい」。(マタイ 25:34)事実,聖書,神の言葉は,次の招きのことばで結ばれているのです。「そして,霊と花嫁は,『来なさい!』と言いつづける。そして,だれでも聞く者は,『来なさい!』と言いなさい。そして,だれでも渇いている者は来なさい。だれでも望む者は命の水を価なくして受けなさい」。最後の言葉として,ヨハネは,幻の中で,キリスト・イエスがこう言うのを聞きます。「これらのことについて証しされるかたが言われる,『しかり,わたしは速やかに来る』」。それに対し,ヨハネは,はずむ心でこう答えます。「アーメン! 来たりませ,主イエスよ」― 啓示 22:17-20。

      22 どうかあなたも,熱心な態度で答え応じ,朽ちることのない「天の王国」の下に避難所を得てください。この火急の招きは繰り返し語られています。どうか,熱心な態度でそれに答え応じてください。どうかそこへいらしてください。

  • 世から離れていると死を免れることがある
    ものみの塔 1976 | 2月15日
    • 世から離れていると死を免れることがある

      真のクリスチャンは,この世つまり世の政治や生き方,態度から離れているため,しばしば嘲笑やあからさまな憎しみの対象となります。しかし政治上の動乱期には世から離れていることが身の守りとなる場合があります。

      南アメリカのある学園都市に住んでいた一人の男の人は,それが真実であることを体験しました。この人は大学で,政治活動の指導的立場にあって,活躍していました。その後,聖書に対して何気なく関心を持っていた彼は,あるエホバの証人との会話がきっかけで,真剣に聖書を研究するようになりました。政治との掛かり合いを持たない,というクリスチャンの見方を学ぶにつれ,それまで交際していた友人たちやその思想からしだいに離れるようになりました。

      それら以前の友人や政治仲間は,「無知の発見」と言って,この男の人をあざけり,笑い物にしました。その後1970年の初め,突然政情が変わり,この男の人がかつて支持していた思想に対する見方が変化しました。以前の仲間は,追放されるか,拘禁されるか,殺されるかのいずれかの目に遭いました。イエス・キリストの弟子としての立場を取ったがゆえに,現在生きていて自由の身であることをこの男の人はどんなにかうれしく思っていることでしょう。

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