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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1974
塔74 2/15 103ページ

彼らは平和への手がかりを見いだした

世界じゅうのいたる所に,苦々しい思いで満たされている人がかなりいます。そうした人びとは,仲間の人間との間に平和な関係を築きません。特定の国籍や人種あるいは皮膚の色の人は,多くの場合以前に受けた不正行為が原因で,他の国籍や人種あるいは皮膚の色の人に対して敵意をいだいています。こうした人びとはその敵がい心を克服できるでしょうか。

アメリカのカリフォルニア州に住むエホバの証人の一奉仕者の経験は,どんなことが生じうるかを示しています。その奉仕者は戸別訪問の奉仕の務めに携わって,近所に住む人びとに神の目的について話していました。彼はこう語っています。

「ある家で,背丈が180㌢以上もある男の人が応対に出て来ました。わたしが自己紹介をしはじめたとたんに,その男の人は,『わたしは白人とは話をしない!』とどなって,わたしの話をさえぎりました。その人と話したいという誠実な願いをいだいていたわたしは,何が問題となっているのかを尋ねました。彼は,自分はアメリカ・インディアンで,白人は彼らの土地を奪い,仲間のインディアンの大多数を殺した,と言いました。

「わたしは,非常に悪い行為が行なわれたことを認めました。そして同時に,わたしはアルメニア人で,もしわたしが同じ態度を取ろうと思えば,幾千人ものアルメニア人を虐殺した国民に対して同様の感情をいだくこともできる,と言いました。しかしわたしは,エホバ神がご自分の天の王国政府を通して間もないうちに物事を正してくださることを知っているので,自分の信頼と信仰をエホバ神に置いているとも話しました。次いで,わたしが彼の家の戸口に立っているのはまさにその理由によることを告げ,現在の世界情勢は,まもなく神の王国が全世界の不正や偏見や悪に終わりをもたらす証拠となっている点を説明しました。

「彼はわたしの話に非常な興味を示し,人びとが神の目的に関する理解を得るよう助ける目的で編集された聖書研究の手引書を受け取りました。後日わたしが再び訪問した時から,定期的な聖書研究が始まりました。それ以来,彼と彼の妻はエホバの証人の王国会館で開かれている集会に毎週出席するようになりました。ふたりは,聖書の与える,将来の確固とした希望を学び,急速な進歩を遂げています」。

戦争のための訓練を受けた人でさえ,その歩みを改めて,平和を追い求め始めることができます。ベルギーに住むある男の人はこう語っています。

「わたしはアフリカのカタンガ軍の外人傭兵でした。そのため何度も危険なめに会いました。ある戦闘のさいに,カタンガ軍は人といわず動物といわず,生きているものすべてを殺しました。命を失うことを恐れたわたしは,『ここから生きて出られたなら,教会へ戻ります』という誓いを立てました。カタンガは破れ,わたしはまったく奇跡的に死を免れました。

「わたしは何年も前にカトリック教会を離れていましたが,今,もう一度戻りました。初めて教会に戻った時,そこでは地獄のことが話されていました。年配の司祭の筋道の立たない話にショックを受けたわたしは,すぐにその教会を出てしまいました。後に,それはクリスマスの夜でしたが,わたしはもう一度教会に行きました。わたしが教会に着いたのはちょうど真夜中でしたが,扉にはかぎがかけられていました。ドアをたたいて,わたしは中に入れてもらえました。わたしは教会のすみの方で,クリスマスを祝っている酔っ払いにもまれながら,自分が戦場で立てた誓いを完全に破棄しようと考えました。

「しかしその時以来,わたしは神の存在についてより深く考えるようになりました。わたしが立てた誓いを果たせるように,なにかのしるしによって神ご自身をわたしに明らかにしてください,とわたしは神に祈りました。

「それから,あるでき事が起きました。ひとりのエホバの証人がわたしの家を訪れたのです。わたしは,その証人の提供するすべての出版物を受け取り,それを非常に興味深く読みました。

「わたしはその後すぐに,自分で学んだ事がらを実際に王国会館へ行って調べてみようと決意しました。集会の友好的で楽しいふん囲気に感銘を受けたわたしは,すぐに定期的な出席者となりました。各地を旅行したわたしのこれまでの人生は,波乱に富んだ多彩なものでしたが,ここの王国会館でわたしが見い出したような愛と一致はついぞ見たことがありませんでした」。

この男の人は驚くほど大きな変化を遂げました。彼はそのことをこう語っています。「わたしのそれまでの人生の間,わたしは肉的な戦いのための訓練を受けてきました。しかし,今やわたしは,キリストの霊的な兵士になることを学ばなければなりませんでした」。

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