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  • 信頼の置き場所を間ちがえる
    ものみの塔 1959 | 11月15日
    • 19:15,新口)人々は彼らの指導にしたがいました。彼らは神の御国よりも,第六次世界勢力であるローマ帝国を選びました。

      世界平和をもたらすことを人間に依存しているそれらの宗教指導者たちは,間ちがつたものに信頼しているのです。そして,神の御言葉を教えない牧師たちに導かれる人々も間ちがつたものに信頼しています。「ヱホバにより頼むは人にたよるよりも勝りて良し」と詩篇記者は言つています。偽りを言わないヱホバ神はキリストによる彼の御国は神を恐れる人類に永遠の平和をもたらす,と約束を与えています。彼の約束に信頼することができます。―詩 118:8。

  • 「御心が地に成るように」(その22)
    ものみの塔 1959 | 11月15日
    • 契約をを含めて,1919年6月28日フランスのヴェルサイユで署名されました。その年の10月13日,それは三大連合国により批准され,国際連盟契約とともに実施されました。アメリカ合衆国上院は,ウイルソン大統領と同意せず,この条約の批准を拒絶しました。アメリカの国家主権は,国際連盟契約のなかで十分に守られていない,と上院は考えました。後になつてアメリカはドイツと別箇の平和条約をむすびました。象徴的な「けものの像」である国際連盟は,1920年1月10日にロンドンで実際の運営をし始めました。しかし,このことの前に,宗教的なキリスト教国は象徴的な「偶像に」対して偶像崇拝をささげるようになりました。

      30 アメリカのキリスト教会連邦会議は,何をするよう提唱しましたか。それは,提案した連盟にメシヤの役割をどのように与えましたか。

      30 アメリカのキリスト教国連邦会議は,ただちにその祭司となつて「偶像」に仕え始めました。平和会議よりも以前,そしてウイルソン大統領が国際連盟を提唱しているとき,アメリカにあるキリスト教会連邦会議は,国際連盟を支持する言葉を語り,それにメシヤなるキリストの役割を与えました。この連邦会議の実行委員は,ニュージャーシー州のアトランティック市で会合し,1918年12月12日,国際連盟設立を提唱したウイルソン大統領案賛同を可決しました。次のような声明書が採決されたのです(その一部を引用します)。

      世界の戦争危機は過ぎ去つた。しかし,世界の危機は存在している。

      ロイド・ジョージは次のように尋ねている,「我々は古い国家的な敵対,敵意,そして競争的な武装装備に戻るべきか,それとも平和の君の地上支配にならうべきか。」

      世界を真理,権利,公正そして人道のために組織する時がきた。クリスチャンとして我々は,この目的のために,来るべき平和会議において自由国家の連盟の設立を強く主張し,すすめるものである。そのような連盟は,たんに平和手段であるばかりでなく,むしろ地上における神の御国の政治的表現である。

      ……勝利の結果から,正義の宿る新しい天と新しい地が来ないならば,死んだ英雄たちは犬死をしたことになるであろう。

      教会は多くのものを与え,多くのものを得る。教会は,新しい国際制度に神の御国の預言的栄光のごときものを与えることにより,強力な贊同を与えることができる。神の御国とは何であるか。それは,人間の事柄における神の御旨の勝利「聖霊の中における正義,平和そしてよろこび」ではないか。公正と正しい行為にもとずき,平和を効果的にしかも平等に保つために組織された人間の世界連合というこのまぼろしは何か。それは神の御国のまぼろしではないか。

      教会は,善意の霊を与えることができる。国際連盟はその霊なしには存続することができない……

      国際連盟は,福音に根づいている。福音のように,その目的は「地上の平和,人間への善意」である。福音のように,その訴えは世界的である。

      我々の天の父,全能の神に次のごとく,祈り願おうではないか,すなわち諸国家の平和代表者たちが神の御霊でみちびかれ,神の知恵によつて啓発されるようにという願いである。それは,世界生命の新しい組織に神の正義にして愛のみちる聖なる御旨を具現し得るためである。……

      31 前述の書類を提出するために教会の実行委員は何をしましたか。それはウイルソン大統領に何を送りましたか。

      31 教会連邦会議の実行委員は,また賛成支持の決議をも採決しました。その決議の一つはこうです。すなわち「実施し得るかぎり,アメリカ新教徒教会を代表する適当な特別委員を」任命することでした。その目的は「前述の書類を連合諸国家の平和会議に提出すること」でした。その声明文と決議が採決されて後に,推薦文が可決され,実行委員はパリーにいたウイルソン大統領にすいせん文を電報で送り,その可決したことを伝えました。後日,1918年12月18日づけの手紙がウイルソン大統領のところに送られました。その中には,その電報文の写し1枚,声明文と支持の決議が入つていたのです。それは又,間もなく行われる平和会議にその声明文を正式に提出する特別委員の任命のことも告げました。e

      (次号につづく)

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