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  • 薬の常用
    目ざめよ! 1970 | 6月8日
    • 平衡の取れた健全な見方

      現代医薬は危険を招来することもありますが,医師の指示の下に賢明な用い方をするなら,健康に益となります。医薬品を定期的に服用しながら,なんとか普通の健康状態を維持できる人もいます。たとえば,てんかん,リューマチ性慢性関節炎,心臓病,糖尿病,じん臓病などで苦しんでいる人にとって,医薬品は貴重な助けとなります。マラリアがいまだに流行している国々で使用される抗マラリア剤のように,予防に役だつ場合すらあります。また,ある患者の場合当人の病気のため,生きてゆくのに不可欠な物質であるビタミンB12・甲状せんホルモン・コーチゾン・インシュリンなどの吸収および代謝機能が障害を受け,その結果,薬を常用することが必須であり,それがいつまで続くかわからないという場合もあります。

      しかしながら,今日多くの人にとって「薬を常用する」ことは,健康上の必要からと言うよりは,有害な習慣となっています。そのような医薬品のほとんどは脳に作用し,好ましくない副作用を持っています。人体のそうした重要な器官をもてあそぶのは賢明なことですか。その必要もないのに,危険を冒すのは賢明ですか。

      真に良心的であるため,現代医薬の危険性と利点を熟慮した上で処方せんを書く医師と同様に平衡の取れた見方が必要です。そうした見方をいつも持っているならば,実際に必要な時以外は医薬品を使わないようにするでしょう。

      不必要な薬をやたらにのむ習慣に陥ることを避け,栄養のある食物また適度の休息と睡眠を取って,身体の健康を正しく守るほうがはるかに賢明です。これに劣らず重要なのは,神のみことば聖書の,健康を増進させる霊的な食物で,わたしたちの心をたえず養うことです。そうすれば霊的健康が得られ,神からの祝福にあずかれます。

  • ネコに追われるネズミの役を演じたエホバの証人
    目ざめよ! 1970 | 6月8日
    • ネコに追われるネズミの役を演じたエホバの証人

      ● 61平方キロの国土を持つサンマリノ共和国は,イタリア中部の北寄りに位置しています。この国はまた,「ゆいしょある自由の国」と呼ばれています。しかしこうした名称にもかかわらず,サンマリノの警察は,今日まで,15年余にわたり伝道のためにこの国にやってきたイタリアのエホバの証人の宣教活動を妨げようとけん命に努力してきました。しかし今ではこの国にもエホバの証人の伝道者の一群が活動しており,警察はそれら証人たちが伝道しているところを見つけても追い出すことができません。

      ひとりのイタリア人の伝道者は,「黒い自動車のエホバの証人」というあだ名をつけられました。彼がサンマリノの区域にはいると,警察は直ちに彼を監視するのです。ある日自分の車に4人の他の証人を乗せた彼は,警察のパトロールカーに追跡されていることに気づきました。彼は仲間の証人たちに向かって,彼らを市の中央で下車させるため,パトロールカーの追跡を振り切るよう全力を尽くしたいと言いました。市の中心部で仲間が伝道しているあいだ彼がおとりになって,いわばねこに追われるねずみの彼を演じるというのです。彼はその仕事をたいへん上手にやり遂げました。そして仲間を下車させるやいなや再びパトロールカーの追跡を受け,引き続き車を乗りまわし,国境に着くまで跡を追われました。国境を越したのち,その付近の地区で,以前伝道した家何軒かを再び訪問し,お昼ごろ別の地区からサンマリノに戻って仲間に会いました。その日の午前中,仲間の証人たちはなんの妨害も受けずに伝道でき,また多くの文書も配布できたので,みなたいへん喜びました。証人たちは神のみ名を宣明する特権にあずかれたことを心からエホバに感謝しました。

      ― エホバの証人の1970年度年鑑より

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