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  • 舌を詳しく調べてみましょう
    目ざめよ! 1973 | 4月8日
    • は塩辛い味を感じます。また,舌の後方の両側は酸味を感ずる味蕾が分布しています。苦さは,喉頭のそばの舌の後部の近くで感じます。舌の中央部には味蕾はありません。

      適当な味の施された食事をいただくとき,化学作用を営むそれら小さな味覚器は何という喜びをもたらしてくれるのでしょう。それに,創造者は,人間の楽しみと喜びのために,実に多種多様な味のある食物を備えてくださいました。それとは対照的に,ひどい鼻かぜを引くと,食べ物は何ら味のないもののように思えますが,このことを考えると,健康な舌のありがたさがよくわかります。舌は健康状態について幾つかのことを医師に教える場合もありますが,話をしたり,味を知覚したりするといった働きの領域では,それよりもはるかに重要な働きをするものです。

  • 竹のさまざまな用途
    目ざめよ! 1973 | 4月8日
    • 竹のさまざまな用途

      竹は人間や動物の食物になる以外にさまざまの役にたちます。その用途があまりにも多いので,もし竹がなかったなら,極東の人びとの生活は今とは全く違ったものになっていただろうと言われています。

      読者は,濁流のさか巻く中国大陸の大河,揚子江の急流を何百人もの中国人が何艘ものジャンクを引いている絵をご覧になったことがあるかもしれませんが,そのために用いられているのは竹のロープなのです。竹は1平方㌢あたり700キロ余の張力に耐えられます。つまり,竹は鋼鉄とほとんど同じほどの強さを持っているのです! 事実,竹はコンクリートのすぐれた補強材となります。

      東洋のある地方では人びとは,竹で作った小舟で漁に出かけ,竹ざおで魚を釣り,取れた魚を竹製のびくに入れます。また,日陰を作るためのかさも骨は竹でできています。

      家に帰ると,魚を料理して竹製の器に入れて出し,竹のはしでそれを食べます。また,食事には他の食べ物とともに竹の柔い芽,つまり竹の子が出されるかもしれません。飲み水は竹のひしゃくで汲み,しかも,その水はおそらく竹製の導管で家まで引かれています。食事が終わると,竹で作ったつまようじを使い,竹製のうちわを使って涼みます。住まいそのものも,床や壁や屋根を含めて竹で造られています。家具も竹でできており,腰掛けだけでなく,庭の花を活ける花びんも竹でできています。そしておそらく,家の中をはくほうきや庭の草かきも竹でできており,竹の垣根が家のまわりにめぐらされるといったぐあいです。

      チリの主婦はとうもろこしの殻を使い,ギリシアの女性はブドウの葉を用い,他の国の主婦はキャベツの葉を用いて,いろいろな食べ物をそれに詰めますが,同じように中国人の主婦は普通,ご飯やカシューナットや豚肉その他の料理した食べ物を竹の葉で包みます。また,成長した竹の葉を乾燥させたものは,魚油のにおいを消すのに使います。

      竹の用途は限りがないように思われます。ディーゼル・エンジン用の液体燃料は竹から抽出できますし,製薬会社は竹の成分を用いてホルモンや薬を製造しています。それに,患者から取った細菌を培養するのに用いる培養基は,元々東洋の竹やぶに起源を発していたようです。

      竹はまた,人間が与える声をもって話します。竹はフルートなどの東洋の木管楽器を作るのに広く用いられています。東京やマニラには,パイプが竹でできたオルガンがあります。マニラ市郊外のラス・ピナース・リザルの教会には,150年の歴史を持つ,竹のパイプの付いたオルガンがあります。

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