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  • 「奉仕を良く果すように気をつけなさい」
    ものみの塔 1957 | 6月15日
    • するため自分の弱さに注意しなさい。(コリント前 10:12)『なんじ義に過ぐるなかれ,また賢きに過ぐるなかれ。汝なんぞ身を亡すべけんや。』(伝道之書 7:16)それで,兄弟たちの弱さにたいして注意すると共に,あなた自身の強さにも気をつけ,そして『神を畏れる者は,両極端を避ける』という聖句を憶えなさい。―伝道之書 7:18,モハット訳。

      どのように要求にかない得るか

      13 会衆内の僕たちに対する厳しい要求に,かなうことは可能ですか。そしてどのように?

      13 会衆内にいる僕たちの多くの責任を考えると,次のような質問が生じます,すなわち一体そのような厳しい要求に誰がかない得るであろうか,そしてどのように? しかし,別の責任の中には,その答が述べられています。『強くなりなさい』は,その簡潔な定則です。(コリント前 16:13,新世)必要な能力を発展させるのに,何が妨害していますか。兄弟たちに援助と祝福を与えるため,この円熟した立場に達するよう絶えず努力しなさい。かくして,ヱホバをよろこばします。『賢い人は強い人よりも力がある。そして知識を持つ人は,強い人よりも力がある。』― シンゲン 24:5,改訂訳。

      14 ヱホバは地上の僕たちを助けるというどんな保証を与えられましたか。

      14 良いたよりを全世界にわたつて伝道する,という大きな責任に直面している御自分の僕たちに向つて,ヱホバは力を与え,かつ熱心を更新させる,と約束しています,『汝知らざるか,聞かざるか。ヱホバは永遠の神,地の果の創造者にして倦み給うことなく,また疲れ給うことなく,その聰きこと測りがたし。疲れたるものには力を与え,勢いなきものには強きをまし加え給う。年少きものもつかれてうみ,壮んなるものも衰えおとろう。然はあれど,ヱホバを俟望むものは,新なる力を得ん。また鷲のごとく翼をはりてのぼらん。走れどもつかれず,歩めども倦まざるべし。』(イザヤ 40:28-31)このように,ヱホバは地上にいる僕たちを助けて御自分の御意を成さしめ,そして事柄を成就せしめられます。

      15 神権制度の成功と進歩の源は何ですか。

      15 奉仕の能力が増加するにつれて,その成長の源が何であるかに気をつけなさい。『勢いによらず,力によらず,我が霊に由るなり』と万軍のヱホバは言われています。(ゼカリヤ 4:6)昨年,この強烈な力の援助がなかつたならば,そして,特に,私たち個人の欠点や弱点を考えるとき,そして奉仕を止めさせようとする努力というものを考えるとき,一つの制度として私たちは8700万時間以上をも奉仕活動することは決してできなかつたでしよう。一つの制度としても一個人としても,私たちの神ヱホバにむかい,あらゆる成功と進歩に対する誉を捧げます。『最後に言う。主にあつて,その偉大な力によつて,強くなりなさい。』― エペソ 6:10,新口。

      16 人は,ヱホバの力の中に,どのように強くなることができますか。

      16 ヱホバは,御霊の力と制度の導きの下に,成長の道を明らかに示しておられます。神の言葉を多く学び,かつ神の制度と共に奉仕に交わることにより,ヱホバの力の中に強く成長します。すると今度は,人は証言をして,更にもつと多くの伝道の機会をつくろう,という気持になります。すると,奉仕の質というものに多くの注意を向けるようになり,伝道の効果を向上させます。そのようにして,私たちは奉仕の分野を拡大します。また,他の人々を援助して,知識や奉仕や,敬虔さに進歩させるという重大な必要性をも阻みません。私たち自身,および良い模範に従う兄弟たちに進歩がなされることは,たしかです。なぜなら,兄弟たちはすぐに正しい模範に倣うからです。(テトス 2:7)これらの理由の故に,パウロは若い奉仕の僕にこう諭したのです,『すべてのことにあなたの進歩があらわれるため,これらのことを実行し,それを励みなさい。自分のことと教のこととに気をつけなさい。』― テモテ前 4:15,16,新口。

      17 円熟に進歩することと,奉仕にかたく立つことについて,神の言葉は私たちにどんな助言を与えていますか。

      17 神の強力な霊は,あなたを円熟にみちびいて,兄弟たちを建て起し,神に栄光とよろこびをもたらすことができるのです。そのことに驚いてはなりません。(エレミヤ 9:23,24。エペソ 6:10。コロサイ 1:10,11)故に,『御霊を消してはいけない。』(テサロニケ前 5:19,新口)かえつて,『神の賜物を……燃えたたせなさい。』神の賜物とは,今日心から進んで仕えるヱホバの活潑な証者すべての頂いている奉仕であります。勇敢な神権の戦士の最前列にあつて,前進の地位を取りなさい! まし加わわる確信と熟練さをもつて『御霊の剣』をふるうとき,ヱホバは『要塞をも破壊』しているあなたを豊かに祝福するでしよう。―テモテ後 1:6。コリント後 10:4,新口。

      18 神権的な戦を押し進めて行くとき,何が結果として生じますか。

      18 『すべて汝の手に堪うることは,力をつくしてこれをなせ。』と伝道之書 9章10節を書いた賢人はすすめています。しりごむことは,ヱホバをよろこばしません。引きさがつて行くなら,遂にはその憶病な者は亡びを受けるでしよう。(ヘブル 10:38,39)ヱホバは,神権的な戦において力の伴う大胆さを祝福します。それは,「ますます大に」なります。(サムエル後 5:10)ヱホバの無敗の活動力は増加についての予言をさらに成就せしめるでしよう。この増加は,継続して行つて終がないものです。『その小きものは千となり,その弱きものは強き国となるべし。われヱホバその時いたらば速かにこの事をなさん。』(イザヤ 60:22)いまや,ヱホバの新しい世の社会は,その数がますます増加しています。それですから,僕である私たちが霊的に弛むとか,遅鈍になるとか,緩漫になるために,新しい世の社会の剛健な力が失うことなどのないように気をつけましよう。もし私たちの立場を保つて,責任を果し,そして純正な男らしい態度で神権的な戦を行いつづけて行く時,ヱホバは決して私たちを見棄てないでしよう。ヱホバが私たちと共にいる,ということを敵に忘れさせてはなりません!『栄光の王は誰なるか。力を持ちたもう猛きヱホバなり。戦闘にたけきヱホバなり。』― 詩 24:8。

      19 将来を見こすとき,私たちの前途は何ですか。聖書は,ヱホバの民をどのように示していますか。

      19 ヱホバの制度を通してなされるヱホバの伝道の業が止まるようなことはなく,しかもその結果は驚嘆すべきものです。息もをも呑むようなすばらしい前途を見こす時,『その神を知る人々は,力ありて事をなさん』ということを決して疑いません。(ダニエル 11:32)『なんじらシオンに嗽叭<ラッパ>を吹け。我が聖き山にて音高くこれを吹鳴らせ。国の民みなふるいわななかん。そは,ヱホバの日きたらんとすればなり。すでに近づけり。……勢いさかんなる民むれいたらん……彼らは勇士のごとくに趨せあるき,軍人のごとくに石垣によじのぼる。彼ら各々おのが道を進み行きてその列を乱さず彼ら互に押し合わず,各々その道にしたがいて進み行く。』― ヨエル 2:1,2,7,8。

      20 前進して行くこれらの戦士たちの進歩において,愛はどのような役割を果たしますか。どんな相違をつくりますか。

      20 前進して行くこれらの戦士たちを,この神権的な勝利の軍隊に互にひき寄せたものは何ですか。そして,なにものも逆い得ないような力を与えさせたものは何ですか。それは,まつたく愛,神への愛であります。神は,その愛によつて人々を集めて居られるのです。私たちは,神に対する私たちの愛を表わします。そして,何ものによつても,そのことを妨げさせまい,と決意しております。(ロマ 8:35-39)このヱホバへの愛と隣人への愛は,一致をもたらす完全なきずなです。私たちは愛によつて,憎しみをつくり出すこの利己的な世の病弊に逆います。それは,新しい世の社会と古い世の社会とを区別させる大きな相違です。サタンの世は,この愛を神の制度内から決して亡すことができないでしよう。しかし,この愛は,ハルマゲドン後にも存続し,永遠にわたつてヱホバを崇めて奉仕するかたい基礎として存在するでしよう。

      21 私たちに対するヱホバの愛が決して中止しないことをたしかにするため,私たちは何をしなければなりませんか。

      21 ヱホバへの愛と私たちの兄弟の愛は,信仰をしつかりと保つとともに,それにふさわしい力ある行をしよう,という私たちの決意した努力をしつかり安定させるものです。この愛がある故に,私たちは御国の事柄を管理させるためにヱホバから与えられるどんな責任をも,よろこんで男らしく引き受けるのです。そのような無私の気持は,私たちの動機です。それですから,私たちの兄弟たち,特にヱホバは,故意に行わなかつた私たちのあやまちや,弱点,そして肉の不完全さを必らず許されるでしよう。ヱホバは使徒に霊感を与えて,次の保証の言葉を告げせしめました,『万物の終りが近づいている。だから,心をたしかにし,身をつつしんで努めて祈りなさい。何よりもまず,互の愛を熱く保ちなさい。愛は多くの罪をおおうものである。』(ペテロ前 4:7,8,新口)もし私たちが『目をさまし,信仰にしつかりと立ち,男らしく強くなる』なら,ヱホバが私たちを愛したり,祝福したりすることを止めるようなことは決してないでしよう。私たちのためにヱホバの為されることは,みな愛からなされるのです。それで,パウロは,考え深くも,簡潔なはげましに,次のような適切な結論をつけたのです。私たちは,奉仕の僕たちに,そのことを特別におすすめいたします,『いつさいのことを,愛をもつて行いなさい。』― コリント前 16:13,14,新世。

  • 聖書に対する禁圧
    ものみの塔 1957 | 6月15日
    • 聖書に対する禁圧

      1229年,トウロウス会議は異教を無くすために45ヵ条の規定を出しました。その中の一つの規定は『一般人が旧約と新約の書を持つのを禁ずる。詩篇および祝福の処女時間,すなわちブレビアリの中に記されている部分は例外である。一般人の言語で書かれた聖書を最も厳重に禁ずる。』幾世紀か後のヘンリー8世は,聖書が英国に密輸入されることを中止させようと非常な努力を払いました。一般人に対する知らせの中に次の文面が出ていました『女も,芸術家も,徒弟も,旅人も,兵士も,地主も,農夫も,労働者も,自分一人であろうと他の人に対してであろうと,英語の聖書を読んではならない。人目につかないところでも,又は公共のところであろうとも読んではならない。違反するものは,1ヵ月の投獄刑を受ける。』今日では,幾百万人という人々は自由に聖書を読むことができます。それでいながら大多数の人々は聖書のことが分らないのです。

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