ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目83 2/8 23ページ
  • 正しい動機でささげられる祈りは聞き届けられる

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 正しい動機でささげられる祈りは聞き届けられる
  • 目ざめよ! 1983
目ざめよ! 1983
目83 2/8 23ページ

正しい動機でささげられる祈りは聞き届けられる

イエスは次のように語られました。「あなた方が祈りまた求めることすべては,それをすでに受けたのだという信仰を持ちなさい。そうすれば,あなた方はそれを持つことになります」― マルコ 11:24。

これは,お金や地位,入学試験に合格することなど,どんなことでも祈ればかなえられるという意味ですか。そうではありません。聖書はこう答えています。「何であれわたしたちが[神の]ご意志にしたがって求めることであれば,神は聞いてくださる」― ヨハネ第一 5:14。

「そのご意志にしたがって」ささげられる祈りであれば神は確かに聞き届けてくださるということを示す,全く異なる経験が二つあります。最初は,17歳の高校生の経験です。

「私は母が求めた『若い時代』という本から[聖書の]研究を始めました。だんだん研究が興味深くなりました。それで,日曜日の集会だけでなく,夜の集会にも出席したくなりました。そのような変化が起きたので,母の反対が始まりました。私は,学校の休みのたびに一晩ずつ集会の出席を増やしていき,神権宣教学校(聖書研究のための週ごとの集会)に入りました。そして昨年の春休みには野外奉仕にも参加し始めました。私が大学に進学することを望んでいた両親は,勉強がおろそかになると考え,反対を強めました。でも,興味深いことに,集会の出席を増やすたびに成績は上がっていきました。それは良い証言となり,両親の反対は和らぎました。

「私は徳島地域大会に出席してバプテスマを受ける決意をしましたが,家庭の事情で自分の自由になるお金が少しもありませんでした。チケット(大会中の食事・喫茶に用いる)はお小遣いをためて購入できましたが,宿泊のための費用がありません。毎日そのことをエホバに祈って,備えてくださるようお願いしていました。

「すると,ある日,親戚の5年生になる子供が吹奏楽部に入ってクラリネットを必要としていました。新しい物は高価なので,私が小学生のときに使っていたものを譲ってほしいと尋ねて来ました。

「クラリネットは渡したのですが,母はお金は受け取れないと断わっていました。でも,親戚の人は再びやって来て,どうしてもお金を受け取ってほしいと言いました。母は私にお金を受け取るかどうか自分で決めるようにと言いました。私は,そのお金があれば大会に行けると思って半分の1万円を受け取り,大会の旅費と宿泊費にあてることができました。

「それで,このように大会に出席してバプテスマを受けることができました。これらのことすべてをエホバに感謝したいと思います」。

ご自分の崇拝者が大会に出席することはエホバ神のご意志なので,その祈りは聞き届けられました。悪い習慣を変えることについてはどうでしょうか。大阪のある女性は次のように語っています。

「私は以前住んでいた家の隣の奥さんから真理を聞きました。その方も私と同じ自律神経失調症で苦しまれたことがあり,私の病気にも大変理解を示してくださいました。

「3か月研究した時には,20年も吸っていたたばこをやめることを真剣に考えていました。エホバは,ご自分の崇拝者が聖なる犠牲として清い体全体で崇拝することを求めておられるからです。(ローマ 12:1,2)私はエホバ神が示してくださっている愛を考え,エホバにひんぱんに祈りました。そして家にあったたばこを全部捨て,喫煙の悪習をきっぱりとやめることができました。しかし,私にはもう一つの問題がありました。精神安定剤を常用していたのです。それもやめなければならないと思いました。そこで1日飲むのをやめました。胸苦しさと吐き気とふらつきとで歩くこともできませんでした。血圧が上がり,心臓がどきどきしてきたので,あわてて医師のもとにかけつけなければなりませんでした。『危険だから薬を飲み続けるように』と医師から言われたときには,とても悩みました。清い体で崇拝をささげるためには,惑でき性の薬剤をやめなければなりません。

「それでエホバに祈りました。祈りながら,なぜ私は精神を安定させなければならないか,と考えました。それは自分の性格に問題があるからではないでしょうか。どんなことにも動じない信仰を培えば精神安定剤に頼る必要はないのではないでしょうか。私は,精神安定剤に頼って今ある命に執着するよりも,エホバに受け入れていただき,新しい地での永遠の命の報いを一心に見つめる方が価値のあることに気付きました。それで医師の勧めに反して薬をやめました。その結果,ふらふらになり,吐き気がし,頭は割れそうになり,耳鳴りもし,手足は冷たくなり,体中にしびれが走りました。でも,私には恐れはありませんでした。船酔いしていると考えればよいと思いました。体がだんだん慣れていくのが分かりました。エホバは助けを与えてくださいました。本当に支えてくださいました。私は気持ちが楽になり,苦しくてもエホバへの忠実さを示しているという満足感がありました。

「2か月ほどで吐き気やめまいがなくなりました。医師のところへ再び行って,『もう薬はやめました』と伝えると,医師は,『それはよかった。体に悪いから,本当はやめた方がいいんです』と言いました。その言葉を聞いて,私は,わたしたちの命に真の益と励ましをもたらすのは人間ではなくエホバであることを確信しました。

「真理は本当に私を悪い習慣から解放し,真の自由を与えてくれました」。

これらの経験は,「神のご意志」に調和した祈りは聞き届けられることを示すものです。エホバの証人は,あなたの祈りも聞き届けられるよう,「神のご意志」が何であるかを学ばれるのを喜んでご援助いたします。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする