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決して,『忙しすぎて祈れない』ようであってはなりませんものみの塔 1972 | 9月1日
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エホバの力強い組織に堅くつき従うのは肝要です。エホバの証人は全世界にある2万7,254の会衆を通して,愛と一致のうちに結び合わされています。わたしたちはこの組織と組織の中の人たちのために,また仲間の兄弟たちが信仰のうちに堅く立つようにと祈るべきです。(ペテロ前 5:9)もし神の民との交わりを捨てて自分だけでやって行こうとするなら,わたしたちはやすやすと悪魔にねらわれるでしょう。
30 安全を求めてどこにとどまるべきですか。
30 あなたの祈りはまた,自分に真理をもたらし,「ものみの塔」誌などを通して定期的に自分を養ってくれる組織に対する感謝の度合いを示すものです。今日,他の牧場にさまよい出て,後で好きなときに戻ってこれると考えるのはなんと愚かなことでしょう。長年真理のうちにあって活発に,また忙しく活動してきたかなりの年配のある兄弟は,どのようにしてそれほどの期間忠実に真実の立場を保てたのかという質問に対して,羊の群れの真ん中にいれば迷うことはありません,と答えました。わたしたちも,エホバの民の真ん中に常におり,日々祈れますように。決して,忙しすぎてこうした祈りができないようであってはなりません。
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日々,時間を作って祈りなさいものみの塔 1972 | 9月1日
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日々,時間を作って祈りなさい
1 食前に何をするのは良い習慣ですか。
家族が毎日食事のために集まるとき,まず静かにして,食事の備えに感謝を言い表わすのは良い習慣です。あなたはいただく食事のために時間をさいて神に感謝をささげますか。もっとも,それは自分でお金を出して買ったものかもしれませんし,自分の手で耕して作ったもの,または手ずから用意したものかもしれません。それにしても,食物というすばらしい備えを最初に設けてくださったのは,創世記に説明されているとおり,わたしたちの偉大な創造者ではありませんでしたか。「視よ我全地の面にあるたねのある諸の草とたねある木果の結る諸の樹とを汝等に与ふこれは汝らの糧となるべし」― 創世 1:29。
2 (イ)忙しすぎて食物の与え主に感謝できないようであってよいでしょうか。(ロ)ダビデとキリスト・イエスはどんな確信を表わしましたか。
2 驚くべきことに,エホバは,穀物,野菜,くだ物,肉類など,非常に多くの種類のおいしいものを食物として用意してくださいました。食物と日々必要な滋養物,これほど大切なものを与えてくださるかたを忘れてしまうほど忙しいと,いったいだれが言いうるでしょうか。この面で当然神に帰せられるべき感謝とお礼のことばを述べるのには多くを語るには及びません。この点でも,「我らの日用の糧を今日もあたへ給へ」と祈るように教えてくださったキリスト・イエスにならうことができます。(マタイ 6:11)幾千人もの人々を奇跡的に養われたとき,イエスは祝福のことばを述べました。(マタイ 14:14-21)わたしたちは,エホバはご自分の民を飢えたままほおって置くようなことはなさらない,という信仰を持つことができます。次のようにしるしたダビデはこの信仰を持っていました。「われむかし年わかくして今おいたれど義者のすてられ或はその裔の糧こひ
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