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    王国宣教 1980 | 8月
    • 支部の手紙

      王国伝道者のみなさん:

      いよいよ本格的な夏の季節を迎えました。みなさんがこの手紙をお読みになるころには,「神の愛」地域大会が始まっていることでしょう。愛という神の優れた特質を一層深く理解し,そのような愛を示すことによってキリストの真の弟子であることを証明するのに,この大会はどんなにか大きな励みとなることでしょう。―ヨハネ第一 4:8。ヨハネ 13:34,35。

      海老名支部の建設工事はエホバの霊の強力な導きの下に着々と進められています。ブルックリン本部から送られてきたものを含め,多数の製本用の機械が新装成った工場に相次いで据え付けられ,書籍の生産が本格的に始まっています。わたしたちは近日中に,日本で初めて生産された書籍を手にすることができるのです。このすべては,海老名支部建設に対するみなさんの熱烈な支持をエホバが豊かに祝福されていることを如実に物語るものです。さて,沼津ベテルでは,過去数か月間にわたって各部門ごとの海老名への移動が漸次進められてきており,この8月末までには一部を除いてほとんどの部門が移動を済ませていることでしょう。

      最近統治体は,今まで沖縄支部の監督下にあった沖縄の業を,新奉仕年度の始まる1980年9月以後,日本支部が監督するよう取決めました。このような取決めによって,相互に励みが得られることは確実であり,わたくしたちは,このことをエホバに感謝し,互いに喜び合うことができます。

      さて,5月も実りの多い月でした。5万4,362名の伝道者,それに正規開拓者と補助開拓者も最高数で,伝道者全体の32%もの方々が開拓奉仕にあずかりました。何とすばらしい開拓者精神なのでしょう! そのほか時間,家庭聖書研究でも最高数が得られました。

      8月には,在学中の多くの若い伝道者も夏休みを利用して補助開拓奉仕を楽しまれることでしょう。大会などで旅行の機会も多いと思いますが,8月中も,月の前半に奉仕に参加するよう計画し,奉仕の報告を忘れずに提出しましょう。温かい愛をお送りします。

      日本支部の兄弟たち

  • 奉仕に対して平衡のとれた見方を保つ
    王国宣教 1980 | 8月
    • 奉仕に対して平衡のとれた見方を保つ

      1 霊的な平衡はクリスチャンにとって望ましい特質です。平衡がとれているということは,わたしたちがある事柄の相対的な重さ,力,重要さあるいは価値を比較考量できるということを意味します。平衡を保つことによって,エホバへの奉仕に不利な影響を及ぼす落とし穴,両極端,間違いを避けることができます。平衡は聖書の原則によって教えられる知恵を得る結果としてもたらされます。(箴 2:10-15; 3:5,6)そのような原則を学んで当てはめることは,「知覚力を訓練し,正しいことも悪いことも見分けられるようにな(る)」ための助けとなります。(ヘブライ 5:14)クリスチャンとして立派な霊的平衡を得た人は,自分の行なうすべての事において節度,慎み,辛抱強さ,自制,分別,忠実さ,忍耐,信頼性を示そうと努めます。そのような人は大抵より多くの事を成し遂げ,奉仕において一層大きな喜びを見いだし,困難にもかかわらず耐え忍ぶでしょう。わたしたちすべてはこの優れた特質を培いたいものです。

      平衡を保つよう努める

      2 わたしたちは時折り,野外奉仕にしるし程度しか参加できないほど世俗の仕事に巻き込まれている人を見かけます。世俗の仕事の目的は何でしょうか。(テモテ第一 5:8)どんな事柄は平衡を失ったことの証拠となりますか。(ルカ 12:18-21)正しい見方とは何でしょうか。(マタイ 6:31-33)世俗の仕事と霊的な責任との間にどのようにして平衡を保てるでしょうか。―テモテ第一 6:6-8。ヘブライ 13:5,15。

      3 今日の社会は娯楽や個人的な楽しみに強調を置いています。もし用心しないならわたしたちもこうした傾向に影響され,そのような事柄に過度に巻き込まれてしまうでしょう。では楽しむことは間違いですか。(伝道 3:12,13)どこまで行ったら度を超していると言えますか。(テモテ第二 3:4)どんな種類の娯楽をどの程度求めるのが適切であるかを決めるのにどの原則は助けになりますか。―フィリピ 4:8。テモテ第一 4:8。エフェソス 5:15,16。ルカ 8:14。

      4 家族の霊的および身体的な必要を顧みる際に多くの問題に直面することでしょう。父親は良いたよりを宣べ伝える点で非常に活発かもしれませんが,王国会館での子供たちの行儀は良くないかもしれません。あるいは自分の家の体裁には細かい点に気を配る妻も,家族の霊的必要には最小限度の注意しか払わないかもしれません。二つのどんな基本的な責任が関係していますか。(エフェソス 6:4。ローマ 10:10)家族の霊的関心事を顧みることはなぜより重要な事として高く評価されるべきですか。(テモテ第一 3:4,5。箴 10:1)親が良い平衡を保っている時,どんな優れた結果が得られますか。―箴 24:3,4。

      5 時折りある人は,野外奉仕に定期的に,しかも心を込めてあずかるのに必要な進取の気性を保つことが難しいと考えます。そのような人は実際に参加するときに,ある程度自分を無理強いしていると思うかもしれません。その後,自分にはかなり欠けていると思える事柄のゆえに,失意落胆しやすくなるかもしれません。割り当てられた業を行なうための進取の気性に欠けるということはクリスチャンにとって珍しいことですか。(ガラテア 5:17。ローマ 7:19,20)自分を無理強いしなければならないことは,しくじったことのしるしですか。(コリント第一 9:16,26,27)エホバへのわたしたちの奉仕は,動機が正しければ受け入れられるのです。(コロサイ 3:23,24)ご意志と調和して行動するための進取の気性をいっそう培うための助けとしてエホバにその霊を願い求めるのはふさわしいことです。―ヨハネ第一 5:14。

      6 良い平衡を保つためのかぎは,期待することが多すぎたり少なすぎたりすることなく,自分を正直に見ることにあります。他の人々が行なっていることと比較して判断するのではなく,わたしたちの奉仕が自分の能力や境遇や機会に相応したものであるなら,平衡が保たれていると言えます。自分に平衡が欠けていることに気づくなら,エホバを喜ばせたいという願いに心を動かされて改善できるはずです。エホバを喜ばせているという内面的な確信の結果として満足感と思いの平安が与えられるでしょう。

  • 夏の時期を楽しみ,十分に活用する
    王国宣教 1980 | 8月
    • 夏の時期を楽しみ,十分に活用する

      1 わたしたちをさわやかにする様々な活動とその楽しみや喜びを伴った夏がやって来ました。休暇を取って気分転換を図る方々もあることでしょう。しかし,この夏最大の楽しみと言えば何と言っても地域大会です。

      2 わたしたちの時間をふさぎ得る事柄はたくさんありますから,霊的な活動の良い習慣を保つことが必要です。霊的な物事が二の次にならないようにいたしましょう。夏の時期の様々な機会を十分に活用なさってください。そうすれば喜びは一層大きなものとなるでしょう。―フィリピ 3:16。マタイ 5:3。

      3 使徒ペテロは多忙な人で,ぎっしりと詰まった生活を送りました。生活上の圧迫を身に感じ,反対者たちの引き起こす数々の問題を経験しはしましたが,彼は,『さわやかにする時期がエホバのみもとから到来する』ことを知っていました。(使徒 3:19)聖書の他の筆記者たちも,神の言葉を『飲み』,兄弟たちと交わる時,さわやかさがもたらされることを示しましたが,ペテロの考えはそれと一致しています。(ローマ 15:32。詩 23:2,3)また,「幸福」なのは神のご意志を「行なう者」です。(ヤコブ 1:25。ヨハネ 13:17)これらの聖句は,さわやかさを最大限に楽しみたいと思うなら,エホバを第一にし,絶えず霊的に養われ,兄弟たちと交わり,エホバへの奉仕に活発であることが重要であることを強調しています。

      4 この点を銘記して,毎月の第一日曜日に兄弟たちと野外奉仕に参加するのを習慣としてください。8月にもそれ以後にも,この健全な型を保つように努力なさってください。ある家族は事情を調整して毎週少なくとも1日,皆で幾らかの時間を奉仕に費やすように取り決めています。みなさんのご家族もこのようにしておられるなら,その良い習慣を保たれるようお勧めいたします。あなたご自身が,またはあなたの励ましによりご家族の他の方が,この夏補助開拓奉仕に時間を費やすことができますか。家族が一緒にそうできればどんなによいことでしょう。そのような機会を通して大勢の若い方々が全時間奉仕を味わい,霊的に大きな益を受けてきました。野外の奉仕に十分に参加するよう,互いに助け合い,励まし合ってください。

      5 8月中,わたしたちは「今ある命がすべてですか」の本を,他の厚手の書籍2冊と「見よ!」の小冊子を添えて用います。家から家で,旅行する際に,友人に,親族に,またお会いになる他の人々にそれらを提供してください。本の中から,自分で最も楽しんだ章も含め,時宜にかなった興味をそそる点を示してください。そこが自分にとってなぜそれほど重要なところなのか人々に説明してごらんください。あなたの言葉によって,相手の人もその本を読んでみる気になるかもしれません。

      6 夏には読書の点で追い上げる機会が得られるかもしれません。この季節には注意をそらせる事柄がいくらでもありますから,わたしたちの個人研究や家族研究が他の活動で閉め出されてしまわないように注意が必要です。戸外で何かをすることを楽しむ人々の中には,研究もそこですることを楽しんだ人たちがいます。家を離れている場合に,共に行動している人たちを自分の個人または家族研究に誘ったことがおありですか。そのようにすれば,楽しくもあり,有益でもあります。

      7 そうです,この夏を忙しい,しかも幸福な時とすべきです。何をするにしても良い平衡を保ち,より重要な霊的活動が他の活動によって閉め出されてしまわないようになさってください。夏の時期を楽しみ,十分に活用することを目標となさってください。

  • 弟子を作るのに助けとなる集会
    王国宣教 1980 | 8月
    • 弟子を作るのに助けとなる集会

      8月3日に始まる週

      (8月に大会に出席する会衆では,この週のプログラムを7月最後の週に行なうよう調整できるでしょう。)

      12分: 51番の歌と発表。「支部の手紙」と「神権的ニュース」。

      15分: 8月の奉仕に備える。8月は「今ある命」の本と2冊の厚手の書籍に「見よ!」の小冊子1冊と雑誌2冊を添えて500円の寄付で提供する。8月は終戦記念日,盆などの行事が世で行なわれるので,人々が命についてよく考える時期である。「今ある命」の本はそうした人々を援助するのに打ってつけの備え。「会話するための話題」を短く考慮し,よく練習された実演を示す。実演のあと,ほかに「今ある命」の本のどの部分を用いられるか提案を挙げてもらう。最後に「見よ!」の小冊子を用いて研究を始めるように努めることを励まし,一つの短い実演を示す。

      12分: 「夏の時期を楽しみ,十分に活用する」。質問と答えで記事を考慮する。個人や家族として夏の様々な機会を用いる計画をどのように立てられるか,皆の提案を求める。

      昨年,7人の子供と両親から成るある9人家族が,めったに証言を受けることのない小さな孤立した町で休暇を過ごした。彼らはそこで良いたよりを少しでも広めたいと思った。そこで,毎日のある部分を証しの業にあて,あとの時間で泳いだり,周辺の美しい景色を楽しんだりした。彼らは自分たちの得た喜び,このめったに奉仕されない区域で「良いたよりを携える者であるという特権」について語り,「今までで一番喜びの多い休暇でした!」と述べた。

      15分: 「二人は一人に勝る」。長老が1980年6月15日号「ものみの塔」の記事を聴衆と共に討議する。会衆内のふさわしい経験を含める。

      6分: この集会で学んだ事柄を適用するように励ます。66番の歌と祈り。

      8月10日に始まる週

      10分: 29番の歌と「発表」の中のふさわしい点を半分扱う。残りは別の週に扱う。会計報告。「質問箱」。

      22分: 「奉仕に対して平衡のとれた見方を保つ」。参照聖句の原則を強調しながら,聴衆と共に記事を討議する。

      18分: 「良いたよりを伝える ― 雑誌を用いて」。質問と答え。あらゆる機会に良いたよりを宣明するわたしたちの聖書的な責任を強調する。「ものみの塔」,「目ざめよ!」を機会あるごとに用いることの価値を指摘する。(時間があれば,会衆の区域内で見られるいろいろな状況で雑誌を配布する最も効果的な方法を示す簡潔で実際的な実演を幾つか示す。)

      10分: この集会から楽しんだ点,学んだ点,他の人々を励ますのに活用できると思った点を聴衆に注解してもらう。103番の歌と祈り。

      8月17日に始まる週

      9分: 62番の歌と会衆の発表。「望まれていない通信物」。不審な通信物があれば,支部と連絡するよう兄弟たちに勧める。

      15分: 「神の言葉から得られる確かな助け」。長老は1980年5月15日号「ものみの塔」の記事から話す。

      18分: 「自分の賜物を十分に用いる」。

      (10分)奉仕監督による質問と答えの討議。

      (8分)4節に述べられているような,奉仕の特定の分野に巧みな伝道者たちをインタビューする。ほめる。

      10分: 「エフタの約束」。一人の父親または有能な兄弟が,「聖書物語」の本の53話をもとに子供たちの意見を引き出す。子供たちは随意に自分自身の注解を述べるよう励まされるべき。それが娘であったけれども,家族の一人が幕屋で生涯エホバに仕えるべきであるという誓いにエフタが背かなかった点を強調する。エフタの娘も喜んで協力した。そのために彼女は大きな犠牲を惜しまず払った。他の人々も,エホバのしもべとして彼女が示した優れた模範に喜んだ。

      8分: この集会から学んだ事柄を短く復習する。58番の歌と祈り。

      8月24日に始まる週

      10分: 24番の歌と会衆の発表。および「発表」の中で残っている点を取り上げる。

      15分: 9月の野外での提供。9月の「会話するための話題」を用いて「聖書物語」の本を配布するよく練習された実演を示す。今までにこの本を,親,子供,お年寄り,その他の人々に配布した積極的な経験を何人かの人に述べてもらう。本のどんな点が相手の人に訴えたかを示す。9月から文書の価格が変わることを思い起こすように勧める。

      25分: 新奉仕年度に目を向ける。

      (5分)話。終わろうとしている奉仕年度を振り返って,「この1年間に自分はどれほど霊的に成長しただろうか。何を成し遂げることができただろうか」と自問するのはふさわしい。自分の霊的な進歩を測る目やすとなるような目標を定めたことであろう。結果はどうだっただろうか。

      (15分)奉仕年度中に何らかの目立った進歩を示した伝道者たちをインタビューする。提案: 開拓奉仕を始めた人,補助開拓奉仕に参加した人,家庭聖書研究を持つようになった人,バプテスマまで進んだ人,神権学校に入った人,家から家の奉仕を始めた人,集会で注解し始めた人,集会の予習を改善した人,家族研究を定期的に司会した人,牧羊の業を改善した人(長老の部分に関して),など。グループから次の点について注解してもらう。この1年間に自分に関して計画したことをすべて成し遂げたか。どんな障害があったか。個人的な目標を持つことに関して,他の人々にどんな勧めをすることができるか。(提案を実際的なもの,現実的なものとする。)

      (5分)個人的な目標を持つことの価値を指摘して要点をまとめる。それは霊的な進歩向上の一助となる。しかし,落胆の原因になったり,エホバはわたしたちの進歩に満足されることなどない,と感じさせたりするようなものであってはならない。ほかにも勧められる目標: 神権学校の聖書朗読予定について行くこと。証言する際,聖書をもっと効果的に用いられるようになること。野外奉仕に定期的に参加すること。すべての集会に出席し,注解すること。集会の前後にもっと交わることなど。(会衆の注意が必要な点と関連した他の目標を提案してもよい。)

      10分: 集会で学んだ要点を復習する。どんな点を学び,適用したいと思っているか注解を求める。9月の第一日曜日の奉仕に共に参加するよう招く。49番の歌と祈り。

  • 質問箱
    王国宣教 1980 | 8月
    • 質問箱

      ● 会衆の集会で良い朗読が行なわれるようにするため,何を思いに留めるべきでしょうか。また,そうした集会で協会の出版物から朗読をするのにどんな人が用いられるべきですか。

      会衆の集会で「ものみの塔」,「今ある命がすべてですか」,「わたしたちの王国奉仕」などの協会の出版物を公に読む割当てを受けた人たちは,良い読み手に必要とされる資質を表わすべきです。それらの資質には,ふさわしい強調,十分な声量,適切な休止,正確な発音などが含まれます。(「神権宣教学校案内書」,30,31ページ参照)聴衆のために効果的な読み方をすることが必要です。さもないと,聴いている人たちは読まれていることの意味を十分には握できず,その知らせに基づいて行動することができないでしょう。こうした理由で,会衆の集会において朗読をする割当てを受けた人たちは,テモテ第一 4章13節の,「公の朗読と説き勧めることと教えることにもっぱら励みなさい」というパウロの勧めを心に納めるべきです。

      長老や奉仕のしもべ,および資格にかなう,バプテスマを受けた他の兄弟がいれば,そうした人々が用いられるべきです。出席者に霊的に益を与えるような仕方で読むことのできる,バプテスマを受けた兄弟が会衆にいなければ,司会している人が自ら節を読んでもよく,上手に読める姉妹を用いてもかまいません。また,1977年11月号「わたしたちの王国奉仕」の「質問箱」もご覧ください。

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