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良いたよりを伝える ― 家族に王国宣教 1979 | 12月
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良いたよりを伝える ― 家族に
1 聖書の原則を適用し,神の王国を中心に生活を築いている家族は,解消されないにしても問題が少なくなり,幸福が得られることを知りました。12月中,「あなたの家族生活を幸福なものにする」という本を用いて,区域に住む多くの家族に知らせる音信として,これはすばらしいものではありませんか。
2 この事をどのように行ないますか。幸福な家族生活の諸原則を説いている聖書に彼らの注意を向けることによってです。人々は家族生活についていつも考えています。それについて進んで話してみてください。新しい本がいかに役立つものかを示してください。しかし同時に,神の王国がすべての悪を地から一掃してしまうまでは,家族生活の諸問題が完全に解決されることはないという点も指摘してください。それこそ人々が主の祈りをする時求めているものですが,大多数の人々はそれに気付いていません。(マタイ 6:9,10)「家族生活」の本の最後の章は,この真理を認識するよう人々を助けるものです。
3 もちろん,家族生活の問題について人々と話し合う時に,巧みでありたいと思われるでしょう。家の人の家族に問題があるとあなたが考えているような印象を与えないようにしてください。社会一般に生じている問題について語るほうがまさっています。
4 次のように話を始めてもよいでしょう。「今,世の中に少なからぬ影響を及ぼしている問題について少しの参考になることをお伝えしたいと思い,訪問しています。それは,家族生活に関する事です。だれでも自分の家族が幸福であることを願っていますが,ご存じのように,実際に幸福でない家族は少なくありません。家庭の不和や離婚,子供の非行などの問題も次第に増えているようです。人々が家族生活にもっと幸せを見いだすのに何が助けになると思われますか。[考えを述べてもらう。] そのことについて,ここに勧められていることをどうぞご覧ください。[コロサイ 3章18-21節を相手に示して読む。] とても有益な助言だと思われませんか。これは人間の創造者の言葉です。この聖書の原則をあてはめるなら,家庭に問題が生じるのをずっと少なくすることができるばかりか,今の生活をもっと幸福で有意義なものにすることができます。また,正しいことを愛する家族が永遠に平和を楽しむようになる時代についても聖書の中に約束されています。このことを説明するために今年このような本が発行されました。[「家族生活」の本を見せ,ふさわしい部分を手短に説明する。] よろしければ,今読んだこの聖書と雑誌2冊を添えて800円のご寄付でお求めになれます」。
5 コロサイ 3章18-21節の中には,夫,妻,親,子供など家族の成員のだれにも当てはまる言葉が含まれています。聖句を読んだあとで,家の人の立場に当てはまる部分を短く注解してもよいかもしれません。さらに,「家族生活」の本からもその人に特に関係のある章を見せることもできます。結婚を身近な問題として考える年代の独身の若い人たちには,2章の内容が特に助けになることでしょう。既婚者には3-6章の中から関心を捕える数多くの点を見つけ出すことができます。さらに7-11章は子供を持つ親にとって助けとなる数々の教訓がぎっしりと詰まっています。親に対する敬意や責任を論じている12章は若い人々に有益なものであり,年配の人々にも13章の中に訴えるものが数多く含まれています。この本のすぐれた特徴をご覧になって,みなさんは家から家の証言ばかりでなく,ご自分の親族や近所の人々,友人に勧めたり,他のあらゆる非公式の機会にぜひ用いたいと思われることでしょう。
6 12月中,できるだけ多くの家族と話し合うことを目標にするなら,それは大変良いことではありませんか。再訪問の下地を整える際に,この事を念頭に置いてください。最初の訪問で話し合いが終わろうとする時,次のように言ってもよいでしょう。「わたしたちは多くの家族と聖書について話し合いたいと思っていますので,ご家族のほかの方々もいらっしゃる時にまたお邪魔して,話し合いの続きをしたいと思います。[どんな時間に訪問したらよいか尋ねる。] それまでの間に,本に目を通しておきたいと思われるかもしれません。そうすれば,次にお訪ねする時,あなたやご家族のみなさんが一番興味をお感じになったところを話し合うことができます」。
7 この本がみなさんの区域に住む多くの家族に大変助けになる本であることにきっと同意なさるでしょう。すでに,この本の中の優れた助言に対する感謝の手紙を多数いただきました。一人の方は,「妻と私が本を読み進むにつれて,わが家の生活はだんだん向上しています」と喜びを表現しています。みなさんも本をお読みになって,恐らく同じ気持ちをお感じになったことでしょう。
8 ですから,弟子を作ることに努めるに当たり,家族全体を援助するという点から物事を考えてください。王国の音信の価値を悟るよう彼らを援助してください。そうすれば,彼らも将来の祝福に共にあずかることができるでしょう。―啓示 21:4。
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会話するための話題王国宣教 1979 | 12月
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会話するための話題
聖書の教えは幸福な家族生活の鍵。
1. 教訓を生活に当てはめることにより幸福を味わえる。―コロサイ 3:18-21。
2. その幸福は永遠に及ぶ。―啓示 21:3,4。
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発表王国宣教 1979 | 12月
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発表
◆ 野外での提供 12月: 「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」と「あなたの家族生活を幸福なものにする」の本各1冊に2冊の雑誌を添えて800円の寄付で提供する。1月: 「目ざめよ!」の1年の予約に,新予約者には厚手の書籍1冊を添え1,300円の寄付で提供する。2月: 「あなたの家族生活を幸福なものにする」の本と厚手の書籍2冊(「神の千年王国」,「秘義」,「救い」のどれか)を組み合わせて,600円の寄付で提供する。
◆ 1980年の年の聖句は次の通りです。「それで今,エホバよ,……あなたの奴隷たちがあらんかぎりの大胆さをもってみことばを語りつづけることができるようにしてください」― 使徒 4:29。
◆ 12月に会衆の主宰監督は,9月,10月,11月分の会計検査を自分か他の有能な兄弟が行なうよう取り決めます。
◆ 1980年の「年鑑」および1979年の製本した「ものみの塔」と「目ざめよ!」をどうぞ注文なさってください。将来入荷すると同時に発送したいと思います。
◆ 次の文書が少数在庫していますので,注文することができます。
1979年「年鑑」(韓国語)
1976年製本した「ものみの塔」(日本語)
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質問箱王国宣教 1979 | 12月
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質問箱
● 野外奉仕を報告することにはどんな益がありますか。
「良い知らせ」は,冷たい水が疲れた魂に与えるのと同じ,元気を回復し,さわやかにする効果を持っていると言われています。(箴 25:25,新)例えば,11月号の「わたしたちの王国奉仕」で,8月に5万473人の新最高数が得られたことや,1979奉仕年度に見られた優れた進歩について読むことは本当に励みになりました。心を躍らせるそのような報告は,確かに大きな喜びとさわやかさを与えてくれます!
また,わたしたちの正確で完全な報告によって,協会は業の適切な計画を立てることができ,とりわけ,王国の証しをし弟子を作る業に必要とされる文書の量を予め推定することができます。さらに,そのような報告は,必要のより大きな土地を見分けるのに用いられ,その結果王国の良いたよりをさらに広めるための援助をそうした地域に差し向けることができます。―マルコ 13:10。
しかし,励みを与え,助けになるそのような報告を可能にするものは何ですか。それは基本的には,毎月定期的に報告を提出する,王国伝道者たちの良心的な努力であり,それによって,支部事務所はすべての人の励ましとなる総合的な報告を集計し掲載できるのです。ですから,それ自体は小さな事かもしれませんが,わたしたちは定期的に報告することを,世界中の兄弟たちの励ましのために自分個人として行なえることの一つとみなすことができます。それは関心と努力を払うに値する事ではありませんか。それで,あなたご自身定期的に報告なさると共に,他の人たちもそうするように助けてください。書籍研究の司会者と奉仕監督は,この事を行なう面で特に率先することができます。思い起こさせるためのそのような助けは,愛の霊をもって与えられるべきであり,また受けとめられるべきです。良い知らせを送ることを目ざして,わたしたちは互いに気遣いを示していきたいものです。―コリント第一 10:24。
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