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終わりに至るまで勤勉に!王国宣教 1973 | 2月
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良いたよりを伝える ― 辛抱強さとねばり強さとをもって王国宣教 1973 | 2月
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良いたよりを伝える ― 辛抱強さとねばり強さとをもって
1 戸別訪問か再訪問のわざに何時間か携わったのに,ほんの何人かの人にしか会えなかったり,あるいはわずか2,3人の人にしか話ができなかったりしたため,がっかりしたことがありますか。午前中ずっと奉仕したのに,わずか2,3冊の雑誌かパンフレットしか配布できないと,あまり多くを成し遂げることができなかったように感じますか。実際,わたしたちは落胆すべきではありません。なぜですか。わたしたちが忠実を保ち,エホバの意志を行なう点でねばり強く努力しているなら,エホバはわたしたちの奉仕を喜んでおられるからです。そのうえ,わたしたちはどれほどの文書を配布できるかを完全に左右したり,わたしたちが訪問するさいに,必ず人びとを家におらせたりすることができるわけではありません。しかし,王国のわざにどれほどの時間や努力を費やせるかはかなりの程度まで左右することができます。
2 エホバはご自分のわざを導いておられます。そして,あらゆる場所の人たちに良いたよりを聞く機会を与えるのは,エホバの意志です。実際,わたしたちの区域内の人びとにこの良いたよりを伝えるための残された時間は短くなっています。わたしたちが音信を宣べ伝えるさい,人びとはわたしたちを見守りはしますが,わたしたちに話そうとはしないかもしれません。中には,ドアを開けようともしない人がいるかもしれませんが,人びとは,だれが訪問しているかということは知っているので,時にはわたしたちの信仰や献身的な働きから好感を受ける場合もあります。しかしながら,たとえ家の人が関心を持っていなくても,わたしたちは証言すべきではありませんか。確かにそのとおりです。
3 場合によっては,身体上の制約のため,あなたの野外の活動は,街頭での奉仕や手紙による奉仕あるいは他の非公式な証言に限られているかもしれません。しかし,一瞬といえども,自分のわざはむなしいなどと考えないでください。(コリント前 15:58)あなたの良い行状やりっぱなわざのおかげで,他の人たちが戸別訪問にさいして好意的なことばを家の人から聞かされる場合がよくあるのです。ソロモンは述べました。『なんじ朝に種をまけ,夕べにも手をやすむるなかれ そはその実るものはこれなるか彼なるか またはふたつともに美なるや汝これを知らざればなり』― 伝道 11:6。
4 ですから,エホバの意志を行なうさいに辛抱強く,またねばり強く努力するのは,何と肝要でしょう。今日,重要なのは,エホバの意志を行うわざに全く没頭すること,つまりエホバの義のために誠意をつくして努力することなのです。
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12月はいかがでしたか王国宣教 1973 | 2月
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12月はいかがでしたか
ほんとうにすばらしい報告です。15,395人の伝道者は65か月連続の最高数で,17%の増加に当たります。本の配布は11月の以前の最高数115,185冊と比べ,158,201冊という驚くべきものです。またみなさんは,633,812冊の雑誌を配布しましたが,これは,657,737冊の最高数を記録した1972年1月以来いちばん多い数で,とてもすぐれた結果です。1973年1月もまた雑誌配布と予約を得る面ですばらしい成果が見られることでしょう。
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日本の奉仕の報告: 12月王国宣教 1973 | 2月
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日本の奉仕の報告: 12月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 520 148.0 67.3 7.0 204.9
開拓者 2,020 97.4 43.0 4.5 110.3
一時開拓者 673 89.7 38.5 2.8 85.6
伝道者 12,182 17.8 8.4 1.1 20.3
合計 15,395
新しく献身してバプテスマを受けた人: 240
1973年の伝道者の目標: 14,475
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神権的ニュース王国宣教 1973 | 2月
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神権的ニュース
◆ 巡回大会が引き続き開かれており,出席者とバプテスマを受けた人の数は次のとおりです。三原: 1,040,48。防府: 905,40。草加: 1,130,52。
◆ 伊勢会衆では1年のうちに伝道者の数が倍になりました。だれがその増加に貢献したのでしょうか。若い伝道者たちです。学生の伝道者たちは学校で級友に良い証言を行ない,聖書研究を始めました。そのすぐれた働きの結果,8人が王国の伝道者になりました。多くの家族も聖書を研究し始めています。
◆ 2人の正規開拓者が松江市と福山市から一昨年の9月に因島に移りました。現在すでに7人の新しい伝道者が開拓者たちに加わって奉仕しており,三原市で開かれた巡回大会にはその島から30人が出席し,2人がバプテスマを受け会衆が設立されました。必要の大きな所にでかけて行ったそれらの開拓者たちは,なんと大きな報いを受けたのでしょう。
◆ 一組の夫婦と2人の正規開拓者から成るグループが未割当ての区域での奉仕を申し込み,協会は小豆島に行くことを提案しました。夫はその島で仕事と家を見つけ,2月からそこで忙しく奉仕しています。会衆が直ちに組織されます。
◆ 2年前に鹿児島市からの二人の正規開拓者が鹿屋市で奉仕を始めました。今では5人の新しい伝道者がおり,彼らが司会する28の研究のうちのほかの人たちも今では伝道を始める用意ができています。32人が巡回監督の公開講演に出席しました。2月から会衆として発足します。
◆ 仙台・北会衆の新しいりっぱな王国会館の献堂式に161人が出席しました。
◆ ニカラグアの支部の監督は次の報告を寄せてきました: 12月23日の地震は,マナグア市を事実上壊滅させました。協会の支部は全市でいちばん損傷の少ない建物でした。兄弟たちのうちからひとりの死者も出ず,骨折した人さえいなかったのは,信じられないほどでした。578人の兄弟たちは,近隣の国々の兄弟たちによって送られた多量の食糧品や必需品の救援を,王国会館で受けています。兄弟たちの家屋の80%は失なわれ,9つの王国会館は破壊されました。兄弟たちのおもな関心事は,物質の持ち物が失われたことよりも,地域大会が予定通りに開かれるかどうかということです。
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質問箱王国宣教 1973 | 2月
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質問箱
● 主宰監督は書籍研究の司会者として奉仕すべきですか。
それは個々の事情を考慮に入れて,土地の長老たちの一団が決めるべき事がらです。「組織」(英文)の本の81ページに示されているように,できる場合にはいつでも,書籍研究の司会者は長老であるべきです。すべての書籍研究の群れを世話するのに十分の数の長老がいない場合,代理として奉仕のしもべを用いることができます。
すべての書籍研究の群れを世話するのに十分の数の長老がいる大きな会衆では,主宰監督が書籍研究の司会者として奉仕する必要はないでしょう。しかし,すべての書籍研究の群れを世話するに足る数の長老がいない場合,主宰監督が書籍研究の司会者として奉仕するのは有益なことと思われます。もし主宰監督がある書籍研究に定期的に出席しているただ一人の長老であるなら,主宰監督が書籍研究の司会者であることは当然期待されています。個々の群れの必要に応じて,年に一度もしくは二度主宰監督が他の書籍研究の群れを訪問する時には,補佐として奉仕している兄弟が主宰監督の留守中その書籍研究の世話をすることができます。
長老は教師としての資格を備えているべきであり,他の点でも群れの必要を正しく顧みることができるはずなので,主宰監督は長老が司会者である群れを長期間にわたって訪問する必要はないはずです。しかし,ある場合には「組織」(英文)の本,71ページ2節に述べられている事がらと一致して,奉仕のしもべが代理として研究を司会している群れを訪問して数週間を過ごすのがよいでしょう。
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