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  • 繰り返しと身ぶりの用い方
    神権宣教学校案内書
    • 何かしるしを付けて,その点に来たら,身ぶりを用いることを思い出せるようにしてください。たとえ,第1回目で「良」をもらっても,この練習を続けてください。何回かの話をした後には,身ぶりをする箇所にしるしを付けたり,事前に身ぶりのことを考えたりしなくても,自然に身ぶりを用いられるようになるでしょう。

      19,20. 強調のための身ぶりはどんな目的にかないますか。

      19 強調のための身ぶり。強調のための身ぶりは,気持ちと確信を表わします。それは,考えを強調し,生気を与え,補強します。したがって,強調のための身ぶりは肝要です。しかし,注意が肝心です! 強調のための身ぶりは往々にして型にはまったものになるからです。それを防止するため,同じ身ぶりの反復を避けてください。

      20 もし,あなたが,型にはまった身ぶりの問題を持っておられるなら,しばらくの間,描写のための身ぶりだけを用いてください。ひとたびこの型の身ぶりに熟達すれば,強調のための身ぶりはごく自然にできるようになります。経験を積み,演壇でいっそう落ち着いて話せるようになるにつれて,強調のための身ぶりは,あなたの内奥の気持ちを自然に表わし,確信と誠実さを表明するとともに,あなたの話をいっそう意味深いものにするでしょう。

  • 主題と要点をきわ立たせる
    神権宣教学校案内書
    • 研究 27

      主題と要点をきわ立たせる

      1-4. 話の主題とはなんですか。説明しなさい。

      1 話にはそれぞれ内容を方向づけ,そのいろいろな部分をぐあいよく結びつける主題が必要です。どんな主題にしても,それは話全体を貫くものでなければなりません。それはあなたの話の要旨であり,おそらく一文で表現できるだけでなく,提供する資料のそれぞれの面を包含するものと言えるでしょう。主題は聴衆の各人にとって明らかであるべきですが,正しく強調しさえすれば,当然そうなります。

      2 話の主題は,「信仰」などというような単に広範な論題ではなく,そうした論題の討議の対象となる特定の面を打ち出したものです。たとえば,「あなたの信仰 ― それはどれほどの影響を及ぼすものですか」「神を喜ばすのに必要な信仰」「あなたの信仰の土台」,あるいは「信仰において成長しつづけなさい」などの主題を用いることができるかもしれません。これらの主題はすべて信仰という問題を中心にしたものではありますが,おのおの異なった点から問題をとらえており,したがって,全く異なった方向に話を展開させる必要があります。

      3 時には,主題を選定する前に資料を集めねばならない場合もあります。しかし,主題は,話の筋書きを準備する前か,要点を選定する前にはっきり決めなければなりません。たとえば,毎回の家庭聖書研究のあとでエホバの証人の組織について話し合う場合のことを考えてみましょう。それは広範な論題です。この論題に関して何を話すかを決めるには,あなたの聴衆とあなたの話の目的を考慮しなければなりません。そのうえで主題を選定します。新しい人に奉仕を始めさせようとしている場合なら,エホバの証人は家から家に伝道してイエス・キリストに見習っているということを説明したいと考えるかもしれません。そうであれば,それがあなたの話の主題になり,あなたが述べることはすべて,エホバの証人という広範な論題のその面を発展させるものとなるでしょう。

      4 話の中ではどのように主題を強調できますか。まず第1に,あなたの目的にかなった,適切な主題を選定しなければなりません。それには,前もって準備する必要があります。ひとたび主題が選定され,それを中心にして話を発展させておくなら,用意した筋書きに従って話すかぎり主題はほとんど自動的に強調されるでしょう。とはいえ,実際に話す場合,かぎとなることば,あるいは主題のなかの中心的な考えを時々繰り返せば,いっそう容易に,また確実に主題を銘記させることができます。

      5,6. 主題が適切かどうかは,どうすればわかりますか。

      5 適切な主題。神権宣教学校では,適切な主題を用いるという事がらはあまり問題になりません。なぜなら,多くの場合,主題が設けられているからです。しかし,このことは,行なうよう求められる話すべてにあてはまるとは言えないので,主題にかんする事がらを注意深く考慮するのは賢明です。

      6 主題が適切かどうかは何によって決まりますか。それには幾つかの事がらが関係しています。あなたの聴衆,あなたの目的,また,取り上げる資料が割り当てられた場合なら,その資料をも考慮しなければなりません。もし,主題を強調せずに話をしているとすれば,実際には,中心となるなんらかの考えを基にして話を組み立てているとは言えないでしょう。実際には主題に貢献しない論点を話に取り入れすぎているかもしれません。

      7,8. 主題をきわ立たせる方法をあげなさい。

      7 主題を成すことば,または考えを繰り返す。話の中のいろいろな部分すべてをもって主題をきわ立たせる1つの方法は,主題の中のかぎとなることば,あるいは主題を成す中心的な考えを繰り返して述べることです。音楽の場合,主題を成す旋律は,しばしば繰り返されるので,曲全体を特色づけます。事実,わずか2,3の小節を耳にしただけで,たいてい曲目がわかります。主題を成す旋律はいつも同じ形で再現されるとはかぎりません。その旋律の1,2の楽句だけが現われることもあれば,変奏主題が用いられる場合もあります。しかし,作曲家はなんらかの方法でそうした旋律を巧みに曲全体に織り込んで楽曲を特色づけます。

      8 話の主題もそれと同様であるべきでしょう。繰り返される,かぎとなることば,あるいは主題を成す考えは,楽曲の中で繰り返される旋律に似ています。そうしたことばの同意語,もしくは別のことばで表現される,主題を成す中心的な考えは,いわば変奏主題の役を果たします。単調な話にならない程度に思慮深くそうした手段を行使すれば,主題は話全体を特色づける表現となり,聴衆はそれを主要な考えとして脳裏に収めて帰ることでしょう。

      **********

      9-13. 話の要点とは何かを述べ,例をあげて説明しなさい。

      9 話の主題を決めたなら,準備の次の段階は,主題を発展させるのに用いる要点を選定することです。これは,「要点を目だたせる」という項目として,「話の助言」の用紙上に掲げられています。

      10 話の要点とはなんですか。それは話のついでに簡単に述べる,単なる興味深い思いつきやおもしろい点ではありません。それは,話の主要な部分,十分に詳しく述べられた考えなのです。それは,陳列だなの一区分の中に何があるかを明示する,食料品店の商品だなの表示か標識のようなものです。そうした表示によって,その区分にはどんな商品があるか,あるいはないかがわかります。「穀類食」という表示のもとにジャムやゼリー類を置くのは場違いであり,人をまごつかせるだけです。「コーヒー,紅茶」という表示のもとに米を置くわけにはいきません。品物をつめ込みすぎて,あるいは置きすぎて,商品だなの表示が隠れてしまうと,何も捜せなくなってしまいます。しかし,表示がはっきり見えるなら,目前の品物をすばやく見分けることができます。あなたの話の要点についても同じことが言えます。要点を識別でき,覚えうるかぎり,

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