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  • 繰り返しと身ぶりの用い方
    神権宣教学校案内書
    • だけでは,いつも目的が達成されるわけではありません。教えるにはそれ以上のことが必要です。聴衆があなたの言うことを最初理解できなかったとすれば,単に同じことばをもう一度繰り返したところで,よりよく理解してもらうには不十分かもしれません。そのような場合,どうすれば良いでしょうか。融通をきかさなければなりません。あなたの話に何かを即興的に付け加える必要があるかもしれません。教える者として効果的に対処できるかどうかは,聴衆の必要に対処する方法を身につけているかどうかに大いに依存しています。

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      15-18. どうすれば,描写のための身ぶりの用い方を学べますか。

      15 身ぶりもまた,あなたの述べることを大いに強調するものとなり,また,話されたことばの意味をしばしば強めます。こうして,身ぶりは考えを補強し,生気を与えます。なんら身ぶりを伴わずになされる話というようなものはまずありません。ですから,演壇で話すさい,身ぶりを用いないと,聴衆は話し手がかなり緊張しているということを察知します。しかし,自然な身ぶりを用いるなら,聴衆は話し手のことではなく,話される事がらを考えるようになります。身ぶりは話し手を活気づけ,また,その気持ちを奮い立たせ,したがって,話を生き生きとしたものにするので,話し手の助けとなります。何かの本を読んで身ぶりを取り入れるべきではありません。ほほえみ方や笑い方,あるいは憤り方などを研究したためしがないように,だれか他の人の身ぶりをまねる必要はありません。また,身ぶりは,自然で自動的なものであるほど良いのです。表情と身ぶりが両々あいまって,話されることばは気持ちのこもったものになるのです。

      16 身ぶりはその性質にしたがって,描写のため,および強調のための身ぶりの2種類に大別されます。

      17 描写のための身ぶり。描写のための身ぶりは動きを表わしたり,大きさや位置を示したりします。この種の身ぶりは最も容易に覚えられます。ですから,演壇で身ぶりを用いるのがむずかしい人は,まず最初に描写のための簡単な身ぶりを試みてください。

      18 宣教学校でこの特質に関して努力している場合には,身ぶりを単に1,2回用いただけで満足してはなりません。話の間中,しばしば身ぶりを用いるように努力してください。そうするために,方向・距離・大きさ・広さ・速さ・位置・対照・相対的な位置・比較などを表わすことばを捜してください。必要なら,あなたのノートの中のそれらのことばに何かしるしを付けて,その点に来たら,身ぶりを用いることを思い出せるようにしてください。たとえ,第1回目で「良」をもらっても,この練習を続けてください。何回かの話をした後には,身ぶりをする箇所にしるしを付けたり,事前に身ぶりのことを考えたりしなくても,自然に身ぶりを用いられるようになるでしょう。

      19,20. 強調のための身ぶりはどんな目的にかないますか。

      19 強調のための身ぶり。強調のための身ぶりは,気持ちと確信を表わします。それは,考えを強調し,生気を与え,補強します。したがって,強調のための身ぶりは肝要です。しかし,注意が肝心です! 強調のための身ぶりは往々にして型にはまったものになるからです。それを防止するため,同じ身ぶりの反復を避けてください。

      20 もし,あなたが,型にはまった身ぶりの問題を持っておられるなら,しばらくの間,描写のための身ぶりだけを用いてください。ひとたびこの型の身ぶりに熟達すれば,強調のための身ぶりはごく自然にできるようになります。経験を積み,演壇でいっそう落ち着いて話せるようになるにつれて,強調のための身ぶりは,あなたの内奥の気持ちを自然に表わし,確信と誠実さを表明するとともに,あなたの話をいっそう意味深いものにするでしょう。

  • 主題と要点をきわ立たせる
    神権宣教学校案内書
    • 研究 27

      主題と要点をきわ立たせる

      1-4. 話の主題とはなんですか。説明しなさい。

      1 話にはそれぞれ内容を方向づけ,そのいろいろな部分をぐあいよく結びつける主題が必要です。どんな主題にしても,それは話全体を貫くものでなければなりません。それはあなたの話の要旨であり,おそらく一文で表現できるだけでなく,提供する資料のそれぞれの面を包含するものと言えるでしょう。主題は聴衆の各人にとって明らかであるべきですが,正しく強調しさえすれば,当然そうなります。

      2 話の主題は,「信仰」などというような単に広範な論題ではなく,そうした論題の討議の対象となる特定の面を打ち出したものです。たとえば,

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