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  • 「賢い者はこれを聞き」
    ものみの塔 1966 | 7月15日
    • 時には,子どもたちが同じ所にかたまって,講演の行なわれている間おしゃべりをしているのが見られます。講演の時は,親が子どもを自分のそばにすわらせて監督するのが賢明です。交わりを楽しむ時間は,集会の前とあとにあり,これもクリスチャンの大会の良い面です。しかし,神のことばが説明される時は,静かにすわって,講演者に注意を向ける時です。

      話されることや行なわれることに注意を集中する一つの方法は,聖書を手もとにおいて,かぎになる聖句を調べることです。また鉛筆とノートをもってきて,重要な点だけをノートすることも,注意を集中する助けになります。また,話されていることが,自分のすでにもっているその主題にかんする知識とどのように結びつくかを考えるのもよいことです。それが宣教に,あるいは自分の日常生活にどのように役立つかをも考えてみます。話されていることが自分にどうあてはまるかを絶えず検討します。そのように頭と手を働かせるなら,より多くの感覚がそちらのほうに集中し,最後まで話をもれなく聞くことができます。そして,多くの時間をかけて研究され,準備された話の実を刈り取ることができます。たとえ短かい話でもその準備には多くの時間が費やされているのです。

      注意ぶかく聞くことには多くの益があります。まずわたしたちの日常生活はそれによって絶えず改善されていきます。またそれは,わたしたちがもつべきクリスチャンの新しい人格を培う助けとなります。宣教活動において他の人を教えるためのいっそうの備えを身につけることができます。また,じっとすわって話を聞くように,やさしく教えられる子どもたちは,おとなになっても必要な規律を教えられます。そしてよく聞き,よく学ぶことは,すべての人にとり,楽園で永遠の命を得るための助けになります。

      そればかりではありません。エホバのことばに注意を払って賢明さを表わせば,わたしたちはもうひとつのことをすることになります。箴言 27章11節は,「わが子よ,知恵を得て,わたしの心を喜ばせよ」と述べています。わたしたちは知恵を得なければなりません。ことし開かれるエホバの民の大会でよく聞き,よく学びましょう。そうすれば,わたしたちは天の父エホバを喜ばすことができると同時に,わたしたち自身,またわたしたちの愛する者たちも,多くの益を得ることになります。

  • 読者からの質問
    ものみの塔 1966 | 7月15日
    • 読者からの質問

      ● ソロモンの宮の廊に立てられた柱はヤキンおよびボアズと呼ばれていますが,これらの名前には何か意味がありますか。―アメリカの一読者から

      その名前には意味があります。その柱は明らかにある目的を象徴していました。この事はその大きさを考えればさらによく理解できます。2本の柱はそれぞれ高さ8.2メートル,直経1.8メートルもありました。柱は銅でできており,柱頭にはざくろとゆりの型の飾りがほどこされていました。そして宮の廊の前という目立つ場所に建てられていたので,まさに人目を引くものでした。―列王上 7:15-22。

      右側の柱はヤキンと呼ばれ,これは「彼は堅く立てるであろう」と言う意味です。ボアズと呼ばれた左側の柱は,おそらく「力をもって」を意味しています。ヘブル語は右から左に読みますから,当時のヘブル人はヤキンと呼ばれた右側の柱にまず注目し,次にボアズと呼ぶ柱を見たことでしょう。この順序でこれらの名前を読んだ当時のヘブル人の心には,明らかに「彼は力をもって堅く立てるであろう」という意味が伝わったのです。

      これらの柱は宮の建物を支えることなく,ただそのまま立っていました。しかし,根本的に言って,それは神が力をもって宮を堅く建てるという意味でしょう。もちろん,これはエホバがそこで行なわれた真の崇拝を是認されたことをも示しています。

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