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  • 必要とされるさらに多くの「働き人」― あなたはそれに加われますか
    ものみの塔 1978 | 9月15日
    • に喜びを感じています」。ある証人は,「王国会館の内外で示される霊は向上し,だれもがそれを認めています」と語りました。ある旅行する監督は訪問した会衆に関する報告の中でこう書きました。「9人の補助開拓者はすべての人にとってその週を非常に楽しく励みのあるものとしました」。この取り決めが,人々を鼓舞してより熱心な,また効果的な奉仕を行なわせる助けになると同時に,会衆の喜びや霊性に大きく寄与していることを示す,数多くの同様の言葉が寄せられています。

      あなたはあずかることができますか

      ある人は,自分にはそれを行なうだけの力がないと考えてちゅうちょしていたことでしょう。あるいは,補助開拓奉仕を楽しく行なえるだろうかと心配していたかもしれません。中には,単に,この奉仕を行なう時間が見いだせないと感じていた人もいます。こうした人々も,他の人が行なっていることや味わっている喜びに動かされ,自分の日々の予定をもう一度見直してみようという気持ちになるかもしれません。よく考えると,それほど難しいことではないかもしれません。わずかな調整を加えるだけで,時折この奉仕にあずかれる場合もあるでしょう。

      1日平均2時間を王国の奉仕に費やすだけで,補助開拓奉仕の時間の要求を果たすことができます。世俗の仕事に就いている人でも,仕事の時間を減らしたり,周期的な休職期間を利用したりして,時折この奉仕にあずかる人がいます。課目をじょうずに選択して,1日の早目に授業が終わるようにした学生もいます。祝日や夏休みを利用してこの奉仕を行なった学生もいます。単に,家事を再組織し,家族の協力を求めるだけで非常に容易に補助開拓奉仕を行なえることに気付き,時々この奉仕を楽しんでいる主婦は少なくありません。

      明確な予定を立てる前に,開拓奉仕をしたことのある人と話して,その経験から学ぶとよいでしょう。長老たちがあなたを援助したいと思っていることも忘れないでください。長老たちの多くは優れた経験を持っており,喜んでそれを他の人に分かちたいと願っています。時々,長老たちは,仕事を1日か2日休んで,補助開拓奉仕者たちと個人的に働く取り決めを作りました。そのような健全な交わりは,長老と補助開拓者の双方に祝福となるでしょう。

      何を行なう時でも,祈りによってエホバに近づき,助けを求めるのは,常にふさわしいことです。わたしたちには体力が必要ですが,エホバは自らを進んでささげようとするすべての人に力を与えてくださいます。(イザヤ 40:29-31)正しい事柄を話し,行なう知恵を与えてくださるように,また霊を送ってわたしたちを支えてくださるようにと求めることができます。―ヤコブ 1:5。ルカ 11:13。

      わたしたちは,この古い体制の霊的な収穫の時に住み,この体制が終わった後に決して繰り返されることのない重要な業にあずかる特権に恵まれています。収穫の業にはわたしたちの時間とエネルギーがかなり求められるかもしれませんが,報いとして大きな喜びが得られます。弟子を作る業にあずかることは神と隣人に対する真実の愛のすばらしい表明です。(マタイ 22:37-39; 28:19)補助開拓奉仕を通して,業にあずかる機会を拡大したり,奉仕の質を改善すべく努力を払う人は,「ほねおって働き,また努力して」,「あらゆる人」が救われるように助けを差し伸べていることになります。―テモテ第一 4:10。

  • 読者からの質問
    ものみの塔 1978 | 9月15日
    • 読者からの質問

      ● ある医師は,万一手術中に輸血が必要になった場合に備え,手術に先立って患者が自分の血液を幾らか採血し,貯蔵しておくことができる,と言いました。クリスチャンは,そのような仕方で自分の血液を用いることをどのようにみなすべきでしょうか。

      医療に携わる人々の見地からすれば,この方法はかなり実際的なものと思えるでしょう。他人の血液の輸血を受けることには大きな危険が伴います。人が自分の血液を輸血される場合には,比較的危険度が少なくなると思われます。それで,医師たちの間には,“自家血輸血”と呼ばれる方法を採用する傾向があります。これには,患者自身の血液を採血し,必要なときに輸血をする目的で,“預血”,すなわち保存することが関係しています。献血者当人がそれを必要としない場合,その血液は他の患者のために用いられることがあります。

      この雑誌の22-25ページに載せられている情報が示すとおり,輸血は聖書の教えに反します。a 聖書は,神が血を神聖なものとみなされ,神のしもべたちも同様にして血液を扱わねばならないことを明らかにしています。この点に調和して,エホバ神はイスラエル人に,血を用いてただ二つの事柄しかしてはならないと告げられました。まず最初に,神はこう言われました。「あなたがたの魂のために[犠牲の]祭壇の上で,あがないをするため,わたしはこれをあなたがたに与えた」。第二に,もし動物の血が祭壇の上で用いられないなら,イスラエル人はその血を地面に注ぎ出さねばなりませんでした。そうすることによって,その人は命が神からのものであり,命を表わす血が何らかの個人的な用に向けられないことを示していました。(レビ 17:11-14,口)しかし,血を扱うこうした手順は,モーセの律法下にある神のしもべたちだけに求められていたのでしょうか。そうではなく,論理的なこととして,真の崇拝者たちは,律法の与えられる前から,すでにそのような方法で血を扱っていました。

      神は律法をお与えになる前から,ノアとその家族に,人間は血の抜いていない肉を食べてはならない,と命令されました。(創世 9:3,4)それではどのようなことが行なわれていたでしょうか。食物として動物を殺した場合,その血は当然のこととして地面に流し出され,捨てられたでしょう。生命を象徴する血は,ノアとその家族のものではなく,命の与え主に属していました。従って,神の象徴的な「足台」である地球に,血を注ぎ出すのはふさわしいことであったでしょう。―イザヤ 66:1,口。

      ノアに与えられた命令は,クリスチャンにも当てはまります。西暦一世紀当時,クリスチャンの統治体は,聖霊の後ろ盾のもとに,クリスチャンは『血と絞め殺されたものから身を避け』ねばならない,という決定を公にしていました。(使徒 15:19,28,29)これは実践の面で何を意味しますか。「絞め殺されたもの」という表現は,肉の中に血が残るような仕方で殺された動物の肉を指しています。クリスチャンはそのような肉を食べることはできません。では『血から身を避ける』という言葉はどうですか。これは,血入りのソーセージや血を含む他の食物を作って,それを食べたり,闘技場で殺された動物や戦士の血をすすったりしたある異邦人の場合のように,そのような生物から流し出された血の使用を禁じるものです。生物から血を流し出した場合,彼らは昔の時代の神のしもべたちがしたであろうとおり,それから身を避けました。こうして彼らは,血と命の神聖さに対する自分たちの認識を強調し,それと同時に,キリストの血の功績に自分たちが依存していることを表わしました。

      ですから,医療に従事する人がクリスチャンに,その人の血液を幾らか採血し,後日輸血するために血液銀行に入れておくよう勧める場合,クリスチャンの取るべきふさわしい道について聖書の導きがないわけではありません。そうした問題に直面する人は,古代イスラエル人が,体外に出された血は神のものであり,地上の生物の命を支えるためのものではないことを示すため,『水のように地に注ぐ』べきであると告げられていた点を指摘できるでしょう。(申命 12:24,口)またその人は,クリスチャンは『血から身を避ける』ようにという,的を射た命令に言及できます。この点から考えるなら,クリスチャンは後日自分または他の人に輸血する目的で,自分の血が血液銀行に入れられるのをどうして許すことができるでしょうか。

      ● 人工心肺や透析(人工腎臓)装置などの装置については何と言えますか。クリスチャンはそのようなものを使用できますか。

      エホバのクリスチャン証人の中には,乳酸ナトリウム加リンゲル液のような,血とは無関係の液体でその装置を始動させるという前提で,清い良心をもってそうした装置の使用を認めた人がいます。

      そのような装置が作動している場合,患者の血液は血管から管を通って,(血液を送り出したり,血液に酸素を与えたり,血液をろ過したりする)装置の中に入り,再びその人の循環系に戻ります。その装置は,通常であれば患者自身の器官が果たす機能を一時的に果たすことになるのです。

      クリスチャンの中には,血液は継続的に流れており,体外の循環は循環系の延長とみなせる,と良心的に考えた人もいます。そうした人々は,そのような装置を,血管がつまった場合に血液がそこを迂回するよう体内に埋め込まれる管と同じであるとみなしました。

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