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良いたよりを伝える ― 雑誌配布を高めることによって王国宣教 1977 | 11月
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良いたよりを伝える ― 雑誌配布を高めることによって
1 まとめられた1977奉仕年度の報告によりますと伝道者の平均は一年前の3万6,180人から4万176人と約4,000人の増加をみることができました。みなさんの努力の上に注がれたエホバの祝福に感謝することができます。しかし雑誌配布の合計数は1,208万9,915冊から,1,096万2,750冊へと100万冊以上の減少となっており,会衆の伝道者の月平均配布数は14.5冊から11.5冊へと減少しています。区域のひんぱんな網ら,人々が雑誌をよく知るようになったことなどさまざまな原因があることでしょう。しかしわたしたちにもさらにできることがあるかどうか,ご一緒に考えてみましょう。
2 「組織」の本116ページには,「エホバの証人の多くはこれらの雑誌だけを提供することからも,すでに良い成果を得てきたので,時間を設けて定期的に戸別訪問を行ない,雑誌を提供します。そして,ごく短い話をして雑誌を提供し,そのようにして比較的短時間で多くの家を訪問するのは,とても効果的な方法である」と書かれています。
3 あなたは『雑誌だけを提供することからも良い成果を得ている』ことにお気づきですか。会衆内の身近の方々に真理に接したきっかけを尋ねてごらんになれば,最初に雑誌だけを求めた方が多いのに驚かれることでしょう。あるいはあなたご自身がその一人かもしれません。忙しさを増し加えている今日,雑誌の価値はいよいよ高まっているのです。そうであれば書籍など一番目の提供物が断られた時におっくうがることなく雑誌を提供しないでしょうか。「忙しいです」とか「いつも聞いていますからけっこうです」と言う人に手早くそして押し付けがましくなく雑誌だけでも読むように勧めないでしょうか。さらに11月などの月にはポケット版の書籍にきちんと雑誌を添えて提供しないでしょうか。
4 あなたは『時間を設けて定期的に雑誌提供の戸別訪問』をしておられますか。事実すべての伝道者が週に一度は雑誌活動に参加するよう勧められています。もしあなたが開拓者なら週に一日を雑誌の日にあて,午前午後十分にその活動にあずかるよう強調されているでしょう。どうぞそのような奉仕の良い習慣をお持ちになってください。そうすれば新しい伝道者は初めからその良い習慣に見倣い,良い訓練を与えられます。
5 雑誌を提供する効果的な方法は『短い話をして短時間で多くの家を訪問する』ものです。あなたは雑誌活動の日にご自分が何軒の家を訪問しているかご存じですか。1か月半に一度の網らをみている会衆のある奉仕者は雑誌配布のために一人で区域を割り当ててもらい,比較的に住宅の密集した区域で30秒以内の短い話をして雑誌を提供しました。一時間後大きなブロックを二つまわった時に持っていた30冊の雑誌はすべて配布されていました。大勢で区域をまわり,ゆっくり歩き,一軒で長い話をするならこのような結果は期待できないでしょう。忙しい商店街での店から店の奉仕で雑誌がよく配布されるのもうなずけることです。あなたや会衆はこのような良い習慣をお持ちですか。
6 最後にわたしたちすべてが注意しておきたい事柄として正確な報告を保つことがあります。配布したすべてを報告しましょう。留守宅に置いてきた古い雑誌(これは無料でもらえるとの印象を与えないため古いものであるべきです),予約した人に渡した見本の雑誌,非公式の証言で提供した雑誌などをきちんと報告に含めるのは大切なことです。
7 今奉仕年度中わたしたちすべては雑誌配布に積極的でありましょう。野外の監督は会衆の毎月の雑誌の配布が高く保たれるよう必要な援助や取決めをすぐに実行するようにしてください。区域が非常にひんぱんに網らされている会衆にも良い配布を保っている奉仕者が必ずおられます。良い賜物の持ち主から学ぶようにしましょう。わたしたちが雑誌配布によって植える種を成長させてくださるよう神に願い求めることができるでしょう。―コリント第一 3:6。
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日本の野外奉仕報告: 8月王国宣教 1977 | 11月
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日本の野外奉仕報告: 8月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 1,055 88.3 37.2 4.1 96.6
開拓者 5,271 66.5 27.4 3.0 45.3
補助開拓者 2,380 63.4 22.0 1.6 36.9
伝道者 32,989 15.1 6.5 0.9 11.4
合計 41,695 書籍配布: 153,809
新しく献身しバプテスマを受けた人: 199
昨年の平均に対する伝道者の増加: 15%
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会衆の書籍研究王国宣教 1977 | 11月
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会衆の書籍研究
「救い」の本による会衆の書籍研究
11月 6日に始まる週 5章38節-60節
11月13日に始まる週 6章1節-18節
11月20日に始まる週 6章19節-34節
11月27日に始まる週 6章35節-7章5節
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会話するための話題王国宣教 1977 | 11月
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会話するための話題
いままで使ってきた話題を用いることもできますが,11月に提供する「若い時代」の本に合わせて次の話題は望ましいと思われます。
創造者は若い人々に何を望んでおられるか ― 伝道 11章9節前半と10節
1. 創造者は若い人が生活を楽しむよう望んでおられる。
2. 創造者の語っておられることに注意するのは賢明な道。
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神権的ニュース王国宣教 1977 | 11月
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神権的ニュース
◆ 韓国の二番目の大会ホールが5月7日に大邱(テーク)で献堂されました。兄弟たちは倉庫を買い取り,約1,000人を収容する大会ホールとしました。
◆ フランスは再び伝道者新最高数に達し,4月に6万6,446人を報告しました。
◆ 宗教指導者たちからの激しい反対にもかかわらず,ギリシャの兄弟たちは引き続き良いたよりを伝えており,伝道者は1万8,841人の新最高数に達しました。
◆ タヒチでは600人の人が住む未割当ての四つの島で,一人の巡回監督とその妻は二週間で292冊の書籍,1,289冊の雑誌を配布したほか合計96の予約を得ました。
◆ ハイチは4月に3,408人の伝道者を報告しました。しかし,記念式の出席は1万7,805人という際立ったものです。
◆ 次の会衆で王国会館が献堂されました。北海道,札幌・豊平。岩手,釜石。東京・江東と中央。東京,稲城。神奈川,横浜・本郷。大阪,豊中・東と南。大分,臼杵。鹿児島,国分。ほぼ一年の間に89の王国会館が献堂されたのは大きな喜びです。
◆ 10月25日-29日まで沼津支部において,全日本の旅行する監督たちのための新しい王国宣教学校が開かれます。そして,11月の第一週,日本の8か所で王国宣教学校が開かれ,各巡回区の王国学校で教訓者として奉仕する方々が主にこの学校に入学します。そして11月の後半の2週間,日本の57の巡回区において王国宣教学校が開かれ,各会衆の長老たちが出席します。
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質問箱王国宣教 1977 | 11月
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質問箱
● 会衆の書籍研究や「ものみの塔」研究の際に,節の朗読者としてだれを用いることができますか。
集会において節を朗読する目的は出席している人に霊的な益を与えるためです。それゆえ集会で良い,流暢な朗読を確かなものとするため努力がなされるべきです。朗読があまりゆっくりなされるなら,司会者は時間通りに研究を終えることを難しく思うかもしれません。強調すべきところを間違えたり,間違って読んだり,つかえたりすれば,資料に集中しようとしている兄弟や関心ある人々を困惑させたり動揺させることになり,その注意をそらす可能性があります。
この特権を割り当てられる人は会衆内で良い模範であるべきです。朗読するのはバプテスマを受けた兄弟であるべきですか。これは望ましいことですが必要な条件ではありまん。群れの中のバプテスマを受けた兄弟のだれもが良い朗読者でないなら,書籍研究の司会者は,出席しているすべての人が最大の益を得られるような仕方で朗読できるのは群れの中のだれであるかを決めるでしょう。時には,書籍研究において姉妹を用いることが必要となるかもしれません。朗読する人を前もって割り当てておくのは助けとなります。
「ものみの塔」研究に関しては,たとえそれが2,3人であったとしても,最も良い朗読者を用いてください。ここでもバプテスマを受けた兄弟を用いることが望ましいことです。ほとんどの会衆で,この点で問題はありません。しかし,もし問題があるなら,会衆の霊的な益に最も役立つと長老たちが考える事柄をその土地で取り決めてください。
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