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王国の支配下での真の自由ものみの塔 1983 | 7月15日
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18 真理を実践する人々は,今でもどんな益を刈り取っていますか。
18 そうするとき,あなたは今でも多くの益を刈り取ります。真理を学び,真理によって生きる人々は精神的にも感情的にも大きな自由を見いだします。なぜ時代がこれほどに悪く,将来はどうなるかということを知るからです。彼らはまた,物質的な利益だけを熱心に追い求め,この体制の終わる時にそのすべてを失ってしまう,この世の人々の無益な生き方から解放されます。(ヨハネ第一 2:15-17)それに,宗教上の誤りからも解放されて,深い安らぎが生じます。
19 真理への愛を持っている人は,何を行なうでしょうか。
19 あなたは本当に真理に対する愛を持っておられますか。そうであればあなたは,真理の神を愛されることでしょう。あなたは神が今ご自分の王国の支配について明らかにしておられるすばらしい真理を愛されるでしょう。あなたは,生き残らせるためにエホバがいま集めておられる人々から成る,地上の目に見える神の組織を愛されるでしょう。(イザヤ 2:2-4)あなたは天のものであれ,地上のものであれ,何ものによっても,真理の神に忠実に仕えるのをやめさせられるようなことはないでしょう! 真理の神はその真理によってあなたを自由にすることができるのです。―ヨハネ 8:31,32。
次の質問に答えることができますか
□ エホバはどのように人類に真の自由をもたらされますか
□ 一つの世界政府は,人々にとって何を意味しますか
□ 真の平和は王国の支配下で現実のものとなるというどんな生きた証拠がありますか
□ この体制での仕事と新秩序での仕事は,どのような面で対照的ですか
□ 誠実に真理を探し求める人々は確かに真理のもとに導かれるとなぜ言えますか
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活動的な,クリスチャンの愛ものみの塔 1983 | 7月15日
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活動的な,クリスチャンの愛
フィリピンは,台風やモンスーンの豪雨に幾度も見舞われる国です。そのために時々大洪水が生じます。そのような時に本当に感謝されるのは,活動するクリスチャンの愛です。次の経験はそのことを示しています。
ダバオ・デル・ノルテ州のカルメンという町の南部にあるマブヘイ会衆のエホバの証人たちは,洪水の時にも大きな被害を受けませんでした。しかし彼らは,重大な被害を受けていた町中のクリスチャン兄弟たちの必要にすぐさまこたえ応じました。米や他の食糧品が集められ,町に運ばれました。被災地の兄弟たちの必要が満たされた時,たくさんの物資が残ったので,それらの物資は,窮乏している他の人々に回してもらうため,町の当局者たちの手に渡されました。
こうした愛のこもった関心に心を動かされた町の当局者は,エホバの証人を表彰する決議文を書きました。その決議文は一部次の通りです。
「マブヘイのエホバの証人たちが……この町の洪水の被災者の窮状を知り……その苦難と窮乏を軽減すべく救援食糧を直ちに提供してくださったため
「次のことを決議する。……洪水の被災者に救援食糧を提供してくださったことに対し……マブヘイのエホバの証人たちに最高度の感謝を表わす決議を採択する」。
真のクリスチャンが,危急の時に,「言葉と話」ではなく,「活動的なことを示す真の愛」をもってこたえ応ずるのを聞くのは,何と心温まることなのでしょう。―ヨハネ第一 3:18,今日の英語聖書。
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