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    ものみの塔 1972 | 10月1日
    • からだは健康色と生来の美しさをたちまち失います。

      清潔さは健康に貢献する

      清潔な家に住むことは,はるかに大きな喜びが得られますが,それと全く同様に,からだを清潔に保つと人生から大きな喜びを得ます。定期的に入浴することは気分をそう快にしますし,健康的です。からだは,空中に浮遊する,あるいはあなたが取り扱う物についている,顕微鏡でしか見えないばい菌に常にさらされています。そうしたばい菌の中には病原菌もあります。石けんは殺菌剤としてばい菌を殺し,水はそれを洗い流す役割をします。食物を扱ったり,他の人にふれたり,他の人が使う物を取り扱ったりするのに手を使いますから,手には特に行き届いた注意が必要です。

      からだを清潔に保つと,あなた自身が良い気分になるだけでなく,あなたを見たり,あなたに近づく人々にとって生活をずっと快いものにします。よごれて手入れのされていない家を見たなら,あなたはそこに住んでいる人のことをどう思うでしょうか。それと同じく,人々はとかく外見であなたを判断しがちです。願,耳の中,首,髪,手,指のつめの中のよごれのために,他の人の友情や尊敬を得られないこともあります。そのうえ,自分を清潔に保つなら,自尊心を強めることもできます。

      激しい運動や仕事をしなくてもからだは汗をかきます。汗がたまるとからだから不快なにおいのすることがあります。定期的に入浴して,わきの下とかそれに類する箇所を洗うようにすれば,まわりの人に気持ちの良い印象を与える人となる条件を備えられます。良い食事に加えて,清潔さも顔色をさらに明るい,良いものにします。

      歯は注意を要する特別な部分です。食物のかすが歯の間や歯の表面につきます。それから出る酸は歯のエナメル質をおかします。ひどくおかされると,時にはそれが数か月以内に起きることもありますが,堅いエナメル質に穴があいて,虫歯になります。あるいは,歯齦炎つまり歯ぐきの炎症が起きて,歯がぐらぐらすることにもなりかねません。歯が抜けることもあります。虫歯や抜け歯はあなたの笑顔を美しくするものではありません。―雅歌 4章2節と比較してください。

      歯痛を感じないからというだけで,歯をみがかなくてもよいなどと考えないでください。調査によると,10人の学生のうち9人近くは虫歯を持っています。それは,たいがい,歯を定期的にみがかないこと,あるいは貧弱な食事,またはその両方が原因しています。

      口の中を清潔にしておくことも口臭を予防します。毎日水を数杯飲むのも同様に役だちます。口は家の玄関や入口のようなものだということを思い出してください。(伝道 12:4)玄関から見えるものや,そこから来るにおいがよくなかったら,人々は遠ざかって行くものです。

      聖書は極端に走ることなく(この問題に関して極端に走る人がいますが)清潔さを奨励し,教えています。清潔な手と洗ったばかりのからだは,人が霊的に清潔で純粋であることを表わすのによく使われます。(詩 26:6。イザヤ 1:16。ヘブル 10:22)使徒パウロは,「肉と霊との汚穢より全く己を潔め,神を畏れてその清潔を成就すべし」と勧めました。(コリント後 7:1)わたしたちは内面的に,つまり心や思いの面で清潔ですか。では外面的にも清潔であろうと努めるべきではないでしょうか。

      適当な休息の必要

      からだの細胞は毎日何百万個も分解するので,それらを補給しなければなりません。からだは廃棄物を生じ,それは筋肉に蓄積します。働いたり運動したりすると特にそうです。そうした廃棄物は疲労感を与えるものです。からだが蓄積した廃棄物を除去し,新しい細胞を作って調子を整え,良いコンディションを保つには,からだに十分の休息を与えなければなりません。中枢神経や脳も休息を必要としています。それらは,あなたが睡眠を取らないかぎり休むことができません。

      若いのだからあまり眠らなくてもやっていける,とあなたは考えるかもしれません。しかし,若い精力とエネルギーは人を欺きやすいものです。十分の休息を取らないために進行している重大な障害が徴候となって表われてこないのです。実際,若い人の成長過程にあるからだは,成人のからだよりも多くの,あるいは少なくとも同じくらいの睡眠を必要としています。睡眠が不足すると頭の働きが鈍くなり,物忘れがひどくなります。注意力やからだの反応も鈍ります。また,精神が緊張し,不安定でいらだつために,人と折り合っていくのがむずかしくなります。そのことはとりわけ,圧迫や緊張下に置かれた場合に当てはまります。

      ですから,からだにそれが必要とする休息を与えて,からだに協力してください。ご両親から,一定の時間に寝るよう指示を受けたなら,その指図の正しさを認識してください。毎晩十分の睡眠を取れば,あなたの仕事の質と速度は向上します。そして生活がいっそう楽しくなり,あまり不平を言わなくなるでしょう。

      創造者が備えてくださった物に認識を示す

      わたしたち各人は,次のような詩篇作者のことばに和することができるにちがいありません。「われなんぢ[エホバ]に感謝す われは畏るべく奇しくつくられたり なんぢの事跡はことごとくくすし わが霊魂はいとつばらに之をしれり」。わたしたちのからだは,天のみ父の知恵,さらには愛を示すものです。―詩 139:14-16。

      からだに宿る命の賜物を認識しているなら,わたしたちの作り主のほまれとなるように,また,わたしたちが命を得られるようにご自分の命をお与えになったみ子のほまれとなるようにからだを用いるべきです。『今も常のごとく我が身によりて,キリストの崇められ給ふ』ようにという願いを言い表わした使徒パウロの模範に従ってください。―ピリピ 1:20。コリント前 6:13。

      パウロのように,またパウロが従ったイエスのように,わたしたちも神への奉仕において苦難に甘んじるため,またそのためにやむをえず十分の食事や休息が取れなかったりすることも時にはあるかもしれません。(コリント後 6:4,5)しかし,単なる不注意とか,利己的な理由あるいは愚かさのために,自分のからだを酷使したり粗末に扱うことは絶対にすべきではありません。それは,わたしたちが命をいただいている方に対する尊敬の欠如の表われです。

      『食うにも飲むにも何事をなすにも,凡て神の栄光を顕すようにしなさい』。あなたが神の愛ある備えに対する認識を示すなら,神はあなたに豊かな報いと祝福を与えてくださいます。―コリント前 10:31。

  • 海は無尽蔵の食料庫か
    ものみの塔 1972 | 10月1日
    • 海は無尽蔵の食料庫か

      ● 「人間,食料,環境」と題する記事の中でL・R・ブラウンとG・フィンスターブッシュは,海洋が増大する地球の人口の主要な食料源となりうる,とする論について次のような見解を述べている。

      「綿密に調査すればするほど,海洋は,漁業にとって永遠の無尽の食料庫でないことが明らかになる。……外洋 ― 海洋の推定90%をしめる ― は,今日の世界漁業にほとんど資するところのない,また将来にもその見込みのほとんどない生物学上の砂漠である。海魚の半数は,合わせて海洋のほぼ10%をしめるにすぎない沿岸海域や沖合いのいくつかの海域で得られる。世界漁獲量のおよそ80%はこれらの海域から水揚げされている。人間は地上で行なっているのと同様の方法で海洋を耕し拡大することを夢見ている。しかしながら,技術上,経済上,政治上の圧迫があり,漁夫から海の農夫への転身はすぐに行なえるものではない。人間の近い将来への希望は海洋にではなく,陸地の生産性の向上にかかっている」。

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