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  • 恐れずにエホバに奉仕する
    ものみの塔 1965 | 7月1日
    • して何千という政治犯を釈放しました。エホバの証者は政治犯ではありませんでしたが,やはり特赦にあずかりました。それで1964年の後半までには,全部とまではいかなくともほとんどの兄弟が釈放されて家庭に戻ったようです。この国でエホバの民に対する圧迫が将来少なくなるかどうかは,まだわかりません。しかし事態はどうあろうとも,私たちの真の兄弟たちが,神より与えられた伝道という使命を放棄することはありません。彼らは信仰をもつ一つの家族として手に手を携え,共に耐えていくでしょう。

      トルコ

      伝道者の増加は以前ほどではないまでも,エホバの証者は,依然,忠実に永遠の福音を伝えており,さまざまな困難が生ずるにもかかわらず組織は拡大をつづけています。

      1962年4月8日の集会の時逮捕されたアンカラの27人の伝道者の裁判事件は,1964年6月17日,ついに裁決され,全員が無罪になりました。裁判所は法律家たちに調査を依頼し,押収した文書をいく冊か彼らに渡しました。大学法学部の教授3人によって作成された報告はきわめて有利なもので,内容は次のようでした。『エホバの証者と呼ばれる宗教組織は独立した宗派である』。『エホバの証者は,明確な目的の下に結合した人々であるゆえに,事実上一つの団体を形成するものであり,したがってトルコ憲法の保護下にある』。また,一宗教の創始は,宗教の影響力を利用して政治に干渉することを禁ずるトルコ刑法第163条に違反せぬ限り,処罰に価する十分の理由とはならない。そしてエホバの証者の場合,この条項に違反する点は皆無である,と同委員会は報告しています。

      一昨年の奉仕年度の終りごろ,ある兄弟は警官に数ヵ月間尾行されたのち逮捕されました。それは『彼が聖書を小わきにはさんで歩き回り,宗教的宣伝を行なった』からです。刑務所で4週間すごしたのちやっと裁判されることになり,1963年12月3日無罪を宣告され,押収された書籍も戻ってきました。

      私たちはエホバの保護に深く感謝しています。またそれらの裁判所が崇拝の自由に有利な判決を下し,共に集まって交わりを楽しむ市民の権利,および自分の希望を他の人に伝える市民の権利を擁護したことにも感謝しています。

      聖書に関心をもつ人を知ったなら,その関心がどんなに小さくても,根気よく訪問をつづける必要があります。ある兄弟は伝道していた時若い婦人に会い,聖書の話をしました。その婦人は話を聞きましたが,大して興味はないようでした。伝道者は隣りの家に行きました。しかしその家の女の人は強く反対して話を少しも聞きませんでした。兄弟はある姉妹に頼んで最初の若い婦人を訪問してもらいました。初めのうち数回は忙しいといって断わられましたが,ついにまた聖書の話をすることができ,聖書の勉強もはじまりました。しかしその婦人はどんな理由で態度を変えて姉妹を家の中に招き入れたのでしょうか。その婦人の話によると,初め兄弟が訪問したのち隣りの人がきて,エホバの証者はあちこち歩き回って人のじゃまばかりしている,と苦情を言いました。そこでその人は,「あの人たちがどんなおとずれを伝えているかご存じですか。お聞きになったことがありますか」と尋ねると,その婦人は,「いいえ,私は忠実なカトリック教徒ですもの,そんなことを知りたいとは思いません」と答えました。若い婦人はそういう態度がどうしても理解できなかったので,自分もカトリック教徒でありながら,エホバの証者について知りたいと思ったのです。いまではご主人も勉強に参加し,ふたりとも熱心に真理を学んでいます。ある日彼女は,「隣の人の愚かな態度のおかげでよいおとずれを聞けたことを感謝しています」と話しました。それも一つの理由でしょう。しかし聖書の勉強が始まったのは,伝道者があまり興味のなさそうな人をさえ根気よく訪問しつづけたからです。

  • 証言はどこに見られるか
    ものみの塔 1965 | 7月1日
    • 証言はどこに見られるか

      ◆ 1964年3月17日号の「ルーテルの証人」誌の15頁に次の文が見られました。「調査の示すところによれば…われわれの教会員一人が新しい会員を一人導くのに平均して27年かかる。…公の統計によればルーテル教会ミズリー会議に属する5500の教区のうち1741は,1962年の1年間に,堅信礼を受けまたは信仰告白をした一人の成人をも得る事ができなかった」。

      キリスト教国の他の教会も,同様な調査を行えば,一人の教会員が自分の教会に一人の新しい人を導くのに27年あるいはもっと長くかかるという結果になるかも知れません。イエス・キリストが示されたように,真のクリスチャンはすべての国民に忙しく,定期的に証言する事によって知られます。―マタイ 24:14。

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