-
世界展望目ざめよ! 1982 | 7月8日
-
-
打撃を与える」と同氏は説明している。
偽札のインフレ
● 「ロサンゼルス・タイムズ紙によると,財務省の彫版・印刷局は,偽札造りの1㌦紙幣偽造をとどめようとしても,それはもはや無意味である,と述べている。今ではドルの価値が非常に低く,偽札造りは20㌦紙幣以下の紙幣をわざわざ手掛けたりはしない」と,ウォール・ストリート・ジャーナル紙は伝えている。
強制されているという感じ
● ニューヨーク市は,米国最大の慈善団体であるユナイテッド・ウェーが市職員の給与から天引きで基金を集めることをもはや許していない。ニューヨーク・タイムズ紙はこう述べている。「コッチ市長の行政補佐官であるダイアン・M・コフィーによると,ユナイテッド・ウェーの寄付集めの方法は強制されているという感じを市職員に与え,市の働き人の時間を浪費している,と市長は考えている。コフィー夫人は,ユナイテッド・ウェーの運動には市の部局の局長が関係し,係長が寄付集めをするよう任命されていた,と述べている。『それは市によって行なわれる,促進された集中的な寄付集めの努力で,市長は市職員にそうした時間を費やさせることも,こうした機能を果たさせることもふさわしくないと考えた』とコフィー夫人は述べている。……同夫人の話によると,決定を促した別の要素は,他の慈善団体からも天引き特権を求める要請が増加したことであるという」。
ロボットが労働者を“刺殺”
● 政府当局の報告によると,最近1台のロボットが37歳になる工場の保守係員を“刺殺”した。これは日本にある幾千台ものロボットが人を殺した最初の例であると思われる。捜査員によると,この犠牲者は保安境界を越え,誤ってロボットを動かしてしまい,ロボットの腕で背中を“刺された”ものである。
超大型タンカーは絶滅?
● 超大型タンカーはかつてその所有者に莫大な利益を与えてきた。ところが,時代は変わってしまった。今や超大型タンカーの所有者の大半は,格安の価格で売りに出すか,スクラップにするかしてそれを処分している。ワールド・プレス・レビュー誌はこう説明している。「石油危機のために,工業における石油の使用量が著しく減少し,その上スエズ運河が拡張されて15万㌧級の船が航行できるようになったため,そこを通ったほうがアフリカを回る航海をするより安上がりになった。今日では,経済的であるとみなされているのは16万㌧を切る船だけである。過去2年間に,27隻の超大型タンカーがスクラップに回された。50万㌧級の超大型タンカーはもはや建造されないであろう」。
-
-
1914年 ― 転換点目ざめよ! 1982 | 7月8日
-
-
1914年 ― 転換点
1914年以来生じている出来事は何千年も前に予告されていました。それらの出来事にはどんな意味があるでしょうか。
「真の平和と安全 ― どこから得られるか」という,堅表紙の付された192ページの本をお読みになれば,その意味を知ることができます。わずか400円のご寄付でお求めになれます。郵送料は発行者が負担いたします。
「真の平和と安全 ― どこから得られるか」と題する本と無料の小冊子を送ってください。切手400円分を同封します。
-