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  • 多くの人がサタンの存在を疑う理由
    ものみの塔 1958 | 11月1日
    • ような質問にも,申し分なく解答を与えます。そしてすべての神のみわざは完全で,その道は正しいことを私たちに納得させます。(申命 32:4)ですから神は,悪い霊者を創造することはできませんでした。聖書はまた,神が多くの正しい霊者,すなわち天使を創造されて,その中のひとりを,最初の人間夫婦の保護の天使,もしくはおおうことをなすケルブとして任命されたことを告げています。この天使は,神ご自身のような崇拝を受けたいという野望を抱くようになり,アダムとエバを不従順へと誘惑しました。彼は反逆するように煽動しました。そしてそうすることによつてヱホバ神の宇宙至上権に挑戦したのです。―創世 3:1-7。エゼキエル 28:12-16。

      聖書はさらに次のようなことを啓示しています。すなわち,サタンはサタンに堕落させられないような者を神がこの地上に置くことはできないと傲語し,それによつてまた,人間は忠実を保つことができるかという論争を引き起したことです。この論争のために,ヱホバ神は,サタンの生存と,アダムとエバが罪の価である死を受ける前に,しばらくの間生きて,子孫を生み出すことをゆるされたのです。ヱホバは,サタンのなし得るあらゆることを克服して忠実を保ち,サタンがうそつきであることを証明する人間をこの地上に置くというご自身の能力に,全き確信を持つておられました。そういう理由で神は,ヨブやイエスや他の人々が,サタンの手によつて苦しむことをゆるされたのです。私たちが当時問題となつていた事がら,すなわちヱホバの至上性と,人間の忠実性ということを,いつたん認識するならば,神がサタンの存在を現在に至るまでゆるしてこられた,当然かつ十分な理由を悟ることができます。―ヨブ 1,2章。シンゲン 27:11。ヘブル 5:8,9。

      これは,サタンの生きる間が,せいぜい一時的なものにすぎないことを暗示しており,また聖書もその通りに示しています,『平和の神は,サタンを……踏み砕くであろう。』イエス・キリストは,『死の力を持つ者,すなわち悪魔を……滅ぼ』されるでしよう。そうです,サタンはついには,第二の死,また絶滅の象徴である火の池に投げ込まれるでしよう。―ロマ 16:20。ヘブル 2:14。黙示 20:10,14,新口。

      以上のように,聖書も理性と共にサタンの起源,彼が現在に至るまで生存をゆるされている理由,彼の日が限定されていることを明らかにしています。それで人間が,サタンの存在を疑う根拠はありません。

      ですから次の警告に注意して下さい,『身を慎み,目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が,ほえたけるししのように,食いつくすべきものを求めて歩き回つている。』― ペテロ前 5:8,9,新口。

      1 F・ムーア著,「西暦初期のユダヤ教」

      2 神学博士H・フイーラー・ロビンソン著,「あがないと黙示」

      3 「ザ・クリスチャン・ヘラルド」級発行の「五五五の難解な聖書の質問に対する解答」

      4 ケグレイ,ブリトール著,「レインホールド・ニーパーと彼の宗教的,社会的,政治的思想」

      5 ハンス・ホフマン著,「レインホールド・ニーバーの神学」

  • 導かれてあなたの道を歩みなさい
    ものみの塔 1958 | 11月1日
    • 導かれてあなたの道を歩みなさい

      支配者は,まず顧問の助言を求めずして政治上の決定を行いますか。実業家は,その道の専門家に相談もしないで大きな投資をしますか。医者はまず他の医者と協議しないで危険な手術を行いますか。政治においても,事業や医術においても協議の価値は認められていることであつて,相談相手となるのを一つの職業としている会社さえあります。彼らはある分野の専門家であつて,その分野の事業に関しては,すぐれた指導を行うことができます。

      その道に詳しい人に相談して,その導きを求めることは,従うべき賢明な方針です。ソロモン王はずつと昔にこのことを指摘しました。『指導者がなければ民は倒れ,助言者が多ければ安全である。』(シンゲン 11:14,新口)人間は,事業や政治上の試みには巧みな指導を必要とすることを認めているでしよう。そして結婚に関してさえ相談を求めます。ところが,こと生活の道に関する助言と

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