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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1967
塔67 4/15 246–247ページ

「われこゝにあり 我をつかはしたまへ」

― エホバの証人の1967年度年鑑より

日本

伝道者最高数: 4,336

人口: 98,274,964

比率: 22,665人に1人

最近,日本は物質的によく繁栄しています。そのために日本の御国伝道者の霊の思いは悪影響を受けていますか。決して受けていません。彼らはエホバの戒めに喜びを見いだしており,エホバは彼らを祝福されました。(詩 1:1-3)エホバの証人は新しい人々を教えるわざにすばらしい成功を収めました。というのは昨年1年間に581人が浸礼をうけたからです。これは日本において今まで1年間に浸礼をうけた人の合計の最高数でした。多くの兄弟たちが神の家を見捨ててはならないことをますます認識するようになったので,昨年中,集会の出席者数は著しく改善されました。すばらしい証言が日本において行なわれましたが,御国の良いたよりをたずさえて日本中のすべての人々をおとずれるには,まだ沢山のなすべき事があります。次にかかげるのは支部のしもべから送られたいくつかの大変興味深い経験です。

一人の若い婦人は家庭聖書研究でよい進歩を示していましたが,仏壇の前で崇拝することを拒絶したため問題が起こりました。彼女の父親は,自分が死んでも娘には拝んでもらえないだろうと恐れて,研究をやめさせようとしました。しかし研究を司会している姉妹は,あるエホバの証人の娘のことを彼に話しました。その娘は仏教徒の両親を死ぬまでやさしく世話したのです。他方その息子は両親が生きている間は何も援助せず,彼らが死んだのちに12万円もする仏壇を買いました。この話を聞いて娘の父親は納得し,その娘は聖書研究を続け,今では集会に出席しています。

生け花を教えている一人の姉妹は生徒たちに偶然の証言をしました。女子事務員たちに生け花を教えていた事務所で,昼食をごちそうになりました。そして彼女は箸を取る前に頭を下げて祈りをしました。一人の事務員がこれを見て,彼女がクリスチャンかどうかをたずねました。そしてこのことがきっかけで家庭聖書研究が始まりました。毎週生け花を教えたあとで姉妹はその女の事務員に聖書を教え,神の組織について説明しました。そして姉妹の家の近くの集会に出席するように励ましました。その女の人は1時間以上もかかる淋しい道を歩いて出席しはじめ,その後,大会に出席し,まもなく伝道を始め,浸礼をうけました。やがて彼女は2年間の正規開拓を果たし,彼女自身多くの人々を真理に導き,つい最近,彼女は特別開拓者になりました。これらのことは全部食事の際の無言の祈りから始まりました。

洋服仕立業を営んでいる一兄弟は自分の店に協会のカレンダーをかけておきました。今年カレンダーは初めて日本語で印刷されました。そしてそれは多くの人々の注意をひきました。一人の青年が「神の家をなおざりにしない」という言葉の意味をたずねました。その結果,兄弟は青年に文書を配布し,研究を始めました。彼は熱心に学んでおり,「主の記念式」に出席しました。

新たに任命された一人の監督は会衆に仕えるための時間をいっそう多く生みだすために仕事を変えました。彼は今,美容器具と材料を販売し,妻は美容院を経営しています。仕事はいつも集会の時間の10分前に終え,巡回のしもべの訪問中のように特別の活動がある時には,半日,時にはもっと長く店を閉じます。窓に下げた札でお客さんにはいつ店を再び開くか知らせます。妻も,助手の美容師と規則正しい研究をするため店を閉じます。店を再び開くときにはいつもお客さんが待っています。御国の関心事を第一にしたために仕事が影響をうけたということはありません。店は今年の地域大会の期間中1週間閉じられました。そして大会では助手の美容師が浸礼を受けました。

一人の姉妹は御国会館から歩いて40分かかる田舎に住んでいました。彼女には3歳の子供がいます。子供はその距離を歩くには小さすぎ,おんぶしてゆくには重すぎます。それで唯一の解決策は自転車の乗り方をおぼえることだと決めました。夫は笑いましたが,もし乗れるようになったら,新しい自転車を買ってあげると言いました。このためこれまでになく決意を固めた彼女は,ふだんより朝1時間早く起きて練習しました。初めは物にぶつかったり,自転車から落ちたりして傷だらけになりましたが,夫に助けられてとうとうおぼえたのです。そして今や子供を乗せる座席をつけた新しい自転車を買いました。彼女はわずか10分で集会場につくことができ,伝道や再訪問も以前よりはるかに容易に行なえ,休暇開拓をしています。エホバ神は彼女の決心を祝福されました。

ある区域では,同じことを言って反対する人によく出会います。一青年は忙しい,教会に行っているからという理由で雑誌を断わりました。次にその区域を伝道したとき,彼は同じことをまた言いました。「あなたは神の御名をご存じですか」と開拓者の姉妹は,戸が閉じられる前にすばやくたずね,「ものみの塔」誌の表紙を用いて,神の御名を説明し,2冊の雑誌を配布しました。再び訪問した時,青年の態度は以前と同じでしたが,「神の国が1914年に支配し始めたことをご存じですか」とすばやくたずねたところ,家の中に招じ入れられ,研究が始まりました。わからない事柄が多いことを認めた青年は,毎日教えてほしいと望みましたが,週二度で満足しなければなりませんでした。2週間後に巡回のしもべが訪問したので,姉妹は「ものみの塔」研究の予習の仕方を青年に教えたところ,集会の日には彼はだれよりも早く御国会館に来ていました。研究の間,数回注解しました。そして彼はもはや他の事柄で「忙しすぎる」ことはなく,日曜日と火曜日の集会に定期的に出席しています。興味をひき起こす巧みな質問を用いたために,このすばらしい結果が生まれました。

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