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    目ざめよ! 1978 | 1月22日
    • していた。警官も囚人も今より少なかった」と述べます。

      道徳の退廃へ向かうこの恐るべき変化は,主として経済面の問題に起因すると考えられています。これみよがしに富を見せつける人々の間で多くの不正行為や不正直が見られるようになると,他の人々はしっと心やどん欲な気持ちを抱き,近代文明の提供する富や多くの財産を得るには自分も正直なことはしていられないと考えるようになります。この物質主義的な見方はさらに“新しい道徳”やそれによって生ずる男女間の乱行となって現われています。大抵の国で家族構造がこのために脅かされ,性病が最大の流行病となっています。ナイジェリアには,淋疾を“紳士の病気”と呼ぶ人たちがいますが,それというのも,その人たちの目には近代文明の社会的風習や物質主義的な哲学の影響を最も強く受けている金持や学問のある人々の間で性の乱行がより多く行なわれているように見えるからです。この国で淋疾や梅毒が増加しているのも当然といえます。

      「原点へ戻る」のは解決策か?

      確かに世界は,社会,政治,人種,健康などに関して恐ろしい問題に直面しています。では,国々,また個々の人々は何をすべきなのでしょうか。近代的な科学的補助具や労力節約装置を使うことをやめ,数世紀前の「原点へ戻る」のは望ましいことでしょうか。当時,そうした便利なものはなく,生活はもっと困難で,健康上の危険はさらに多かったことでしょう。

      エホバ神が人類に与えられた「原点へ戻る」ほうが良いのではありませんか。神は人間に申し分のない出発をおさせになり,地上のパラダイスにおける永遠の命という見込みを与えられました。最も重要なこととして,最初の人間アダムは「神の子」でした。(ルカ 3:38。創世 1:26-28; 2:7-15)しかし,罪を犯すことのほうを選んだために,アダムは神の子としての立場を失い,子孫に罪と死を残しました。(ローマ 5:12)人はイエス・キリストの贖いの犠牲の益を受けることによってのみ,この地上に復興されるパラダイスでの永遠の命という見込みにあずかれるのです。(ヨハネ 3:16; 17:3。ルカ 23:43)それはなんとすばらしい『原点に戻る』ことなのでしょう。

      まもなくこの地上には,神の天の王国の支配の下で新しい文明が築かれます。そのとき人間は,様々な分野で自分の知的能力を用いる機会を十分に与えられるでしょう。しかし,これは新しい文明以上のことを意味します。従順な人間は神の真の子となるので,真の『原点に戻る』ことになります。クリスチャン使徒パウロは次のように記しています。「創造物は虚無に服させられましたが……それはこの希望に基づいていたからです。すなわち,創造物みずからも腐朽への奴隷状態から自由にされ,神の子どもの栄光ある自由を持つようになることです」― ローマ 8:20,21。

  • 聖書の教えが守られないとき
    目ざめよ! 1978 | 1月22日
    • 聖書の教えが守られないとき

      クリスチャンと自称する人々がみ言葉に従わないとき,神のお名前に大きな非難がもたらされます。西アフリカのある国の主要な長官は次のように語りました。「あなた方[キリスト教世界]のクリスチャンは,私の国の異教徒より悪事を働いている。聖書は良いものだ。あなた方はその聖書を読み,自分たちの神が流血を許していないことを知っている。しかし現実はどうであろうか。戦争に参加する者の中で一番多いのはあなたがたクリスチャンである。私はクリスチャンが政治に干渉するのを見てきた。しかし,あなた方のイエスは政治から離れていた。たとえクリスチャンであっても,その指導者の命令に不忠節であるなら,自分を欺いていることにならないだろうか。帰って自国の人々を矯正しなさい。私はイエスに忠実なクリスチャンはいないと思う……しかし唯一の例外がある。それは,国旗敬礼を拒んだために退学させられた子供たちである。彼らはイエスの真の弟子であると私は確信している」。

      すべての良い物の源として国家を偶像化することを良心的に拒絶したこのクリスチャンの子供とはだれのことですか。それはエホバの証人です。

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