-
読者からの質問ものみの塔 1975 | 12月1日
-
-
ところが,早く学校をやめたい一心で,暴力や不道徳の脅威を利用し,自分が中退するのを許すよう親に圧力をかけたクリスチャンの若者がかなりいたようです。そうした若者は,同情の余り過保護になったその親たちを説得し,それら基礎的な学校から自分たちが退学することに同意させました。多くの場合,それは子供に不利な結果をもたらしました。
経験の示すところによれば,誠実でまじめな考えを持つクリスチャンの若者は,大抵の場合,問題を避けられます。そのような子供は,家庭でよく訓練され聖書の原則によって霊的にもよく教えられているからです。彼らは,自分に関係のない事柄に手を出さないよう注意していれば,毎日比較的安全に通学できるという点に気付いています。特に,トラブルから遠ざかるように気を付け,スポーツや他の課外のグループ活動に携わらないようにしていれば,安全だと言えます。級友を,王国の良いたよりを宣べ伝えるための畑と考え,クリスチャンとして光を輝かせるなら,それも身の守りとなります。ところで,途中で学校をやめてしまう若者たちによって,実際にどれほどの証しの業が成し遂げられていますか。大抵の場合,そうした若者たちは,生計を立ててゆくための闘いに没頭してしまうか,あるいは早く結婚して家族を養わねばならなくなります。
エホバの証人の多くの会衆で明らかになったところによると,基礎的な世俗の教育を修了しなかった少数の人々は,後日生活上の諸問題に対処したり,開拓奉仕を成功させたり,必要な時に結婚に伴う責任をきちんと果たしたりする点で,より多くの困難を見いだしています。
当協会は,ここでクリスチャンの家族のために規則を設けようとしているのではありません。むしろ,上記の提案は,指針として述べられているのです。親は,子供が生活の関心事や目標に健全かつ誉れある仕方で取り組んでゆけるよう,適当な世俗の教育について子供と一緒に計画を立ててください。現在,よく訓練された若者は,将来,円熟したよく働くエホバのしもべになります。今,教育に関して平衡の取れた見方を持てば,子供たちが神の霊の楽園を存分に楽しむのに役立つことになるでしょう。
-
-
死者と話すことができますかものみの塔 1975 | 12月1日
-
-
死者と話すことができますか
人間は,死んでも,ただ死んだように見えるだけなのですか。人間の内部には,死後も生き続ける何物かが宿っていますか。それでは,死者と話すことができますか。
「今ある命がすべてですか」と題する192ページの新しい本は,そうした質問に対する信頼できる答えを与えています。現代語に訳された「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」と共にわずか450円のご寄付でお求めになれます。郵送料は発行者が負担いたします。108 東京都港区三田5丁目5番8号 ものみの塔聖書冊子協会(振替 東京 5-138022番)にお申し込みください。
-