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聖書の原則をしらべるものみの塔 1968 | 3月15日
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ては異なった結論に達することもあり得ます。
聖書の原則をさがし出すこの練習は,クリスチャンが「あらゆる霊的な知恵と理解力とをもって神の御旨を深く知り,〔エホバ〕のみこころにかなった生活をして真に主を喜ばせ」る時,生活の中で決定を下すにあたって助けとなるはずです。―コロサイ 1:9,10。
1. 学校あるいは会社のスポーツのチームにはいるのは賢明なことですか。
交わる相手によって良い影響も悪い影響も受ける。(箴言 13:20)家族とすごす時間あるいは神権的な活動の時間にさしつかえないだろうか。(エペソ 5:15,16)からだの訓練の益は限られている。(テモテ第一 4:8)世の激しい競争の精神を避けることは賢明。(ガラテヤ 5:26)国家主義的な儀式にまき込まれる可能性がないだろうか。(コリント第一 10:14。ダニエル 3:18)両親は未成年の子供にかわって決定する。(箴言 22:6; 23:22)
2. 世俗の仕事において昇進を受け入れることは賢明ですか。
夫は扶養家族のために物質の糧を備える責任がある。(テモテ第一 5:8)ぜいたくを望む物質主義的な欲望は,人を信仰からひき離すことがある。(テモテ第一 6:10。マルコ 4:18,19)エホバはご自分を信頼する者のために必要物を備えてくださる。(テモテ第一 6:8。マタイ 6:11,31-34)それは神への奉仕に妨げとなるだろうか。(コロサイ 4:5。ヘブル 11:24-26)
3. クリスチャンは人気のある映画を見ることができますか。
神の民は不道徳な欲望や世に対する愛を誘発する娯楽を避ける。(テモテ第二 2:22。ヨハネ第一 2:15-17。ローマ 12:9)徳を高め,正しい行ないを励ます交わりや娯楽を求めるべきである。(ピリピ 4:8。詩 119:63)他の人はあなたのその行ないを見てつまずかないだろうか。(ピリピ 2:4。コリント第一 10:32,33)
4. むすこまたは娘が宗教の違う人とデートをするのを許してもよいですか。
夫は家のかしらとして最終的に決定する責任を有する。(エペソ 5:22; 6:4)偽りの拝者との交わりを避けるべきである。(コリント第二 6:16,17。詩 106:35,36)不信者と結婚する結果にならないだろうか。(申命 7:3,4。ネヘミヤ 13:25,26。コリント第一 7:39)両親は子供の純潔を保護しなければならない。(創世 34:1,2。箴言 5:1-4)子供は両親に従順を示すことによって,エホバの物事のとりきめを尊重する。(エペソ 6:1)
5. いま流行の“ミニスカート”を着てもさしつかえありませんか。
婦人は慎み深くよそおうべきである。(テモテ第一 2:9,10)クリスチャンの妻は夫に従う。未成年の娘は父親に従う。(コロサイ 3:18,20)クリスチャンは世にならおうとせず,善の手本を示す。(ペテロ第一 4:4。エペソ 5:9-12。(コリント第一 10:31)つまずきになる事柄また宣教にそしりを招くようなことは一切避けることが必要。(コリント第二 6:3,4。コリント第一 13:4,5)
6. 猟また釣りはクリスチャンの原則と両立しますか。
動物を殺して食用にすることができる。(創世 9:3)真の崇拝者は魚をとって食物にすることができる。(ヨハネ 21:6-13。ルカ 24:42,43)人間は動物を支配するが,動物を残酷に扱ってはならない。(創世 1:28。箴言 12:10)単に楽しみのために殺す,血にうえたニムロデの精神を避けるべきである。(創世 10:9)
7. クリスチャンの妻が不信者の夫にともなわれて“ナイトクラブ”に行くのは正しいことですか。
クリスチャンの妻は夫に従わなければならない。(テトス 2:5)円熟したクリスチャンがいかがわしい場所に出入りするなら,弱い人の良心を傷つけることがある。(コリント第一 8:10-13)クリスチャンは恥ずべき行ないやことばがふつうの事とされる場所に居ることを望まない。(エペソ 5:3-5)神のしもべはエホバの前に清い良心を保つことに努める。(ペテロ第一 3:16,21)
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『すべての国の民への証言』ものみの塔 1968 | 3月15日
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『すべての国の民への証言』
エホバの証人の1968年度年鑑より
キューバ
「迫害されては耐え忍び」。キューバの兄弟たちはコリント人への第一の手紙 4章12節にある,使徒パウロのこのことばをしみじみ感じました。過ぐる年の間,キューバでは福音の伝道に対する反対が続きましたが,兄弟たちは勇気を失わずに耐えています。
法的な手続きによって福音を弁明する努力がなされ,ある程度の成果を収めていますが,兄弟たちとその宣教には絶えず新たな攻撃が加えられている状態です。キューバの兄弟たちからのある報告によれば,イエスの死を記念する日のこと,まだ開かれていた御国会館の一つが暴徒に襲われ,れんが,石,鉄の器物を投げ込まれました。しかし兄弟たちは彼らを追い出そうとする暴徒の攻撃に屈せず,遂に200人以上が警察に行き,午前1時までねばって被害を訴え,暴徒を告訴しました。
ワシントンにおいて政府の一小委員会の席上キューバの一避難者が語った目撃談によれば,カマグエイ州にあるマンガス・ラルガス(長そで)収容所に約150人のエホバの証人が収容されています。ニューヘイブンのレジスター紙は次のように報じました。「収容所はその土地に蚊が多いのでこの名がある。蚊がひどいため,人々はいつも長い袖のシャツを着なければならない。しかしカストロはこの宗派
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