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目ざめよ! 1977
目77 5/22 30–31ページ

世界展望

中国のカトリック教会

◆ ワシントン・ポスト紙によれば,中華人民共和国で今なお活動しているローマ・カトリック教会の僧職者はごく少数に過ぎない。わずかばかり残っているカトリック教会の会衆は「減る一方の老人の信者によって占められている」。北京の一中国人司祭の言葉によると,北京のカトリック僧職者は離婚と妊娠中絶を認め,また「バチカンが常に帝国主義の手先であった」と信じている。ワシントン・ポスト紙によると,その司祭の説明による中国のカトリック神学においては毛沢東と共産党が「神よりもはばをきかせている」。

閃光の正体は何か

◆ アポロ月飛行のあるものにおいて宇宙飛行士は宇宙空間の奥深くで,説明のできない特異な閃光を見た。ニューヨークのブルックヘイブン・ナショナル・ラボラトリーで行なわれた最近の実験によって科学者は,宇宙飛行士の眼を通過した宇宙線の結果が閃光であるとの結論に達した。各粒子が「電磁気の衝撃波」を作り出し,三日月形の閃光となって眼に映ったのである。それで保護の覆いとなっている地球の大気圏の外において,宇宙線は人間に非常に危険なことがある。

命を救う監視装置

◆ 昨年米国コロラド州の峡谷で鉄砲水に襲われたキャンパーを救助するため,熱に感ずる赤外線の監視装置が使われた。熱のパターンを見分けるこの監視装置は,生存者を求めて峡谷を捜索するヘリコプター警察によって使われた。うっそうとした森林の中に取り残された人や,峡谷の壁につかまっている人が見つけられた。この装置のお陰で救助活動は,峡谷を徒歩で捜索するのに比べてずっと迅速になった。

海底に真水

◆ 大西洋の海底に真水の層が発見された。それは大陸だなの下にあって米国の沿岸から約100㌔も延びている。一説によると,数千年昔に海面が今より数百㍍低く,大陸棚が雨水にさらされていた時,真水が大陸棚の堆積物の中に入り込んだという。

コンピューターに語りかける

◆ 人間の言葉を“理解”して質問に答えるコンピューターの設計が試みられている。もちろん,答えはコンピューターに組み込まれたものだけである。しかし使われる語いがごく限られていても,音声のわずかな相違はコンピューターを混乱させてしまう。例えば,「アイスクリーム」と「アイ スクリーム」(わたしは悲鳴をあげる)の区別になると,もうお手上げである。しかし人間の耳は何十万という音声そして意味の相違を聞き分ける。

テムズ川に生命のきざし

◆ ロンドンを流れるテムズ川に戻って来た魚の中でいちばん最近に発見されたのは,たつのおとしごである。他にも86種類の魚がテムズ川に戻って来ているが,たつのおとしごも汚染のために一度は姿を消していた。1957年当時までにテムズ川のこの部分は下水,産業廃棄物,洗剤のために事実上,魚は全く見られなくなっていた。しかし汚染に対する反対運動が成功した結果,今や魚は戻り始めている。

新生児の父親に手当

◆ スウェーデンでは父親に有給休暇を与える制度が実験的に試みられている。この制度によると,新生児の父親は最高7か月間,職場を休むことができ,その間,給料の95パーセントを支給される。母親も働いている場合,夫婦は7か月の期間をどのようにでも分け合うことができる。今までのところ,スウェーデンの新生児の父親のうち,この制度を利用した人は7パーセントに過ぎないが,1974年以来その数は4倍になっており,増加が期待されている。

“試験”結婚は有害

◆ 結婚前の同棲はその後の結婚生活に成功することを約束するものだろうか。米国オハイオ州立大学の社会学の准教授によれば明らかにそうではない。最近の研究までは,このような“試験結婚”が有用かもしれないと彼女は考えていた。しかし100組の夫婦とのインタビューの結果,確信したのは,同棲がその後の結婚生活に実際に有害かもしれないという事であった。「同棲生活は,初めから結婚していれば起こらなかったような,ありとあらゆる問題を生み出す」と彼女は述べている。他方,結婚前に同棲しなかった夫婦は「もう少し幸福であり,結婚にもっと成功している」ことが注目された。

‘革命をひろめる教会’

◆ ザンビアの一政治家が最近語ったところによると,「チェ・ゲバラ,レーニン,毛沢東よりもこの大陸[アフリカ]に革命を広めたのは教会である」。この論評を聞いたルワンダの一スペイン人司祭はこう応じた,「それもそのはずである。教会のほうがこの道に長く携わっている」。これに関するニューヨーク・タイムズ紙の報道は,「ローデシアにおけるブラック・ナショナリストの主要な指導者4人のうちの2人,アベル・ムゾレワ師とナバニンジ・シソール師がメソジスト教会の牧師である」ことに注目している。

一方,南米諸国の多くにおいて,教会と国家との関係が紛糾している。僧職者が逮捕され,政府関係者が破門された。アルゼンチン,サンタフェのビセンテ・ファウスティオン・ザズペ大司教によれば,僧職者は「社会活動をやめるつもりは全くない」。

完成した巨大ダム

◆ パキスタンの強大なインダス川に最近,完成したターベラ・ダムは世界最大のダムのひとつに数えられる。高さ143㍍,幅3㌔あまりのこのダムは1億4,200万立方㍍の容量がある。パキスタンの技術者はダムに寄せる期待をこう語った,「ある年に良く,別の年に悪いモンスーンは我々にどうすることもできないと我々は常に語ってきた。しかし今初めてここの自然を制御できる。これでパキスタンの顔は変わるかもしれない」。

南洋とびんろうの実

◆ 国連委任統治領のパラオ,ヤップ両島は米国に統治されている。しかし食品医薬品局(FDA)がびんろうの実の販売と積出しを禁じたことは,住民の怒りを買った。パラオの一公務員によれば,島の人々は,びんろうの実が口腔ガンの原因になるおそれがあるというFDAの主張をほとんど無視している。なぜなら米国の「たばこ会社は相変らずその致命的な商品を国境を越えて積み出しているからである」。

被害者に対する補償金

◆ 強姦の被害者はその受けた苦痛に対してどれほどの金銭的な補償を得るべきだろうか。英国の犯罪傷害補償委員会は,「重大な身体的傷害がなく,心理的影響も普通」の場合,その額を1,000ポンド(約49万5,000円)と設定した。鼻の損傷は200ポンド(約9万9,000円),あごの骨折は570ポンド(約28万2,600円),片眼の失明は5,000ボンド(約247万5,000円)が場合によっては支払われる。1964年の設立以来,同委員会は請求に対して3,100万ポンド(約153億円)以上を支払った。

キューバの宗教

◆ 「我々は宗教が死に絶えないようにと,ひたすら願っている」。ハバナのローマ・カトリック教会の一司祭は,ナショナル・ジオグラフィック誌に最近こう語った。「教会に来る人の数は人口の約1パーセントにまで下がった」。

一方,ブードゥー教の三種類の崇拝が盛んと言われる。加入することのできる,人数が政府によって制限されているため,加入待ちの人が何千人もいると伝えられている。キューバに一か月滞在したシカゴ,サンタイムズ紙の記者によれば,最も優勢な宗派はアフリカ人奴隷の「宗教とカトリック教信仰とを混ぜ合わせたサンテロスである」。「彼らはカトリック教会の聖人をアフリカ人の神々と一緒に祭っている」。

ふり出しに戻る

◆ 近年,米国の学校に導入された高価な教育理論は学力の向上に真に役だったであろうか。三年間にわたって行なわれ,最近に完成された連邦政府の調査が示すところによればそうではない。事実,研究の対象となった3万人の学生のうち,読解力と数学の標準的なテストに「最大の進歩を示した」のは,現代的な教授法をそれほど重んじないで教えられた者たちであった。新しい教授法の推進者は,報告が明らかにしている事柄のために,彼らの持論に対する政府の補助金が減ることをおそれている。

パリからサイゴンへ

◆ パリからサイゴンまで約1万6,000㌔を汽車で旅行することが今や可能となった。これは世界で最も長い鉄道路線である。北のハノイと南のサイゴンを結ぶ1,690㌔の線路の復旧工事の完成がベトナム政府によって発表され,これで最後の接続が完成したことになる。この国際旅客列車の運行についての協定が合意に達したと言われる。

もっと小さくもっと多く

◆ 電子機器の絶え間ない進歩によって,小さなスペースにますます多くを組み込める結果になっている。半導体を使うコンピューターの記憶装置について,特にその事が言える。その回路は薄いシリコンの“小片”に組み込まれている。1971年には1個の記憶装置に1,000“ビット”の情報を蓄えることができた。1974年には4,000ビットの装置が開発され,今年,電算機メーカーは1万6,000ビットの情報を記憶する小片を発表するものと思われる。それは長さ8分の1インチ,幅4分の1インチ(0.3×0.6センチ)ほどの面積に収められている。

400万番目の発明

◆ ワシントンの特許局は特許番号400万の交付を発表した。1790年に創設されて以来,最初の100万件の特許が与えられるのに1911年までの121年を要した。しかし最近の100万件は1961年以来のわずか15年間に得られたものである。ウォールストリート・ジャーナルはこう論評している,「これら400万件の発明のうち,人類にとって劇的に重要だったものはごくわずかにすぎないが,その全体は人類の独創力の莫大な集積を表わしている」。

縮小する“自由”世界

◆ “自由”とみなされている国の数は引き続き減少している。これらは報道,信教,集会の自由などがある国である。1976年末において世界の40億の人口のうち,これら“自由”な国に住む人は20パーセントに満たなかった。これは1952年に調査が始められて以来の最低の比率である。

広がる砂漠

◆ エジプトのモハメド・カサス教授によれば,毎年,サハラ砂漠はキプロス島の2倍の面積を呑み込んでいる。その大部分は人間が土地を濫用していることの結果である。未開発諸国が砂漠の広大な部分を開発して農地にする希望は“夢物語”であると,同教授は警告した。規則正しい降雨もなければ頼りになる灌漑設備なしに砂漠ですることのできる農業はごく限られている。同教授は次のようにつけ加えた。「世界中どこでも砂漠に入植して現代的な集約農法を行なうなら,その方法は失敗する」。現在の状態の下では,現存する自然の循環に基づいた,従来の簡単な農法でなければ,砂漠の農業は成功しないと,同教授は語った。

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