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  • ヱホバの勝利の表われ
    ものみの塔 1956 | 1月1日
    • 5,6 (1953年発行の)ヘブル語聖書第1巻27頁に記載されているものとは違うどんな分類の仕方により,ものみの塔協会はヘブル語聖書第2巻を私たちの益あるものにさせましたか?

      5 1955年に行われたヱホバの証者の各地の大会は,前の大会が終つてから間も無くして開催されたため,翻訳されたヘブル語聖書の第2巻は,最初の予想とはちがい,ヨブ記,詩篇,シンゲン,伝道之書,ソロモンの雅歌を入れることができませんでした。これらの聖書は,独立している次の巻に出ます。しかし,ものみの塔聖書冊子協会はヘブル語聖書新世訳(英文)の発表を強く希望し,新世界聖書翻訳委員会の用意したものを感謝してうけ取り,委員会もよろこんで,この巻を発表いたしました。そのわけで,予期したよりも早く,ヘブル語聖書のこの翻訳は出版されました。それは,翻訳の第2巻で,サムエル前書からエステル書までを含んでいます。第2巻が予想通りの14冊の聖書を含んでいないからといつて,私たちは失望すべきではありません。むしろ,ものみの塔協会の委員会が,サムエル前書からエステル書までの9冊の翻訳を長く保留しなかつたことによろこびを感ずべきです。

      6 聖書新世訳(英文)の第2巻が出版されたことは,ヱホバの御国の音信の勝利が更になされたことを表わすものです。今日にいたるまで,翻訳の委員会は,神の言葉を売物にしている者たち,すなわち宗教的な敵どもによつて,いろいろの非難をうけて来ました。たとえば,その動機はきたないものであるとか,その行は軽蔑すべきものであるとか,その学力は劣つているとかいうあらゆる種類の非難でした。しかし,新世界聖書翻訳委員会は,ひとたび為した約束を常に憶えています。委員会は,聖書の大いなる著者に信頼しています。そして,この世のあびせるあらゆる悪い批評,嘲笑,非難にも決して恐れを感ぜずに仕事を遂行し,この第2巻を出版しました。委員会の仕事は,この第2巻の出版で終るのではありません。その目的は,現在からハルマゲドンまでの神の時の予定に従つて時間と機会が許すなら,全巻を出版するまで仕事を続けることです。

      7,8 第2巻の取扱つている歴史の期間に対して,私たちは今なぜ,注意深く研究しなければなりませんか? 第2巻を出版して配布することにより,私たちは人々に,何をより鋭く,感ぜしめますか?

      7 この第2巻の内容は,次のようです。それは,模型的な意味を持つイスラエルの神権的な国の時から,バビロン滅亡後のヱホバの宮の再建とエルサレム城壁の再建の時にいたるまでの期間を取扱つています。そして,これらの出来事の模型的な意義はことごとく記されています。その模型的歴史の多くの成就は,1914年以来の今日現在になされているのです。それで,その期間,つまりその模型的な民に対するヱホバの御取扱いの期間は,今日十分に注意して研究すべきであります。しかも,もつとも忠実な翻訳を用いて研究すべきです。ものみの塔協会は,新世訳のこの第2巻に確信を持つています。そして,協会のこれからの出版物には,その翻訳から多くの引用をいたします。翻訳されたヘブル語聖書第2巻を頂いたことにたいして,聖書の著者であり,かつ霊感者なる御方に感謝いたします。この翻訳の発表ができることを名誉と感じます。

      8 この第2巻を出版するものみの塔協会は,祭司エズラのごとき感じを持ちます。この第2巻によると,エズラは『天の神の律法の筆記者』でした。(エズラ 7:12,21,新世)この第2巻を出版し,そしてそれを英語を話す読者たちに配布することにより,神の知識の快い香をいたるところでますます感ぜしめることになります。首相モルデカイは,バビロンを打ち負したペルシヤ王の妃エステルの支持をうけていました。ヱホバの王なる祭司の油注がれた残れる者たちも,首相モルデカイのように,新世訳第2巻の最後の言葉通りに行つています。『その多くの兄弟たちによろこばれ,その民の福利のために働き,そしてその子孫全部に平和の言葉を語つた。』― エステル 10:3,新世。

  • 信仰の一カケラでもあらんことを!
    ものみの塔 1956 | 1月1日
    • 信仰の一カケラでもあらんことを!

      スコットランドのカークカルヂイの地で,ヱホバの証者の開拓者は,ある一婦人と聖書研究を行つていましたが,その方は,『ヱホバ』の名に深い興味を抱いておりました。その姉妹である証者は,ヘブル語の聖書1冊を手に入れて,自分と研究している方に,ヘブル語の四子音文字を見せたいと思つていました。彼女は,ヘブル語聖書を多分所有しているのは牧師でしようと考えて,町に住む牧師を訪問したのです。彼女の借用希望の理由を興味ぶかく聞いた牧師は,喜んで,ヘブル語の聖書を貸しました。そのときの牧師の言葉はこうです。「もし私の教会で,または他の教会で,ヱホバの証者のすべてが示しているような信仰のホンノ一かけらでも持つている聖書研究者が一人でもいたら,堅実な道に進んでいると云へよう」と話しました。また,教会は絶望の暗黒にとざされていること,及びヱホバの証者の表明する信仰についての賞讃をかくすことなく,他の牧師に語ることも告白しました,また,神の真の証者は,このような明白な信仰を表示すべきであるともつけ加えています。聖書の答をよんで見ましよう。『黙示なければ,民はほしいままにす,律法を守るものは幸福なり。』― シンゲン 29:18。

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