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  • 人間アレクサンドロス大王
    目ざめよ! 1972 | 4月8日
    • 酒を飲んだ。アレクサンドロスは習慣にしたがって犠牲をささげつづけたが,容態は徐々に悪化し,ついにものが言えなくなった。

      兵士たちはアレクサンドロスを見ることを切に望んだ。アリアンは王の日記にもとづいて次のように書いている。

      「彼は軍隊が列をなして行進したときすでに言語不能に陥っていたが,苦痛を排して頭を上げ,すべての者にあいさつし,目でもって彼らに合図した」。

      それから二日後アレクサンドロスは死に,32年と8か月という短い生涯を閉じた。それはちょうどインドのある賢人が言ったとおりであった。

      「おおアレクサンドロス王よ,すべての人間は,わたしたちがいま立っているほどの土地しか所有致しませぬ。あなたも,たいへん活動家で容赦がなく,自国を遠く離れて世界中を歩き回り,自分を悩ましまた他人を困まらせていることを除けば,他の人間と同じであります。しかし長くはありませぬ。あなたは死にますから。そして埋葬に足るだけの土地を所有するのみとなるでありましょう」。

      アレクサンドロスはこうした賢人のことばを賞揚したが,それに従うことはしなかった。彼の野望は,彼の活力がつきるまで彼を征服へと駆りたててやまなかった。そして死しては他の人間以上のものは何も持たなかった。

  • 水 ― 人間に対するすばらしい賜物
    目ざめよ! 1972 | 4月8日
    • 水 ― 人間に対するすばらしい賜物

      ドミニカ共和国の「目ざめよ!」通信員

      コルドバの乾燥地帯を通って一日中旅行したわたしたちは,コロンビアのメデリンに近い山中で音をたてて流れる渓流のほとりに立っていた。わたしたちの服や運転してきた車にはほこりが細い流れのように付着していた。また,わたしたちののどのまわりも同様になっているように思えた。カーブした山道を登って行き,メデリンの町へ下って行く途中で,この渓流にさしかかったのだ。それはほんとうに,人間の創造者からのすばらしい賜物である。

      水の循環

      この美しい渓流の水は躍動している。その渓流の水は,山や谷を流れる他の渓流の水,地下からのわき水,川や湖から流れ出る水とともに海へ流れて行くのである。その海で,強力な光線をもつ太陽は,簡単な蒸発作用により塩分を除き,水蒸気として水を上昇させる。

      太陽は,塩分を含む海洋の水や,その他の場所から,毎秒1,500万トンの真水を汲み上げる。雲や気流によって乾燥した陸地の上に運ばれる水蒸気は雨水となって川や渓流に流れ込みやがては海にもどるのである。約3,000年前に,聖書がこの水の循環について次のように説明していたことは注目に値する。「河はみな海に流れ入る海は盈ること無し 河はその出きたれる処に復還りゆくなり」― 伝道の書 1:7。

      しかし水蒸気は,太陽が水面から引き揚げる蒸発作用だけでできるものではない。水蒸気の約85%は海洋からのものだが,植物も水蒸気をつくりだすことに貢献している。植物は根の部分から水分を吸収し,それから葉を通じて水蒸気としてそれを発散させる。カバ

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