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良いたよりを伝える ―「新世界訳」を用いて王国宣教 1976 | 11月
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良いたよりを伝える ―「新世界訳」を用いて
1 12月中,わたしたちは野外奉仕で「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」と「偉大な教え手に聞き従う」を一組450円で提供します。
2 しかしなぜ聖書を人々に提供するのでしょうか。人々はそれを本当に必要としていますか。日本では聖書をまだ読んだことのない人や手にしたことのない人がたくさんいます。聖書を一度は読みたいと思っている人,また読むように勧められたことのある人も少なくありません。それに聖書を持ってはいても,どれ程の人が読んだでしょうか。それで人々が神の言葉を読み始めるよう促すために,「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」を提供することはふさわしいことと言えます。また,人々が「新世界訳」を活用すれば,聖書に対するその人の認識を培う助けとなり,それはその人自身に永続する益となります。では,家の人が聖書を入手することによって益が得られることを理解するよう,わたしたちはどのように援助できるでしょうか。
3 一つの方法は,多くの人が共通に深い関心を持っている問題を提出することです。家族生活はしばしば幸福ではありません。妻は夫が自分の分を果たしていないと感じているかもしれませんし,逆に夫が妻にそう感じているかもしれません。この話題を紹介した後に(あるいはふさわしい別の話題),もし家の人が関心を示すなら,聖書が役立つ助言を与えていることを述べてください。「新世界訳」の語句索引により望んでいる部分を容易に見付けられます。「夫」の見出しで語句索引のページをめくり,エフェソス 5章25節またコロサイ 3章19節の聖句を指摘します。次に6ページの目次を家の人に見せます。この方法で始める時にもし家の人が喜んで応じるなら,その人が自分で聖書を見るように徐々に導いてください。引用した節やその前後数節を家の人と一緒に読んでください。家族生活でそうした助言を適用することにより,もたらされる大きな変化を指摘してください。「新世界訳」を用いて家の人が自分自身でそうした様々な論題を聖書から見いだす方法を知ることができる点に言及してください。聖書を「偉大な教え手」と共に450円で提供してください。
4 できるだけ早く聖書に家の人の注意を引き,目で追ってもらうため,次のように言うこともできます。「こんにちは。わたしは……と申します。お会いできてうれしく思います。きょうは5分間ほどみなさんのお宅を訪問しております。(時間を守るようにする)だれでも自分や家族が幸福でありたいと願っていますが,幸福を得る秘けつがこのように簡明に書かれていたことをご存じでしたか。これはイエス・キリストの山上の垂訓と呼ばれている有名な言葉ですから,あるいはご存じかもしれません。(マタイ 5:3-11の適当な部分,例えば3,5,6,7,8,9などを読む)本当にこの通りだと思われませんか。(答え)今読んだ聖書の言葉は,わたしたちが幸福であり続けるために努力する必要があることを強調しています。正しいことを行なおうとするわたしたちの努力を阻もうとする誘惑が今の世の中には多いですから,特にこのマタイ 5章3節に書かれていることが大切です。(心に良いものを満たす必要性を指摘)心に良いものを満たすために聖書を読むことにまさるものはありません。今ご一緒に読んだ聖書は現代語に翻訳された非常に分かりやすい聖書です。『偉大な教え手に聞き従う』という本を添えて450円のご寄付でお分けできます」。ほかにもコリント第一 13章4-7節,ガラテア 5章19-23節,コロサイ 3章12-14節,ヤコブ 3章13-18節。ヨハネ第一 2章15-17節などの聖句を用いて,聖書が日常生活に及ぼす益を強調し,「新世界訳」と「教え手」を提供できるでしょう。
5 提供することのできる色々な方法があります。あなたの区域とあなたが話をする家の人に適した方法を用いてください。
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神権的ニュース王国宣教 1976 | 11月
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神権的ニュース
◆ 王国会館献堂式 秋田,大曲。茨城,高萩。埼玉,志木。富山,黒部。石川,金沢・西。愛知,刈谷。滋賀,長浜。三重,四日市・北。大阪,茨木。鹿児島,西之表。
◆ 愛知県名古屋市北会衆では過去1年の間に20人の新しい伝道者,7人の新しい正規開拓者が誕生しました。集会の出席数も大幅に増加しています。こうした拡大の背後には長老たちが組織からの提案を一生懸命に実行し,自ら率先している点と,伝道者の内,新しい人や若い人の熱意,積極性がお互いに良い励みになっている点が際立っているとのことです。
◆ 千葉県市川市東会衆の過去6か月間の伝道者野外奉仕平均は時間: 18.9,再訪問: 9.7,研究: 1.4です。現在68人の伝道者の内42人(62%)が一つの研究を司会しています。みなさんの会衆でも教えるわざに良い進歩を遂げられる見込みがあります。新しい三冊の小冊子を戸別の証言や再訪問で効果的に用いて研究を始めるよう努力してごらんください。
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日本の野外奉仕報告: 8月王国宣教 1976 | 11月
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日本の野外奉仕報告: 8月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 984 94.7 41.9 4.4 86.3
開拓者 5,120 83.3 32.5 3.2 54.4
一時開拓者 1,503 80.3 23.5 1.3 44.7
伝道者 30,760 16.4 6.7 0.9 12.6
合計 38,367 書籍配布: 172,105
新しく献身しバプテスマを受けた人: 366
昨年の平均に対する伝道者の増加: 27%
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質問箱王国宣教 1976 | 11月
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質問箱
● 奉仕会の閉会のことばが確実に霊的な事柄に重点がおかれたものとするために何を行なえますか。
奉仕会が聖書に基づくすばらしい討議や野外奉仕のための実際的な助言をもって閉じられるなら,わたしたちすべてに健全な影響を及ぼします。しかし周知のとおりこの集会は毎週ほとんど似たような長々とした発表で終わることが少なくありません。
もちろん,発表しなければならない事柄もありますが,おそらくその多くは,計画することにより別の方法で取り扱うことができます。例えば王国会館の清掃に関することは,書籍研究の場所でその週に割り当てられている群れに注意を促すことができるかもしれません。集会の終わりに,時々野外奉仕の計画の詳細を述べるのはふさわしいかもしれませんが,それらは多くの場合,直接に野外奉仕を討議しているもっと前の方の奉仕会のプログラムに含めることができるでしょう。また,集会のある部分が仲間のクリスチャンに愛のこもった関心を示すことを含むものであれば,病気であったり励ましを必要としている伝道者たちを訪問することについて何らかの必要な注解を含める良い機会ではないでしょうか。もし本当に取り扱われなければならないいろいろな発表があり,その晩のプログラムに合わないならば,集会の初めの方で,例えば前の方のプログラムの途中か後に,少しの時間を発表のために取るのはいかがですか。
このようにして閉会のことばは築き上げる聖書に基づく教え,野外奉仕に参加するよう暖かく励ますこと,学んだ要点の復習,そして次の公開講演や「ものみの塔」研究に対しすべての人の食欲を刺激する簡潔な考えを述べることに用いることができます。この部分を十分に資格ある兄弟が扱うのは有益なことです。
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日本の1976奉仕年度の報告王国宣教 1976 | 11月
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日本の1976奉仕年度の報告
1976年 1975年 増加率
伝道者:
最高数(8月) 38,367 33,480 15%
月平均 36,180 30,294 19%
バプテスマを
受けた人数 5,895 7,505
最高数:
特別開拓者 984 800 23%
正規開拓者 5,294 5,054 5%
一時開拓者 3,148 2,821 12%
時間合計 15,623,782 14,013,273 11%
書籍合計 1,476,373 1,384,017 7%
新予約合計 158,715 205,526
雑誌合計 12,089,915 11,731,244 3%
再訪問合計 6,374,347 5,842,026 9%
月平均研究 53,991 50,332 7%
会衆合計 866 787 10%
会衆の月平均:
時間 17.6 18.7
再訪問 7.3 7.8
研究 0.9 1.0
雑誌 14.5 16.6
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