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  • アルゼンチンの「花の町」訪問記
    目ざめよ! 1970 | 9月8日
    • たいへん人目を引く品種があります。それから2色以上のしぼりになった花をつける品種も出品されています。黄色のバラはバッカニアと呼ばれ,さらに向こう側にはサスペンスという名のバラが見えます。

      木々の幹にまつわりついている珍しいきれいな花を見逃さないでください。これらはラン科の植物で,大きさや形も変化に富んでいます。そして非常に小さなランばかりでなく,木をおおうほど大きなものもあるのです。花の形がたいへんよくととのっていることに注意してください。非常に新鮮でピチピチしているようです。

      ここには見るものがほんとうにたくさんあります。たとえばサボテン部門には,球形・円柱形・卵形・円錐形・三稜形その他,目を見張るような多種多様の幾何学的な形をしたサボテンが見られます。しかもそれらの大部分は今を盛りに花をつけており,大へん美しいのです。しかし,ほかにもシネラリア・グラジオラス・菊・チューリップ・スィートピー,その他数々の目を奪うばかりに美しい部門がありますから,一つの所にあまり長居するわけにはいきません。

      日本式庭園

      日本式庭園を見ないで,エスコバールを訪れたということはできません。ここの地方自治体が必要な土地を提供し,日本人居住者が庭園を造ってアルゼンチンの人々に贈ったのです。5,000平方メートルの土地に趣きよくしつらえられたこの庭園は,築山山水と呼ばれる古典的な型で,日本の風景を小規模に擬しています。

      庭石はコルドバ州のアルタグラシア,サンルイス州のラトマ,ブエノスアイレス州のオラバリアから特別に運ばれました。その中には刻んだ石もあれば,切り出されたままのものもあります。

      庭園内の小池に典型的な日本風の石橋を渡すため,シエラ・チカから囚人の一団が雇われました。その石橋は庭の美観をいっそう引き立てています。さらに,古風な趣きを添えるため,九つの石燈籠が日本から輸入されました。この庭造りに要した人員は全部で約3,000人,250種類の木が植えられました。総工費は約5億円に上ったといわれています。

      花祭りの目的

      この色彩豊かな祭りとお別れする前に温室を訪れ,目を見張るほどたくさん種類のある中から,居間や中庭に飾るために一鉢の花を買うのもよいでしょう。ほとんどの人が,色とりどりの美しく,忘れがたい展示会の思い出に一鉢買って帰ります。それは正しく世話をすれば長い間楽しめる記念品となるでしょう。

      しかし,こうした祭りを毎年催すには,大量の草花を売りさばくということのほかに,もう一つの理由があります。庭師や栽培業者のための学校を建てる資金を集めているのです。種や球根を得る新しい技術の開発を目的とする学校ができれば,種や球根を輸入する必要がしだいになくなるでしょう。すでに2,500ヘクタールの建設用地が購入されています。学校が実際に建てられたあかつきには,さらに多種類にわたる草花がこの花祭りに展示されることでしょう。そしてエスコバールは,アルゼンチンの「花の町」という名称を維持することに努めるでしょう。

  • 一番よく読まれる雑誌
    目ざめよ! 1970 | 9月8日
    • 一番よく読まれる雑誌

      ◆ デンマークのエホバの証人のある奉仕者は,必要の大きな所で奉仕するため,家族でフェロ諸島のある島に移り,そこで小さな理髪店を開きました。その土地の者でない人が商売を成功させ,土地の人々の冷淡さを克服するのは容易ではないにもかかわらず,普通の新聞や雑誌とともに,「ものみの塔」と「目ざめよ!」誌を店頭に置いても,問題は何一つ生じませんでした。その奉仕者の話によれば,店に数人の客がいる時でさえ,「ものみの塔」と「目ざめよ!」誌が一番よく読まれるとのことです。顧客がしばしば雑誌を欲しがるので,奉仕者は多くの人に証言し,書籍や雑誌を何冊も配布しました。

      ― エホバの証人の1970年度年鑑より

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