ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 世界展望
    目ざめよ! 1982 | 8月8日
    • 「我々は,ある種の薬物が実験室での研究によって得られた理解と抵触する点について,いまだに最低2万4,000以上の医学参考文献を調べなければならない」と,政府の支援するこの計画を推し進める責任者ジャック・サルウェー博士は述べている。この計画が完成するためには,少なくともあと4年の研究が必要とされる。

      危機にひんする宗教的郵便物

      ● 予算の削減により,米国議会は非営利刊行物のための郵便助成金を割愛する決定を下した。最初この助成金は,1987年までの16年間にわたって徐々に廃止されることになっていたが,同議会の決定によって,幾種類かの宗教出版物の郵送料は一気に200%上がることになる。「キリストの教会連合」の一代表者は,「数多くの宗教刊行物はただ無駄になるだけで,抹殺されている」と述べている。カトリック出版協会の局長は,この法案が確かに「宗教出版の声」を弱めさせ,「場合によっては[それを]沈黙させる」と考えている。米国には現在1,000以上の宗教刊行物がある。

      忘れ去られる親

      ● 日本では親を敬うことが長い間の習慣となってきたが,最近の調査によると,回答者の38%は子供には老齢の親の面倒をみる義務はないと考えている。20年前,そう考えていたのは20%に過ぎなかった。このような回答を出した人の大部分は30代の人々である。これらの人々はテレビ世代に属し,彼らはテレビと共に成長したので,その価値観はテレビによって形造られた,という説明が加えられていた。この調査を行なった朝日新聞はこう述べている。「この世代は転換点となるように思える。生活の数多くの分野で,人々の意識が微妙に変化している」。

      愛煙家用のガム

      ● 英国では,ある種のチューインガムが禁煙を助けるために用いられている。このガムは医師の処方によってのみ入手することができ,それを使うと,肺ガン,気管支炎,心臓病などの原因となるタールと一酸化炭素が除去されると言われる。ところが,ニコチンの量は変わることがないため,愛煙家は後でニコチンとの縁を切らなければならない。ロンドンのモーズレー病院で行なわれた実験では45%という成功率が報告されているが,他の方法すべてを併用した場合の成功率は20%に過ぎなかった。ガムを使った4か月コースの費用は92㌦(約2万1,000円)で,昨年は10万人がこれを採用している。現在英国では,10人に一人が冠状動脈の疾患で死亡しており,その犠牲者の70%が愛煙家である。

      車に乗った教会

      ● 英国国教会の辺ぴな教会区にある古い教会の多くがばく大な借金を抱え込み,荒れ放題になっているため,革新的な考えを持つ一人の僧職者が,自分の教会をバスの上に建てるというアイデアを思いついた。祭壇の場所を設けるために前方の席を除去すれば,バスは32人分の座席を持つ教会に変身するが,これは通常の日曜日の聴衆を収容するのにごくふさわしい大きさである。2階付きの新しいバスの値段は5万ポンド(約2,116万円)だが,古い教会の改造費に比べればわずかなものである。そして良質の中古品を使えば値段はかなり安くなる。

      こじきの組合

      ● 「万国のこじきは皆団結すべし!」このスローガンを掲げているのはインドのジャイプルで結成されたばかりのこじきの組合である。組合長のケララ州のケンナはこう説明している。「我々の組織は,物乞いをすることにより家族を養う人々から成る組織である。この職業は,他のすべての職業と同じほど古い歴史を持ち,他のすべての職業と何ら変わるところがない」。この組合の目的とするところは,個々のこじきないしグループを成すこじきの独占的領土権を確立することによって,物乞いのシステムを改革することにある。ケンナはこう述べている。「様々な場所に人がひしめき合っているので,この組合員すべてが家族を養えるだけの“かせぎを得る”ためにどうしてもこのシステムを導入することが必要だ」。ところが,家賃を払って家や部屋を提供できる人が一人もいないため,この組合は本部を設立する面で問題に陥っている。

      飲酒家の女性に伴う危険

      ● 医師の間では,アルコール飲料によって女性が男性の2倍も肝硬変になりやすいことが知られるようになっている。「アルコール中毒に関するロンドン協議会々報」という雑誌の中で,キングス・クロス病院のジョン・サンダース博士はこう書いている。「女性は毎日摂取するアルコールが40㌘を超えると肝硬変になることがあるが,男性は1日の摂取量が80㌘を超えるまでは大きな危険はないということがはっきりした」。また,深酒をすると,男性は22年で,女性はそれよりもずっと早く平均13年でこの病気にかかる。それは,女性が平均して軽量で体の脂肪の量が多く,男性と同じ量だけ飲んでも血流中にアルコールがはなはだしく集中するためである,と医師は説明している。

      学校での宗教

      ● 米国では,依然として進化論者対創造説信奉者の論争が白熱しているが,シンガポール政府は,この島国が「どろぼうの国」になることを防ぐため,学校での宗教の授業を義務づける計画を打ち出している。生徒たちは様々な言語でキリスト教,イスラム教,仏教,ヒンズー教のうち好きなものを選んで学ぶことになる。どれも気に入らない生徒は,世界の宗教に関する概論を取らなければならない。子供たちに宗教教育を受けさせたくないと親が考える場合,教育省にその旨を申し出ることができる。

      ガソリンの臭いをかぐ原住民たち

      ● ガソリンの臭いをかぐことがオーストラリア,ノーザンテリトリー州の原住民の間で深刻な問題となっているため,地元の当局者は,スカンクの臭いがする添加剤を用いてこの傾向を阻止しようとしている。政府の調査が明らかにしたところによると,9歳から14歳までの少年の半数,および少女の4分の1が定常的にガソリンをかいでおり,この習慣は大人の間にも広がっている。その有害な結果として,言語能力,集中力,筋肉運動の協同作用などに障害が現われる。政府のスポークスマンはその原因として,「原住民の村落で仕事が不足していること」を挙げた。法律によって罰金を科したり禁令を加えたりするよりも,スカンクの臭いでこの習慣を阻止するほうが効果が上がるだろうと期待されている。

      自暴自棄になる在監者たち

      ● 全米刑務所及び代替機関研究所は,米国刑務所の在監者の自殺率が,一般国民の16倍も高いことを明らかにした。平均すると1日に最低一人の在監者が命を絶っている。その研究はさらに,自殺者の大部分がアルコールや薬物の乱用で投獄された人々で占められていることも明らかにした。

      自動車の安全性

      ● 「米国製の小型車は,日本製の小型車よりも安全だが,その安全性も十分ではない」とワシントンのUPI特電は伝えている。その特電は,安全性が平均以下だった17車種のうち,13種は日本製だったという,ある生命保険会社の報告を引用している。しかしその報告によれば,衝突した場合,製造国のいかんを問わず,小型車に乗っていた人の方が大型車に乗っていた人よりも死ぬ確率が2倍も高い。

      汚れた川にどんな将来があるか

      ● 英国は,汚染された川をきれいにするキャンペーンを20年にわたって行なってきた。しかし,全英飲料水協議会は,「現在の経済状況」にかんがみて,このキャンペーンが中止されることになったと述べている。その報告は,汚染された川や三角江が将来よくなる見込みは,少なくとも経済力が回復するまで「厳しい」と説明している。

  • まず,世界の滅び ― それから世界の平和
    目ざめよ! 1982 | 8月8日
    • まず,世界の滅び ― それから世界の平和

      世界の滅びはどのように臨みますか。その時にはどんなことが起きるのですか。人間がそれを引き起こすのでしょうか。それとも神がそうすることを意図しておられるのでしょうか。

      「真の平和と安全 ― どこから得られるか」という192ページの本に収められている,上記の主題の章をお読みください。どうすれば自分が生き残れるか,またそのあと世界の平和がどのように確実なものとなるかについて学んでください。わずか400円のご寄付です。郵送料は発行者が負担します。

      「真の平和と安全 ― どこから得られるか」と題する堅表紙の本を送ってください。寄付として400円分の切手を送ります。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする