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  • 魅力的な惑星 ― わたしたちが見て楽しめるもの
    目ざめよ! 1975 | 12月8日
    • たびに二回の割で,平らな環を真横から見ます。その状態になった時には,だれも環があることに気付かないでしょう。環は非常に薄く,厚さは15㌔にも満たないからです。それらは,性能のずっとよい望遠鏡で観測した場合でさえ,完全な円形で,全く平らで,同じ形をしています」。

      「土星の環は,何でできているのですか」。

      「それぞれの環は固体状のものではないでしょう。もし,固体状のものであったとすれば,外側の縁は内側の縁よりも速く動いていなければなりません。ところが実際には,環の内側の部分の方が速く動いているのです。それはまさに,土星からそれぞれの環までの距離にある各衛星に予想されることです。ですから,土星の環は,無数の微粒子から成っていて,各々の微粒子が,それぞれ独自の軌道を持ち,土星の周囲を回っているに違いありません。環の質量および反射光の強さから判断すると,微粒子はごく小さなもので,きっと塵のように細かいものであるに違いありません」。

      「しかし,そうした無数の微粒子は,どのようにして,あの驚くべき環へと形成されていったのですか。それに,環を乱すような衝突を起こすこともなく,それらの微粒子はどのようにして安定した軌道上を運行し続けているのですか」。

      「だれにもわかりません。こうした不思議な現象は,地上の動植物にも見られるように思えます。創造者エホバは,生物や無生物を含むおびただしい種類の創造物を設計する際,ご自分の偉大な力と知力のみならず,無限の多様性に富むご自分の創作力を示すことに喜びを見いだされたかのようです。このように澄み切った大気を持つ惑星つまり地球に人間を置き,望遠鏡を発明してそれを天空に向けるだけの知力と好奇心を人間に付与してくださった,愛のこもった神の配慮について考えてください」。

      「それでは,土星の環や今晩わたしが見てきた他のすばらしいものすべては,人間がそれについて調べて楽しむというだけの目的で,そこにあるのですか」。

      「これらすべてのものをなぜ造ったのかを知っているのは,神だけです。しかし,人間の見地からすれば,それ以上にもっともな理由があるでしょうか。物質の宇宙に関してご覧になった事柄は,その偉大な創造者に対する畏敬の念を起こさせるのではありませんか。生活上の他の祝福と共に,こうしたものをわたしたちの楽しみのために備えてくださった神の愛に対する感謝の気持ちに動かされるのではありませんか」。

      「全くその通りです。しかし,今晩わたしが学んだ事柄から,二つほどの疑問が残りました。天文学者たちは幾世代にもわたって研究してきたとはいえ,宇宙に関して学ぶべき事柄のほんの一部を知り得たにすぎないのではありませんか。その上,お話しくださった諸現象の多くは,人の一生に一,二度しか起こらないような非常にまれなものですね。そのことを考えると,人間はこうした創造の驚異のすべてを見るだけ長生きできないので,いわば命が足りないような気がしませんか」。

      「それは正に,神が人間を数十年しか生きられないものとして創造したと考えるのが,道理に添わないことを示す,別の理由です。人生を千回繰り返したとしても,エホバのみ手の業であるすばらしい天体を見たり,それについて学んだりする楽しみが尽きてしまうことはないはずです。では,神が,人間を地に置いて永遠に生きるように取り計らわれたという聖書の見解は何と道理にかなったものなのでしょう」。―啓示 21:4。

      「確かに考えさせられる事柄はたくさんありますね。思い出に残る晩の一時を過ごさせていただき,本当にどうもありがとうございました」。

  • 太陽からのエネルギー
    目ざめよ! 1975 | 12月8日
    • 太陽からのエネルギー

      ● 地上の生物は,何らかの形で太陽に依存しています。この強大な太陽から来る光や熱やエネルギーは,地上の生物が生存してゆくために不可欠です。しかし,地球は太陽エネルギーのうちどれほどを受けているのでしょうか。ジェームズ・S・ピカリングは,自著「天文学に関する1001の質問に対する答え」の中で,こう書いています。「太陽の生み出すエネルギーのうち,地球に注がれるのは全体の二十億分の一にすぎない。このわずかな量が,地面一平方マイル(約2.6平方㌔)に対して469万馬力に相当する」。それは,地上の生物の必要をちょうど満たすものです。

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