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    世の苦難からの人間の救いは近い!
    • 38 わたしたちはどうすれば,メシアの臣民のために契約によって定められていた永続する祝福を受けることができますか。

      38 メシアなるイエスの証しを受け入れ,その指導に従い,その命令に服する人たちは祝福されます。このようなわけで,エホバが永遠の王国のためにダビデ王と結ばれた「定めなく永続する契約」は,喜んでメシアなるイエスの臣民となる人たちに対して効力を発します。このメシアの政府は彼らの上に建てられるのです。それで,エホバはご自分の約束した「ダビデに対する愛のこもった親切」を約束のメシアが来る時まで,そうです,西暦1914年秋における異邦人の時の終わりの時に至るまで忠実に固守されましたが,このことから彼らは永続する益を得ます。こうして,そのような愛のこもった親切が,メシアの臣民のために誓約されていたのです。それらの従順な臣民は,神の愛のこもった親切がもたらしたメシアの王国のすばらしい祝福を得ますが,天の王国でキリストと共に共同相続者となるそれら霊的イスラエル人の場合は特にそうです。

      39 (イ)だれがその益を最初に,またどんな仕方で得ましたか。(ロ)ほかにだれが今,霊的な宴に共にあずかっていますか。

      39 西暦1914年に天で生まれたこの王国の益を最初に受けたのは,来て,神が霊的な仕方で彼らのために備えておられた水やパンや乳やぶどう酒にあずかるように,との神からの招きに答え応じて西暦1919年に行動した人たちでした。(啓示 12:1-6,14)彼らが生まれて間もない,メシアの王国に服したことは,彼らにとって偽りの宗教の世界帝国である大いなるバビロンからの解放を意味しました。第一次世界大戦中,大いなるバビロンのとりこになっていた地上の霊的なイスラエル人の残りの者は,自由の身となって王国の祝福という霊的な宴にあずかるようにとのエホバの心からの招きに最初に答え応じた人たちでした。1935年の春以後は,大いなるバビロンから自由の身となって真の神を崇拝しようと努めていた,あらゆる国籍の人びとの「大群衆」が霊的なイスラエル人の残りの者に加わって,すばらしい霊的な宴を共に享受してきました。(啓示 7:9-17)この事実からして,魂を満足させる宴にあずかるようにとの招待は,樹立されたメシアの王国と結び付けられていることが分かります。

      神としてのエホバを探し求める

      40 霊的なイスラエルのものではない,エホバの崇拝者たちが増加することを,聖書はどのように予告していますか。

      40 聖書の神としてのエホバの崇拝者たちの増加は予言されていました。霊的イスラエルのものではない人びとの中から来る「大群衆」を含み,増加することになっていたのです。(啓示 7:1-8)イザヤ書 55章5節(新)はこう続けています。「見よ,あなたの知らない国民をあなたは呼び,あなたを知らなかった国民の者たちがあなたのもとに走って来る。あなたの神エホバのため,イスラエルの聖なる方のためである。その方はあなたを美しくされたからである」。

      41 (イ)バビロンに捕らえられていた期間中,霊的なイスラエル人は,それら他の崇拝者たちを集めることについて知っていましたか。(ロ)霊的なイスラエル以外のところから来るそれらの崇拝者たちは,だれのもとに来るのでしょうか。

      41 この約束は何と喜ばしい驚くべき事を示唆しているのでしょう。霊的なイスラエルの残りの者はバビロンに捕らわれている間,自分たち以外の「国民」を呼ぶことなど考えたこともありませんでした。当時の聖書に関する彼らの理解によれば,そのような国民のことなど知りませんでした。彼らが捕らわれていた間,そのような事は問題にならないように,また神の目的外の事のように思えました。にもかかわらず,神の予定の時に彼らは「国民」つまり霊的イスラエル以外の何らかの国民を『呼ぶ』つまり招くことになったのです。彼らがこうした招きを出すには,まず最初に彼ら自身大いなるバビロンへの捕らわれの身から解放される必要がありました! しかし,諸国民に対して無差別に出されるそのような招きに対する応答があるのでしょうか。とりわけ,「あなたを知らなかった国民」の人びと,つまりこれまで霊的イスラエルの残りの者を何ら正しく認めなかった人びとの場合,応答があるのでしょうか。あるのです。彼らは「あなたのもとに走って来る」と,イザヤ書 55章5節(新)は霊的イスラエルに語りかけています。そうです,彼らは第一次世界大戦を生き残った霊的イスラエルの残りの者のもとに急いでやって来るのです。

      42 とは言え,預言の中で述べられているように,本当に人を引き付けるのはだれですか。

      42 とは言え,どのようにしてそのような事が起こり得たのでしょうか。霊的イスラエルの残りの者が「あらゆる国民の憎しみの的」となるにもかかわらずそうなるのですか。(マタイ 24:9)それは「あなたの神エホバのために」起きることになっていました。霊的イスラエルの憎まれた残りの者自身ではなく,「あなたの神エホバ」が人を引き付けるのです。エホバは残りの者のためにある事を行なおうとしておられました。それは彼らが大いなるバビロンの偽りの神々を受け入れないで,崇拝すべき真の絶対者としてのエホバにあくまでも忠実だったからです。では,エホバは彼らのために何をなさるのでしょうか。それはさらにこう明確に述べられています。「イスラエルの聖なる方のためである。その方はあなたを美しくされたからである」。

      43 (イ)エホバはご自分の霊的なイスラエル人をどのように「美しく」して,彼らを心の正直な人たちにとって魅力的な者になさいましたか。(ロ)こうして,神はご自分の地上の崇拝者たちをどんな状態の中に招き入れられましたか。それはなぜですか。

      43 彼らはもはや大いなるバビロンの,食べる物にも恵まれず,ろくに着物をまとっていない,うなだれた捕らわれ人の様子をしてはおらず,それどころか今や霊的なイスラエル人としての魅力的な美しさを呈しています。これは彼らが「あらゆる国民の憎しみの的」でなくなるという意味ではありません。それは彼らがキリストにあって霊的に,自由な民になることを意味しました。イスラエルの聖なる方は今や彼らのために用意をしておられた霊的な宴にあずからせて,彼らを十分に養うことにより,彼らに霊的な美をまとわせます。彼らを,生まれて間もない,ご自分のメシアの王国の代表者にすることによって彼らに霊的な美をまとわせるのです。心の正直な人たちは彼らこそ崇拝すべき真の神を持つ民で,その神が彼らのうちにおられる民であることを認めます。彼らはその神の真理を得,あらゆる国の民に対して証しとして王国の良いたよりを伝える者となります。彼らは神に対する悔い改めを表わしたため,近年の失敗のために神の不興を受ける状態にはもはやないゆえに,大いなるバビロンの宗教状態とは全く対照的な霊的パラダイスに招じ入れられることになりました。こうして,国際的に憎まれたそれらの人たちは霊的な魅力を与えられ,エホバに賛美をもたらしました。

      44 (イ)霊的なイスラエルの残りの者は,最初知らなかった「国民」をどのようにして「呼び」ましたか。(ロ)そうする際に,彼らは自分たちの神のみ名をどのように十分顕著なものとしましたか。(ロ)他の人たちは何に動かされて霊的なイスラエルの残りの者のもとに走って来て,エホバのクリスチャン証人となりましたか。

      44 それで,西暦1919年以降,霊的なイスラエルの残りの者は,ますます多くの国の民に「王国のこの良いたより」を宣べ伝えることによって,最初自分たちの知らない「国民」を呼び始めました。(マタイ 24:14)彼らは自分たちが神の名によって呼ばれるゆえに忌避されることを恐れるどころか,幾年にもわたって神のために世界中で証しを行なった後,自分たちのためにエホバの証人,つまりそのクリスチャン証人という適切な名称を採用しました。これは1931年7月26日,日曜日,オハイオ州コロンバスで開催した国際大会で始まりました。キリスト教世界にさえ神のみ名に対する偏見があったにもかかわらず,神を探し求める大勢の人びとは霊的イスラエルの残りの者のもとに走って来はじめました。彼らは霊的なイスラエル人の残りの者のうちに,キリスト教世界や異教世界が見分ける,もしくは認めることをしなかった霊的な美しさを見たのです。そして1935年の春以降,幾百人もの群れをなして走って来るようになりました。彼らは,残りの者の成員がエホバの恵みを得る立場に回復されて以来享受していた霊的なパラダイスを享受したかったのです。そして,非難を恐れることなく,彼らもまた,エホバのクリスチャン証人という名称を受け入れました。

      45,46 (イ)世界的紛争にもかかわらず,エホバの崇拝者たちの人数はどれほど増えましたか。(ロ)彼らは現在どんな祝福にあずかり,また将来のどんな見込みを持っていますか。

      45 以来,これまでの年月中ずっと,あらゆる国籍の人たちが残りの者のもとに走ってやって来る事態は続いています。一層大きな世界的紛争となった第二次世界大戦さえ,崇敬と奉仕を受けるにふさわしい神を探し求める人たちが走ってやって来るのをとどめるものとはなりませんでした。彼らは残りの者を助けたので,「招き」の言葉はますます多くの土地や区域に広められ,「ああ,渇いている者は皆,水に来なさい」という威厳のある招きの言葉によって霊的パラダイスの霊的な宴に注目させられる人びとは幾千人となく増えています。

      46 走ってやって来る人たちは増加して,最終的な人数の知られていない「大群衆」となっています。(啓示 7:9,10)イザヤ書 55章3節(新)が,「聴きなさい。そうすれば,あなたがたの魂は生き続けよう」と勧める通り,彼らは霊的に生きるようになりました。このことには,大いなるバビロンとこの世の事物の全体制が消滅する来たるべき「大患難」を肉身のままで保護されて生きて通過することも含まれていると考えられます。霊的なパラダイスは存続し,その幸福な住民は生き残って,エホバに賛美を,そしてそのメシアの王には誉れをもたらすでしょう。―マタイ 24:21,22。啓示 7:14。

  • 霊的なパラダイスに入るための必要条件
    世の苦難からの人間の救いは近い!
    • 7章

      霊的なパラダイスに入るための必要条件

      1,2 霊的なパラダイスに入るには,イザヤ書 55章6,7節に述べられているどんな必要条件を満たさねばなりませんか。

      霊的なパラダイスに入る道は依然として開かれています! 入ってそれを享受するようにとの招きの言葉は依然として世界中で鳴り響いています! その招きの言葉を聞く人が入りたいと願う場合,何が求められますか。霊感を受けて記されたイザヤ書 55章の預言の言葉はさらに,その必要条件を次のように美しく述べています。

      2 「あなたがたは,エホバを求めなさい。見いだせるうちに。近くにおられるうちに,呼び求めなさい。邪悪な人は己の道を捨て,

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