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  • エホバの助言に逆らってはいけない
    ものみの塔 1965 | 10月1日
    • の助言を守るなら,生活を台なしにする問題を避けることができます。罪悪感にさいなまれることはなく,心はいつも安らかです。エホバおよびその組織との関係が破れることはなく,かえって自分が神およびその組織とよい関係にあることを自覚します。そして,エホバが悪人に不利なさばきを執行される,来たるべきハルマゲドンの戦いの時に救われるのを,確信をもって待ち望むことができます。たとえ死に面することがあっても,エホバの教えに従った人々は,復活の確かな希望があります。

      29 私たち何をするようにすすめられていますかは。

      29 エホバの助言を最もすぐれたものと認め,それを受け入れて日常生活に適用して下さい。その助言に言い逆らったり,無視したり,神の組織に言い逆らって,神の助言に反対しないようにしましょう。エホバの助言を聞かなかったために国家的災害をこうむったイスラエル人の轍をふんではなりません。喜んでエホバのみこころを行なわれたイエス・キリストの足跡に従いましょう。天の御父の賢明な子や孫として,御父の声を聞き,よい助言を受け入れて,日常生活に適用することが肝要です。「わが子よ,わたしの教を忘れず,わたしの戒めを心にとめよ。そうすれば,これはあなたの日を長くし,命の年を延べ,あなたに平安を増し加える」― 箴言 3:1,2。

  • 王朝の滅亡
    ものみの塔 1965 | 10月1日
    • 王朝の滅亡

      1 イザヤ書 14章12節から15節は,自分を高めたどんな大きい野心と,甚しい転落とを述べていますか。

      「黎明の子,明けの明星よ,あなたは天から落ちてしまった……あなたはさきに心のうちに言った,『わたしは天にのぼり,わたしの王座を高く神の星の上におき……いと高き者のようになろう』。しかしあなたは陰府に落され,穴の奥底に入れられる」― イザヤ 14:12-15。

      2 イザヤ書 14章12節から15節の劇的な出来事に登場する重要な人物はだれですか。

      2 これほどの野心を抱いて自分を高めたのはだれですか。その者はこのように低くされ,いやしめられます。また今日私たちが,聖書のこの劇的な言葉の意味を知ろうとするのはなぜですか。それはこの劇的な出来事に登場する人物の重要さのためです。(1)「黎明の子,明けの明星」は,ネブカデネザルが創設し,ベルシャザルまで続いたバビロンの王朝(2)「神の星」は,神を代表してエルサレムの「エホバの位」に坐したダビデの家系のユダヤの王たち,(3)「黎明の子」にこの言葉を告げたいと高き者は,全能者エホバ神をそれぞれ表わしています。

      バビロンとダビデといずれの王朝か

      3 イザヤ書 14章12節から15節に述べられた出来事に,紀元前6世紀および7世紀に起きた事だけにとどまらない深遠な影響があるのはなぜですか。

      3 ダビデの家系の王たちは,神の民を治める国に関してエホバがダビデと結ばれた契約に入れられており,メシヤを生む家系に属した人々でした。それを思えば,当時この事が世界に及ぼした影響にとどまらず,今日の世界にも及んでいる深遠な影響を認めなければなりません。御国契約もこれらの王たちの家系も,メシヤの来る時まで消滅することなく続かねばなりません。メシヤの位はエホバの位のかたわらにまで高められます。サタンを神とするバビロンの王朝とダビデの王朝,そのいずれが他を圧倒しますか。どちらの王朝が生き延びますか。

      4 「明けの明星」の働きと,その転落がもたらした喜びについて,今日どんな類似が見られますか。

      4 また現代における相似を考えると,この預言の重要性は増し加わります。この「黎明の子」は「もろもろの国を倒した者」(イザヤ 14:12),「世界を荒野のように」した者(14:17)であり,その倒れたことによって「全地はやすみを得,穏やかになり」,人々は「声をあげて歌う」結果となります。(14:7)サタン悪魔を見えない支配者とする現代の大いなるバビロン,すなわち偽りの宗教の世界帝国の記録をしらべてごらんなさい。大いなるバビロンの指導者は,三つの顔を持つ,三位一体の奇怪な神,永遠の責め苦を与える恐ろしい神を教え,他の偽りの神々の崇拝に人々を追いやりました。これらの指導者は仰仰しい肩書きを好み,自分を高めています。彼らは神また神のことば聖書に信頼するかわりに,物質と軍事力を頼りにしてきました。独裁者と結んだ政教条約により,また宗教とくに“キリスト”教の名によって行なった戦争によって,彼らは国々を倒し,土地を荒らし,国々の若者を殺し,言いようのない悲さんな状態と悲しみに人々を陥れてきました。バビロンとその王朝に起きた事は,必ず成就する型であって大いなるバビロンの滅びることを示しています。それはあらゆる国の人々にとって,救いとなり喜びとなるでしょう。

      5 (イ)どんな事態を背景として,「バビロンの王」はこのような野心を抱くに至りましたか。(ロ)彼は他の国々に対してどんな行動に出ましたか。

      5 どんな事態を背景として,バビロンの王朝はこの野心を抱くようになりましたか。「バビロンの王」は破竹の勢いで国々を降すことができました。そのため彼は流星のように第三世界強国の地位にのし上りました。イザヤが述べているように,彼は「憤りをもってもろもろの民を 絶えず 撃っては打ち」,「怒りをもって」もろもろの国を征服し,バビロンの世界支配に快よく服さない国々に対する「しえたげはとどめる者」のない有様でした。バビロンをおさえることのできた国はありません。「バビロンの王」はあたかもきこりのように,国々の王を切り倒し,国々を征服し,バビロンのどれいにしました。こうして地はふるい,国々は揺り動かされ,耕地は荒らされました。たとえばバビロンがエルサレムを遂に滅ぼして,ユダの人々をバビロンに連れ去った時がそうです。ユダの土地は荒廃して人と家蓄の住まないところとなりました。とらわれの人々を故国に帰すのは,「バビロンの王」にとって思いもよらないことです。―イザヤ 14:6,12,16,17。

      6 (イ)第三世界強国となった初期の成功にも,「バビロンの王」が満足しなかったのはなぜですか。(ロ)彼はどのように天に上り,「神の星」の上に位をあげますか。(ハ)またどのように「集会の山」に座しますか。

      6 「バビロンの王」は初期の成果に満足しませんでした。ユダの王たちを倒さないうちに,その心が休まることはありません。ユダの王は,神の神権的支配の地における代表者としてエルサレムの「エホバの位」に坐していたからです。エルサレムに王座のある限り,バビロンの王はその神マルドゥクを十分に崇めることができないでしょう。ユダの王たちを位からひきおろして踏みつけさえすれば,「バビロンの王」は天にのぼり,星の上に高められたことになります。聖書の預言の中で,ダビデの王統の王は星にたとえられていました。彼らはエホバの代表者として輝き,王の栄光に包まれていました。(民数 24:17)詩篇 48篇は,ユダの王たちの宮殿に近く,高い土地にあったシオンの宮のことを述べています。エホバは,イスラエル全国民が毎年3回この場所に上ってくることを命じました。それでこの場所は「集会の山」となったのです。詩篇は次のように述べています,「エホバは大なり,われらの神の都そのきよき山のうへにて甚くほめたたへられたまふべし シオンの山はきたの端たかくしてうるはしく喜悦を地にあまねくあたふ,ここは大いなる王〔エホバ〕のみやこなり」。(48:1,2,文語)これらの「星」を落とすならば,バビロン王は自分の目にもバビロニア人の目にも,「北の果なる集会の山に座し」,シオンに王たちを立てたエホバの位に匹敵するまで自分の位を高めたことになるでしょう。

      7 「バビロンの王」は,何時その野心を遂げたと思いましたか。

      7 昔の異教の世界の目から見て,バビロンの王はいと高き者のようになります。事実,バビロンの星占いは,他の星よりもひときわ明るく輝く,あたかも新しい星を見たかも知れません。バビロンの王は「神の星」よりも明るく輝きます。ゼデキヤを位からひきおろし,エホバの宮もろともエルサレムを滅ぼした時に,彼は天のこの高さに達したものと考えました。―列王下 25:1-7。

      バビロンの王朝は「明けの明星」(ルシファー)

      8 (イ)ヘブライ語ヘーレールにはどんな意味がありますか。(ロ)英語の欽定訳およびローマカトリック・ドウェイ訳聖書が,ルシファーを使っているのはなぜですか。(ハ)ルシファーはサタンの名ですか,あるいはバビロン王の名ですか。(ニ)ヘーレールあるいはルシファーの名称は,どのようにサタン悪魔に適用されますか。

      8 「明けの明星」と訳されたヘブライ語の言葉ヘーレールの意味をここで論じておくのは,有意義なことです。それはまた「輝き」を意味します。いくつかのヘブライ語・英語辞典によれば,「黎明の子,明けの明星」という表現は,全天で最も明るく輝く「暁の明星」を意味します。英語の欽定訳とドウェイ訳聖書がルシファーを用いているのは,両者ともラテン・バルゲート訳によっているためです。このラテン訳は「光をかかげてる者」を意味するルシファーを使っています。しかしルシファーはバビロンの王の名前ではありません。サタン悪魔を指してルシファーの名を用いたのは,西暦紀元初頭の,霊感によらない宗教文書の著作者たちでした。ラテンバルゲート訳は,ペテロ後書 1章19節においてもルシファーを用いています。それはサタン悪魔ではなく,クリスチャンの心の中に出る「明星」のことです。そのことに注目して下さい。それでヘーレールあるいはルシファーの語は,地上のバビロンの王が,かの悪しき霊者を象徴し,あるいは表わす限りにおいてサタン悪魔に適用されるのです。もちろんサタン悪魔はバビロンの真の神また見えない王でした。サタンは現代の大いなるバビロンの支配者でもあります。

      9 イザヤ書 14章12節から14節が,悪魔にではなく,人間のバビロン王にまず適用される理由を説明しなさい。

      9 従ってイザヤ書 14章12節から14節は,バビロンの人間の王にまず適用されます。ある種の表現たとえば陰府がそこに使われているのは,このためです。サタン悪魔が陰府,地獄,墓にいたことはなく,将来にもそのような事はありません。陰府,地獄,墓は地の中にあるのに,サタン悪魔は霊者であって見えない天にいるからです。陰府は死んだ人つまり見える物質のものが横たえられるところです。イエス・キリストでさえ,死んでのち,ほぼ3日のあいだ陰府,地獄すなわち墓にいました。使徒ペテロはその事を述べています。―使行 2:27-32。詩 16:10。

      後継者もなく,葬られぬ屍となる

      10 (イ)「バビロン王」が陰府に下ることを述べた言葉は,何を示していますか。(ロ)「バビロンの王」が葬られないという事は,バビロンの個々の王が葬られないという意味ですか。それとも何を意味していますか。(ハ)彼はどのように「忌みきらうべき枝」また戦場で踏みつけられる屍のようになりますか。(ニ)下の陰府はどのように「動」き,王たちは「バビロンの王」がそこに下ったのを見て立ちあがりますか。(ホ)彼が倒れたのを見る者は何と言いますか。イスラエル人は何をするように命ぜられていますか。

      10 従って「あなたは陰府〔地獄,欽定訳,ドウェイ訳〕に落され,穴の奥底に入れられる」と述べたイザヤ書 14章15節は,自分を高くした,人間である「バビロン王」のことを述べているのです。この言葉は,「バビロンの王」が天の高い栄光と権力からどこまで

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