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  • 従順,望ましい道
    ものみの塔 1970 | 10月15日
    • のたいせつさをあなたに銘記させたり,時には,きびしい罰を科したりしなければならないというよりも,自分で物事を考えて,改善を図り,徹底的な処置を講じられないですむようにしてはどうですか。若い人たちは,身辺のできごとに対する好奇心が著しくおう盛です。では,こう自問してはどうですか。「これをするように,と親からいつもやかましく言われているのに,これをしないなら,わたしの家族には何が起きるだろうか。わたしの行動は他の人たちにどう影響するだろうか」。たとえを用いて,この事を考えてみましょう。どんな分野にも2種類の人々,つまり参加者と傍観者がいます。傍観することよりも参加することのほうが,喜びが深く,より多くの知識が得られ,また,いっそう活動的です。家庭では,あなたは傍観者ですか,参加者ですか。傍観者のような態度で人生を送る人を見いだすのは容易ですが,そのような人は,ほんとに生活を楽しんでいるのだろうか,とあなたは疑問に思うことがあるでしょう。ところが,聖書を見ると,そこでは,人生は行動と結びつけられています。たとえば,使徒行伝 17章24,25,28節(新)にはつぎのようにしるされています。「世界とその中のすべてのものとを造られた神は……すべての人に命と息とすべてのものを与えておられる。わたしたちは神によって命を持ち,動き,存在しているからである」。

      36,37 人はどのように創造物を研究し,それから学ぶことができますか。

      36 多くの若い人たちにとって,研究はつらい仕事のように思えます。それは実際につらい仕事です。しかし,報いと成果,知識と幸福をもたらします。研究とは探求の世界です。物事は考察することによって,満足のゆくように実証できます。このことに関する箴言 18章15節(新)のことばに注目してください。「理解力のある者の心臓は,知識を習得し,賢い者の耳は,知識を尋ね求める」。

      37 確かに人間は,科学・技術の知識の分野で進歩し,電話・テレビ・ラジオ・コンピューター・望遠鏡などの数多くの発明のおかげで,わたしたちは情報を入手することができます。しかし,人間は今なお神の創造物また,その中にある事物を研究しているのです。近代的な機械の進歩を見る前に,人々はそうした事物を研究しました。そのような人は学者でした。あなたも学べるのです。そして,神が創造した事物を単に傍観するのではなく,探求することによって,それらに対する深い認識をほんとうに身につけることができるのです。動物やこん虫,鳥や魚を取り上げて,その働きや特徴,その生活と他の生き物との関係を調べてごらんなさい。そうすれば,多くを知って驚嘆させられるでしょう。概して人間は,この地に表明されている,知恵の壮大な現われといえるものを傍観はしても,わざわざその探求に参加しようとすることは,めったにしません。ロマ書 1章20節でパウロはこう語っています。「神の見るべからざる永遠の能力と神性とは造られたる物により世の創より悟りえて明かに見るべければ,彼ら言ひのがるる術なし」。きたるべき長い年月にわたって,探求しつづけても,資料にことかくことはないでしょう。伝道之書 3章11節は次のことをわたしたちに思い起こさせているからです。「彼[つまり神]はすべてをその時に応じて,みごとに作られた。彼は,定めのない時を彼らの心臓に入れられた。真の神が始めから最後まで行なわれたわざを,人間が決して見つけ出すことがないためである」。

      38 神のことばの研究から,どんな益が得られますか。

      38 聖書の研究についても同じことが言えるのに気づかれるでしょう。たいていの人は,おとなしい傍観者にすぎず,聖書が良い本であり,ベストセラーで,りっぱな手本で,文学作品であり,神について語る本であることは認めます。しかし,物事に参加する人は,聖書を掘り下げて,それが知恵に富むものであることを知ります。箴言 2章4-6節が述べるとおりです。「銀のごとくこれを探り 秘れたる宝のごとくこれを尋ねば 汝エホバを畏るることをさとり 神を知ることを得べし そはエホバは知恵をあたへ知識と聡明とその口より出づればなり」。さて,好奇心,つまり物事を知ろうとする,あの欲求に満たされている若い人としてのあなたは,挑戦を受けているのではないでしょうか。実際のところ,もし,あなたが人生は単調なものだと感じているなら,単調なのは,あなた自身なのです。なぜなら,あなたは,決してつきることのない,変化に富んだ世界を,実際に歩んでいるのだからです。

      39 海の例から示されるとおり,家庭のふんい気はどうあるべきですか。

      39 ゆえに,従順の道は,人の歩むべき望ましい道です。それは常に,幸福と密接に結びついている道とも言わねばなりません。親のみなさん,賢くあってください。そして,次のように語ったキリスト・イエスの手本に従ってください。「わたしは気質が柔和で,心臓からへりくだっているからである。そうすれば,あなたがたは自分の魂を元気づけるものを見いだすであろう。わたしのくびきは快く,わたしの荷は軽いからである」。(マタイ 11:29,30,新)懲らしめをおくらせてはなりません。愛をもって,懲らしめてください。現代の世界には,すぐれた機械装置がいっぱいあるため,そうしたものを購入して,支払いに追われるようになるおそれがあります。機械製品を家の中にいっぱい取り入れてそうした物品のために親が疲れたり,気力を失ったりするあまり,愛をもって家庭を包む時間を失うべきですか。寄せ波が岩に砕け,大波がしだいに高さを増して,勢いよく押し寄せ,岸に砕けては引き返し,また再び迫ってくるさまを見ると,絶えずせわしく動く海に,近づきがたいものを感ずるかもしれません。しかし,同じ海でも,場所によっては,とてもおだやかで,波がひたひたと岸辺を洗っているところもあるのです。そのような海には暖かさを感じ,思わず立ちどまるでしょう。平穏な海の様は,それがかもしだす満ち足りたふんい気に何度も見る人の思いを引きつけます。愛ゆえに,従順が望ましい道となるとき,あなたの家庭も満ち足りたところとなるでしょう。

  • 神にはお名前があります
    ものみの塔 1970 | 10月15日
    • 神にはお名前があります

      親が子どもとともに読む特別な記事

      あなたの名前はなんですか。あなたには名前がありますね。わたしにも名前があります。地上で最初の男は名前を持っていました。神は,その男をアダムと呼ばれました。最初の女の名前は,エバでした。男・女・子ども,すべての人には名前があります。

      神は,天にいる天使にも名前をお付けになりました。神のひとり子が生まれることを知らせるために,神が地上につかわされた,天使の名前を知っていますか。その天使の名前はガブリエルです。

      夜,たくさんの星を見上てごらんなさい。星に名前があると思いますか。そうです,神は空の星の一つ一つに,名前をお付けになりました。聖書にはこう書かれています。「彼は星の数をかぞえておられる。そのすべてをそれぞれの名で呼ばれる」― 詩 147:4,新。

      人も天使も星も,みな,名前を持っています。それで,神は名前を持っておられると思いますか。イエスは,神が名前を持っておられるとおっしゃいました。ある時,イエスは祈りの中で,神にこう言われました。「わたしは,わたしにしたがう人々に,あなたの御名を知らせました」― ヨハネ 17:26。

      神のお名前を知っていますか。神ご自身

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