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支部の手紙王国宣教 1974 | 10月
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支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
これでまる7年間,みなさんは毎月伝道者新最高数を得ておられます。さらに200人が7月に増加しましたが,これは56パーセントの増加にあたります。これは84番目の最高数で: 2万5,530人の伝道者
7月は伝道者全体の3分の2の方々にとって大会の月でしたが,みなさんは野外奉仕をなおざりになさいませんでした。下の表が示しているように会衆の平均はすぐれたものでした。ある開拓者は待望の休暇を取りました。それでも家庭聖書研究の合計は4万7,710で,最高数よりもわずか258少ないだけでした。
8月中「神の目的」地域大会は終了し昨年の3万1,263人をさらに上回る4万6,070人という驚くべき最高数の出席が得られました。また,2,796人がバプテスマを受けましたが,これはこれまでの大きな合計である昨年の国際大会を79パーセントも上回るものです。パウロのように,わたしたちはみなさんがた新しい兄弟や姉妹たちに対して感謝し続けます。そして,わたしたちはみなさんが信仰において本当に強く成長し試練を耐え忍んで新秩序に入るようにと祈っています。(テサロニケ第二 1:3)昨奉仕年度,3,672人が新しくバプテスマを受けたのを見て胸がおどりました。しかし1974年は6つの地域大会の終了までに7,456人がバプテスマを受けたのでわたしたちの喜びはあふれるばかりとなりました。何と大勢の新しい仲間の働き人が働いていることでしょう。野外からの報告はみなさんがエホバのみ名と王国の宣明に本当に忙しく励んでおられることを示しています。
10月の運動に対してみなさんが注文なさったすべての雑誌を印刷するために,沼津において2組の兄弟たちが昼と夜輪転機を動かしています。建築設計を行なう一人の兄弟が沼津で新しいベテルの設計図を作製しています。以前大きな建設会社の監督をしていた一人の兄弟は建築を監督します。わたしたちは
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力をつくして励みなさい王国宣教 1974 | 10月
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力をつくして励みなさい
1 この邪悪な事物の体制の終わりを生き残る人々には神の正義の王国の下での永遠の命というすばらしい見込みが待っています。わたしたちすべてはそれら生存者たちの中にいたいと望んでいます。それでわたしたちは今エホバを喜ばすために力をつくして励みたいと望んでいます。これは正直な心を持つ他の人々がわたしたちの愛ある創造者と救いに関するその目的を学ぶのを援助することをも含んでいます。―ペテロ第二 3:14。
2 他の人々を援助するために『力をつくして励もう』とする願いは10月中野外宣教において熱心になるわたしたちを動かします。秋の天候は一般に野外奉仕のためには理想的です。また10月は再訪問を行ない研究を始めるのに格好な時期です。今年「目ざめよ!」の予約運動はただ一か月だけ行なわれます。それで10月の最初の日からあらゆる機会をとらえて予約の提供に熱心でありましょう。予約購読料は800円になりましたが,これは得られる予約の数に何も影響を及ぼすものではありません。もし人々が真理に関心を持っているなら,予約するでしょう。事実,真理は予約に対して求められる少額の寄付によって量れるようなものではありません。―イザヤ 55:1,2。
3 この雑誌の人目をひきつけるような最近の号は多くの人々が「目ざめよ!」の予約に関心を持つようにさせるでしょう。しかし両方の雑誌を1,600円の寄付で提供してみてはいかがですか。「ものみの塔」および「目ざめよ!」誌がどれほどわたしたちを助けたか,またさらに大勢の人々を助けるであろうことを認識して,あらゆる機会に二つの予約の提供を行なうようにいたしましょう。一人の特別開拓者は最近の予約活動に関連してこう述べました。『わたしは遂に家から家の奉仕においても再訪問においても両方の予約を提供することに確信を持ちました。その日わたしは21の予約を得ました。このうち16は同時に二つの予約が得られたものです』。
4 もし古い雑誌がたまってしまったのなら,だれもいない家に一部を残して来るのは良いことです。たった一冊の雑誌によって人がエホバのみことばの真理にひきつけられるということを,一人の伝道者はこう書いています。「だれもその家にはいませんでした。それでわたしは戸の下に一冊の雑誌を残してきました。そこに住んでいた若い男の人は雑誌を読み,翌日仕事場で別の人にそのことにつき話しましたが,その人はたまたまエホバの証人だったのです。この若い男の人と聖書研究が始められましたが,すべては彼の家に戸の下から差し入れられた一冊の雑誌から始まりました」。
5 力をつくして励む際に,予約切れの訪問を行なうに当たって勤勉でありましょう。このような再訪問は単に予約を得るのにすぐれた手段となるばかりか,聖書研究を始めるのに助けとなります。このわざに参加することにより多分あなたもこの人のような経験をするかもしれません。『わたしは以前予約者だった人を訪問しました。そしてわたしは無償の家庭聖書研究を勧めました。研究はその日に始まりました。夫からの反対があったにもかかわらず,彼女はほとんどすべての集会に出席しています。今では彼女は野外宣教にたずさわっており,二つの家庭聖書研究を司会して喜びを持っています。そして次の巡回大会でバプテスマを受けることを希望しています』。
6 以前に予約切れ用紙を受け取りそれをしまい込んでいるかもしれない所を探してみて,訪問してみてはいかがですか。また,再訪問を行なって,予約者となるよう励ました人々の一覧表を作ることを考慮してみましたか。一開拓者はそれを行ない,次のような結果を見ました。「ある午後わたしは全部の再訪問の記録を一緒にしました。あるものは数年前のものさえありました。わたしはかつて勉強したことのある人や予約を得たことのある人々また,以前わたしが訪問した人々の氏名と電話番号の一覧表を作製しました。わたしはその日の午後にこれらの人々に電話をかけ始めました。そして驚いたことに電話で連絡を取ることにより,またはその日の午後もっと遅くなってからあるいはその週のうちに訪問することにより44の予約を得ることができました」。
7 贈り物の予約は多くの親戚や友人が真理を受け入れるのを助ける手段となってきました。ここに一つの経験があります。『わたしは自分の母に証言しようと永年の間あまり多くの成果もないまま努力を続けてきました。約一年前わたしは母に予約を贈りました。その後母は手紙をよこし興味深かった記事のいくつかにつき述べました。母の予約が切れた時,母は雑誌が来なくなってしまったこと,そしてそのことをとても残念に思っていると書いてきました。わたしはみなさん方兄弟に母の予約を再約してくださるように,そして母に話をしてくれるようだれかを遣わしていただきたい旨手紙をいたしました。数日前わたしは母から手紙を受けましたが,母はどなたかが訪問してくださったと述べています。聖書研究が始まり,母は今では日曜日の集会に出席しております』。
8 なすべきことがたくさんにあるので,祈りの気持ちと注意深い深慮により10月がわたしたちと関心ある方々の双方にとって快い祝福の月となるよう努力しましょう。そしてエホバに対する是認された奉仕において『力をつくして励み』ましょう。―テモテ第二 2:15。
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10月 ― 待望の「目ざめよ!」予約運動の月
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「神の目的」地域大会王国宣教 1974 | 10月
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「神の目的」地域大会
最高出席者数 受浸者
北九州・戸畑 7/24-27 7,768 440
岩見沢 7/25-28 2,781 185
東京・府中 7/25-28 17,524 1,090
豊橋 7/25-28 5,447 308
盛岡 8/1-4 2,460 156
大阪・吹田 8/8-11 10,090 617
合計 46,070 2,796
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日本の野外奉仕報告: 7月王国宣教 1974 | 10月
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日本の野外奉仕報告: 7月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 708 122.4 60.1 6.6 112.7
開拓者 3,816 88.7 41.5 4.4 63.8
一時開拓者 1,371 86.6 37.8 2.7 54.0
伝道者 19,635 18.5 9.1 1.2 14.4
合計 25,530 書籍配布: 193,793
新しく献身してバプテスマを受けた人: 2,211
1974年の伝道者の目標: 17,996
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質問箱王国宣教 1974 | 10月
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天下の全創造物の中で良いたよりを宣べ伝えなさい
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