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  • 共産主義者の指導者達に請願する
    ものみの塔 1957 | 6月1日
    • 証者は非常な艱難とつらい迫害を耐え忍んできました。彼らは奉仕者たちの中より委員と代表をつくり,実施されている規則に従つて自分たちの宗教制度を登記しようとしました。ところが,どの場合もヱホバの証者は拒絶されており,そのクリスチャン制度の登記が許可せられる代りに,代表の奉仕者は逮捕されているのです。幾千人というヱホバの証者が,クリスチャン崇拝をするという理由で,ソヴェット連邦中で投獄されているか,シベリヤに流刑されているのです。そのことは,ひろく世界中に知れ渡つています。

      すべてのヱホバの証者は,ヱホバ神の奉仕者として奉仕する厳粛な誓を立てており,この道より決して離れないでしよう。ヱホバの証者は,神の御国の良いたよりを伝道せよ,という大切ないましめを受けています。彼らは神に忠実でなければならず,また模範を残したイエス・キリストの使徒たちのごとく,同じ神権的な律法に導かれねばなりません。使徒たちは,その崇拝の故に多くの反対と身体上の苦しみを受けました。聖書の使徒行伝 5章17-40節には,初代クリスチャンの受けた多くの試錬の一つが記されています。その時,クリスチャンではない著名な弁護士ガマリエルは,今日にも適用する裁定の原則を述べました。今日,ソヴェット連邦内にいるヱホバの証者の逮捕と関連して,貴下がそのことに留意せられるよう望むものです,『その企てや,しわざが,人間から出たものなら,自滅するだろう。しかし,もし神から出たものなら,あの人たちを滅すことはできまい。』

      ヱホバの証者は神の僕です。彼らの業は神のものです。それで,ソヴェット連邦を含むすべての国で,ヱホバの証者は,クリスチャン生活をなして,最高者を崇拝しなければなりません。そしてヱホバ神の助けを受けることにより,そのことをなし行うでしよう。真のクリスチャンたちは,互に愛し合い,友なるクリスチャンたちの安否を深く気づかいます。危急の場合には,真のクリスチャンは物質的にも,霊的にも援助し合います。ヱホバの証者は,そのような真のクリスチャンであります。そのわけで,過ぐる9ヵ月のあいだ全世界のヱホバの証者は,ソヴェット連邦の高職につかれている貴下に請願状を送り,貴下の国に住む友なるヱホバの証者に対する虐待を調査すると共に,キリストにある私たちの兄弟たちに崇拝の自由を許されるよう,お願いしたのです。

      その請願は,199のヱホバの証者の大会より,幾十という言語に書かれて貴下宛に送られました。どの請願状も,書留航空便で送りました。更に,この重大な事柄を間ちがいなく貴下に御知らせする為,各請願状はそれぞれの国の外交代表者を通して貴下に届けるようにしました。

      全世界では,合計46万2936人のヱホバの証者が,この請願を是認しました。そして,ソヴェットに住んでいて苦しみを受けたヱホバのクリスチャン証者たちを釈放するという,ソヴェット社会主義共和国政府の取る処置についてのニュースを待つています。

      全世界のヱホバの証者の統治体として,我々はソヴェット連邦内にいるヱホバの証者の諸問題についての合同の請願を送る権威を有しています。かつ,最高至上の神ヱホバの奉仕者として,この重大な問題について貴下の御配慮を願う,という責務を神の前に有しています。話合をする為にモスコーに何時でも代表団を送る用意が整つています。

      請願を述べている46万2936人のヱホバの証者を代表する我々は,貴下の至急の御返答を要求するものであります。いまや,最高の神ヱホバの御前にあつて,責任は貴下に課せられているのです,『恐らくは,汝ら神に敵する者とならん。』― 使行 5:39。

      ペンシルバニアのものみの塔聖書冊子協会の理事の提出

      会長,エヌ・エッチ・ノア

      副会長・エフ・ダヴリユ・フランズ

      会計事務長,グラント・スーター

      会計事務長補佐,エッチ・エッチ・リーマー

      理事,ティ・ジェー・スリバン

      理事,エル・エイ・スウィングル

      理事,エム・ジー・ヘンシェル

      この事柄を推し進めることによつて,ヱホバの証者は3つの義務を果しました。証者はヱホバの至上権に証を立てました。また,ヱホバの敵に対して,その行の悪を指摘すると共に,鉄のカーテンの背後にいる兄弟たちを助けようと努力しました。

      証者たちは,イエスの次の約束に信頼しています,『神は,日夜叫び求める選民のために,正しいさばきをしてくださらずに長い間そのままにしておかれることがあろうか。あなた方に言つておくが,神はすみやかにさばいて下さるであろう。』― ルカ 18:7,8,新口。

  • 共産主義者の偽善
    ものみの塔 1957 | 6月1日
    • 共産主義者の偽善

      1905年,ニコライ・レーニンは『なぜ我々は無神論者なることを宣伝の中で言わないのか』とたずねていました。共産主義者たちは,もちろん無神論を提唱しないならば帰依者を更に多く得られると考えていたのです。ところが,自分たちに都合の良いとき,そして自分たちの宣伝を効果的にするためなら,共産主義者は神を呼ぶのになんのためらいもしません。最近,ソヴェットの指導者ニキタ・エス・クルシチョフは,スターリンは間ちがいをしたがその間ちがいは肝要のものでないと語り,更に『どの共産主義者もスターリンのごとくに戦い得るように神の承認を求む』と語りました。すべての共産主義者をスターリンのごとくにしてもらいためにクルシチョフは神の承認を求めています。いま,ロバート・イノ・シャーウッド著『ルーズベルトとホプキンス』という本からの1節を引用しましよう,『とつぜんスターリンは「神の助けによりこの計画が成功しますように!」(チャーチルがルーズベルトになした訳によると,「神がこの企てを栄えさせますように!」)と叫んだ。余の聞いたことによれば一時のあいだ宗教学校で教育を受けたスターリンが神の助けを願うことは,なにも新しい異例のことでない,とのことだ。』共産主義の世界では偽善は際限なく行われているのです。

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