ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 彼らは答えを見いだした
    目ざめよ! 1973 | 2月8日
    • 「神は,脳性小児麻痺のわたしにとってトニーを産むことがどれほどたいへんなことであったかをご存じのはずです。では,なぜ神はわたしからあの子を奪ったのでしょう」。

      その後婦人は,むす子がどうしているかを知ろうとして,心霊術者である義理の兄弟のところに行きました。彼は自分の属する読書クラブに婦人を入れました。しかし,婦人の学んだ事柄は彼女に真の慰めをもたらすものではありませんでした。トニーは生きていて,地上で次の生物に生まれ変わるのを待っているということを信じるようになった婦人は,自分が死んでトニーと再会しないうちに,彼が生まれ変わってしまっては困まると考えました。それで,娘を殺して自分も死ぬことを決心しました。

      まず彼女は,弾薬帯が何に使われるのかを知らないふりをして,銃に弾丸を込める方法を夫に教えてもらいました。計画を実行に移すことに決めていた日,婦人は娘に学校を休ませました。その日でした。玄関をたたく音がしました。それは女性のエホバの証人でした。娘はその証人に,母親は病気だと言ったので,証人は立ち去りました。ところがそのあと,今度は裏口で戸をたたく音がしました。それは別のエホバの証人でした。その人はすでにほかの証人が表口から訪問していたことを知らなかったのです。娘はその人にも,母親は病気だと言いました。しかし,その証人は,そのように断わられてもあきらめずに,あなたのお母さんに聖書のことを話したいだけだと娘に言いました。すると母親は中にはいってもらってもよい,と言いました。証人はその婦人に,死者の復活のことを述べている,ヨハネ伝 5章28,29節を見せ,地上に楽園を復興させるという神のお目的を話しました。

      その結果,婦人は何年かぶりで希望を持つようになりました。しかし,彼女は,夫との仲が依然として良くなかったので,夫は理解してくれないのではないかと考えました。すると証人は,頭の権に関する聖書の教えに彼女の注意を向け,たとえ夫がキリストを自分の頭とすることを望まなくても,妻はキリストを頭として受け入れることができると言いました。そこで婦人は聖書を研究することに同意しました。

      この婦人は聖書研究ですばらしく進歩しました。ついには夫も関心を持つようになり,今では婦人と夫は一致した家族として幸福に暮らしています。ふたりは聖書の研究を通して,人が死ぬ理由だけでなく,復活のすばらしい希望についても学びました。彼らは,今は死の眠りについているむす子がよみがえり,楽園となった地上で永遠に暮らす日を待ち望んでいます。また,献身しバプテスマを受けた証人として,聖書に基づく希望を他の人びとにも伝えています。

      気になる疑問に対して聖書が与えてくれる答えは,確かに慰めをもたらします。

  • 手術の新方式
    目ざめよ! 1973 | 2月8日
    • 手術の新方式

      ● アメリカ,マサチューセッツ州,ウォーセスターのイブニング・ガゼッテ紙は,最近,「手術に『輸血なし』で行なう傾向」という見出しの記事を掲げ,次のように述べました。「これまで手術のときに輸血をするのは常識であった。しかし今では違う。ここ数年,医学者たちは,輸血を完全に排除しないまでも,最小限にくい止める新しい手術方式を開発した。彼らの主張によれば,その新方式は患者にも良い」。同記事は,以前考えられていたより多くの血液が失われても患者はもちこたえられることを指摘している。新しい技術としては,手術の前後に栄養物を与えて増血する,出血を少なくするために血圧を下げる,失われた血液を栄養液で補うなどがある。一流の心臓外科医である,テキサス心臓研究所のデントン・クーレイ博士は,「大手術のほとんどが輸血なしで行なえることは今や明らかである」と語った。また,前述の新聞記事は次のように述べている。「輸血を要しない外科技術の開発は,エホバの証人が宗教上の理由で供血者の血液を輸血させないため,従来の手術を施せないことも幾分刺激になっている」。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする