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支部の手紙王国宣教 1976 | 8月
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を渡した人に最も訴える小冊子を用いて家庭聖書研究を始めるよう努力したいと思うでしょう。
これら新しい32ページの小冊子の題は次の通りです。(1)「安全な将来 ― どうすれば見いだせますか」(2)「人生にはこれ以上のものがある!」そして(3)「顧みてくださる神がおられますか」。
わたしたちがこれらの小冊子の内容によく通じるために8月29日,9月5日,そして9月12日の3回の日曜日にすべての会衆で3冊の小冊子に基づく講演会が取り決められています。もしその日がたまたま巡回訪問であるなら,巡回監督はその際,小冊子に基づく話を行ないます。各講演者が用いるよう会衆あてにこれら3冊の小冊子をこの「王国奉仕」と共に送ります。各会衆には小冊子を大量に送れるようになったらすぐに発送します。
もし,人が1年の予約をしようとしないなら,どうしますか。伝道者は2冊の雑誌に3冊の小冊子を添えて150円の寄付で勧めます。家の人に最も訴えると思われる小冊子を一番上にして,話の要点としてその小冊子を用いてください。もし人がこの提供も望まないなら,小冊子1冊を30円で提供できます。伝道者は家の人を再び訪ね,特定の小冊子の内容について話し,家庭聖書研究を始めることができるかどうか試してみます。4回から6回の研究でその小冊子を終えるようにしてください。もし人が別の小冊子を討議したいと望むなら,それは差し支えありません。しかし,この時までに,伝道者は家の人がさらに聖書を研究したいと思っているかどうか知るべきです。それからポケット版の書籍を何か1冊選んで研究のために用いることができます。
こうした取決めにおいて意図されているのは,もっと多くの聖書研究を行ない,人々がエホバの側に立場を取れるよう助けることです。あなたが予約を得ようと,2冊の雑誌と3冊の小冊子だけを配布したのであろうと,あるいは小冊子1冊だけを配布したとしても,あなたは聖書研究を行ない神の王国に対する家の人の関心を高めるという希望を持って再訪問を行なう基盤を得ているのです。イエスはわたしたちが「すべての国の人びとを弟子と」すべきであると言われました。そしてわたしたちは機会のある限り,そのことを行なうのに普通以上の努力をしたいと望んでいます。―マタイ 28:19,20。
主宰監督は文書の動きを見守っている人,配布の記録を保っている人と相談し,10月の「目ざめよ!」運動にどれぐらいの小冊子が必要とされるかを決め,他の文書注文と共に注文なさってください。これら注文が8月15日までに支部事務所に送られるよう希望しています。わたしたちの提案は各会衆が伝道者一人当たり3種類の小冊子それぞれを約5冊ずつ注文することです。しかし,それ以上必要なら。どれだけでも注文なさってください。開拓者たちのことも考慮に入れねばなりません。もちろん,これらの小冊子はずっと用いていくものとなりますので,11月の文書の活動の際,書籍に添える小冊子としても用いることができますし,1月の「ものみの塔」運動でも用いることができるでしょう。小冊子をどのように用いていくかということでわたしたちは考え方を調整しなければならないかもしれません。というのは,わたしたちはこれまであまり小冊子を強調してこなかったからです。しかし,「目ざめよ!」運動期間中これら新しい小冊子を用いて聖書研究を始めたいと望んでいるので,小冊子を強調したいと思います。それはこの運動でのわたしたちの大きなねらいです。みなさんのうち多くの方々はこんなに優れた備えがなされたことに感謝して10月の「目ざめよ!」運動の際,是非一時開拓を行ないたいと望んでおられるかもしれません。もしそうなら,お互いにさそいあって申し込んでいただきたいと思います。
わたしたちは再訪問と聖書研究を特に強調した「目ざめよ!」運動を早めに発表できることをうれしく思います。わたしたちは王国伝道者のすべての方々がもっと多くの聖書研究を始めることに特別の努力をするということで熱心であるよう望んでいます。この冊子の効果的な用い方や,関連した多くの事柄が順次知らされることでしょう。事実,この秋の巡回大会のプログラムはこの新しい小冊子の効果的な用い方にわたしたちの注意を引いています。みなさんは秋の巡回大会を楽しみになさることでしょう。しかし今行なえることはこの「王国奉仕」と共に送られた小冊子を用いて公開講演を準備することと,10月の活動に備えて必要とされる小冊子を注文することです。
その上,協会は10月の「目ざめよ!」運動に備えて特別号の雑誌を準備しています。それらの雑誌は本当に人々を考えさせ,また霊的に目ざめさせるものとなるでしょう。いまからこの活動を楽しみにしましょう。各会衆とも十分に雑誌を用意し,たくさん特別注文をなさってください。これらエホバの備えを活用することにより,わたしたちはエホバを賛美し,人々を霊的に助けることができるのです。それは何とすばらしいことでしょう。
わたしたちすべてが行なえるもう一つの事柄があります。それは何ですか。それはエホバがこの取決めを祝福してくださり,多くの人がエホバの証人と共に聖書を学ぶようエホバが人々の心と思いを開いてくださるよう祈ることです。―使徒 16:14。
わたしたちの暖かい愛を送ります。10月の「目ざめよ!」活動が優れたものとなるよう心から祈りつつ,
日本支部で働くみなさんの兄弟
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日本の野外奉仕報告: 5月王国宣教 1976 | 8月
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日本の野外奉仕報告: 5月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 890 144.0 64.8 5.3 138.6
開拓者 5,194 99.5 39.9 3.6 70.8
一時開拓者 2,718 83.1 31.3 2.2 52.7
伝道者 28,326 17.8 7.5 0.9 14.5
合計 37,128 書籍配布: 189,932
新しく献身しバプテスマを受けた人: 686
昨年の平均に対する伝道者の増加: 23%
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質問箱王国宣教 1976 | 8月
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質問箱
● エホバの証人が宗教的な組織によって経営される病院で手当や世話を受けることはふさわしいでしょうか。
多くの宗教的な組織は病院を経営しておりそこで医療の手当や世話を施しています。一般にそうした病院は偽りの宗教だけの助成で設立されてはいません。彼らは収入源として宗教的な組織に役立つように初めから法人組織にしてきたのかもしれません。しかし今日,ある病院はその名称だけ宗教的なものとなっています。これに反して別の所では聖職者の成員によって常に部分的に職員が置かれています。もしエホバの証人が病院の世話を必要とするなら,その人がおそらく宗教的な組織と関係があるかもしれない病院に行くかどうかに関して自分自身で決めなければなりません。良心はその人にそうすることを許すかもしれませんが別の良心はその人にそうさせないかもしれません。人の決定に関係し得るいくらかの状況があり,またそうしたことを考慮するのは良いことです。
例えば宗教的な名称のついている病院が一番近い地域に一つあるだけかもしれません。あるいはもし近くに別の病院があっても宗教に関係ある病院が優れたサービスをするという評判があるかもしれません。またそうした宗教的な名称のついている病院が必要な特殊の手当を施す備えをした唯一の病院かもしれず,あるいは病状を扱える医師や外科医のいる唯一の病院かもしれません。そしてまた時々宗教に関係ある病院が血の使用でクリスチャンとしてのあなたの見方を尊重しているかもしれず,一方いくつかの他の個人または市立病院はそうでないかもしれません。それでどの病院を用いるか決める際に考慮しなければならない幾つもの要素があります。
もしあなたが宗教に関係ある病院を用いるよう決めるならなされた奉仕に対してただ支払うというようにみなせるでしょう。もし宗教組織がある商業を営みそうした商業から益を得ているとしてもあなたは偽りの宗教を支えるために直接の自発的な寄付をすることがないはずです。病院を利用する場合もそれと同じようにみなすでしょう。あなたは成果や奉仕に対してただ支払うだけでなければなりません。
もちろんクリスチャンとしてそうした状況下で自分が偽りの崇拝のどんな行為にも携わらないことを明確に悟っていなければなりません。また病院で働いたり訪れる人に「神父」とか,その他どんな通常の宗教的称号を帰することもできません。問題は手当や奉仕を受けそれ以上のことはない,厳密に言って業務取決めであることを悟っていなければなりません。
それで各人は複雑な状況すべてを考慮しなければならずその上で自分の用いる病院に関する決定を自分自身で行なうべきです。―ガラテア 6:5。
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