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    ものみの塔 1969 | 9月1日
    • 「知識」も同じく,経験や観察,あるいは聖書を含むいろいろな本の研究を通して得られる普通の知識ではありませんでした。それは聖霊によって与えられた超自然の知識でした。

      エホバが超自然の知識を与えることができたことを示す,つぎのような例があります。ラザロが死んだ時,イエスに同行した者たちは,病気のラザロが死んだことを知りませんでしたが,イエスは知っておられました。(ヨハネ 11:5-14)それよりも前,井戸ばたにいた一人のサマリアの女は,イエスが彼女の結婚の経歴について超自然の知識をもっていたので,イエスを預言者と認めました。―ヨハネ 4:16-19。

      西暦33年のペンテコステ後,使徒たちが関係していたつぎのような場合を心に留めてください。アナニヤがひそかに「聖霊に対して詐」った時,使徒ペテロは奇跡的にそれを知っていました。―使行 5:2-4。

      聖書は奇跡的な知識の用途について詳しく述べていませんが,もう一つの方法でも用いられたようです。キリスト教の揺らん期に,神は諸会衆を強めるため,超自然の知識をお与えになったかもしれません。初期クリスチャンは,聖書に強い興味を持っていましたが,神のみことばの写しは,今日ほど容易に手にはいりませんでした。会衆は,聖書を扱ったり,またエルサレムの使徒や古い人々から成る「統治体」が持っていた知識を説明する参考文書を発行することもありませんでした。さらに伝達手段も限られていました。手紙や使者によって,使徒または「統治体」に質問を送り,その答えを得るには数か月かかったでしょう。―使徒 15:2,30; 16:4。

      それで,異教社会の中で孤立した場所にある会衆の集会では,超自然の知識が奇跡的に示されることによって,クリスチャンはしばしば強められ,励まされたことでしょう。疑問や問題がある時,神は知識のことばを持つ者を通してその解答を与えることができました。会衆が聖書の巻物を手に入れられなくても,その人は以前読んだ聖句の適用を思い出したり,理解したりすることができたでしょう。

      この超自然の知識はクリスチャンのあいだにいつもありましたか。そうではありません。第1世紀にもすべての人がこの賜物を持っていたわけではありません。(コリント前 12:28-30)そのうえキリスト教はついに確立し,しっかりと組織されました。それで,「知識」を含む奇跡の賜物の必要もなくなりました。したがって,パウロはつぎのように書きました。「されど預言はすたれ,異言はやみ,知識もまたすたらん」― コリント前 13:8。

      今日では,聖書は,世界的にいく百ものことばで読むことができます。初期クリスチャン会衆とは異なり,現在では完成したクリスチャン・ギリシア語聖書があります。この聖書は,ヘブル語聖書の預言の適用に関する説明ばかりでなく,いくつかの預言を含んでおり,わたしたちはその成就を見ることができます。まことの崇拝者は,「忠実な,さとい奴隷」級によって備えられる聖書関係の多くの文書や雑誌を手にすることができます。―マタイ 24:45-47,新。

      それで,現在,たとえ神がこの奇跡的な知識の賜物をお与えにならなくとも,わたしたちは少しも途方に暮れることはありません。わたしたちが命に導く正確な知識を求める時,学ぶべき事はたくさんあります。(ヨハネ 17:3)そしてまもなく,わたしたちは「水の海をおほへるごとくエホバをしるの知識地にみつ」時を経験するでしょう。―イザヤ 11:9。

  • 「エホバを試みる」
    ものみの塔 1969 | 9月1日
    • 「エホバを試みる」

      年に3度大会に出席することは,しばしば「エホバを試み」るよい機会となります。(マラキ 3:10)南米北東岸のオランダ領スリナムに住む10歳の一少女は,パラマリボで開かれる地域大会に出席したかったのですが,お金がありませんでした。彼女は毎晩エホバに祈りました。少女はある婦人のもとで働いていましたが,得たお金は全部母親に渡さねばなりませんでした。ある日,その婦人は,彼女の自動車をサービス・ステーションまで運んで洗う話をしました。少女は,すぐに,わたしに自動車を洗わせてくださいと申し出ました。婦人は,少女に25セント(90円)払う約束をしました。これはあまり多い額ではありませんでしたが,少女は仕事をひきうけました。彼女は,自動車をたいへんきれいにしようと,特別念入りに洗いました。婦人は彼女にその場で賃金を払おうと思いましたが,少女はそのお金をためておいて欲しいと頼み,お金の必要なわけを婦人に説明しました。婦人はたいへん感心して,毎週車を洗うことを頼み,また,賃金を2倍にしてくれました。エホバはこの少女の祈りを聞かれました。彼女は4日のあいだずっと大会に出席することができました。あなたは,1年に3回開かれる大会の招待に応じることによって,「エホバを試み」ますか。

      ― エホバの証人の1969年度年鑑より

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