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  • 性道徳を守ることには意義がありますか
    ものみの塔 1972 | 6月15日
    • はあまり役にたたないでしょう。しかし,神の律法は非常に明確かつ強力ですから,わたしたちが分別を保つのを助け,精神的勇気をささえ,さらに重要なこととして悪の道を憎むことを教えてくれます。あなたは性の不道徳を憎んでいますか。なぜ憎むべきでしょうか。

      それが時として魅惑的に思えたなら,次のように自問してください。『親兄弟など家族をこのことに巻き込んでよいだろうか。家に私生子ができてもかまわないか』。それによって,家族に対する私の愛や尊敬の念は増すだろうか。そうでないなら,それは憎むに価することではありませんか。

      そうした不道徳な行為の結果生まれる子どもについてはどうでしょうか。かりに,あなたがそのような子どもを持っているとしたら,だれがその子の世話をしますか。あなたのお母さんやお父さんですか。あなた自身が世話をしますか。あなたはどのようにして世話をしますか。また子どもが成長して,自分が母の胎内に宿ったいきさつを知った時,子どもはどう感じるでしょう。あるいは,あなたが責任を回避して子どもを養子に出したなら,他の人々はあなたのことをどう考えるでしょう。あなたは自分のことをどう思うでしょうか。あなたは子どもの生まれたことを隠そうとして子どもを養子に出し,子どもを人の目からかくして,恥ずかしめと責任から逃げようとするかもしれません。しかし,あなたは自分自身から逃げることができますか。

      実際,性の不道徳からどんな良い結果が生まれていますか。人を不具にする性病,妊娠中絶,しっとに燃えた争いやさらには殺人など,数多くの望ましくない事柄がそれに関連しているのはなぜでしょうか。デンマークとかスウェーデンのように,性の“自由”を大幅に認めている国々が,世界で最も離婚率の高い国のうちにはいるのはなぜですか。離婚は成功を意味しますか,それとも失敗を意味しますか。それは真の幸福のしるしですか,それとも不幸と不満のしるしですか。

      性道徳を守る人のほうが結婚に成功する見込みがはるかに大きいことからも,それを守ることには意義があります。なぜなら,そのような人は,結婚を尊いものと考え,神の取り決めを尊重し,未来の配偶者を敬い,また清い配偶者を得るという互いの権利を尊重して,結婚を重じるからです。―コリント後書 11章2節,エペソ書 5章26,27節とくらべてください。

      事実,求愛期間や婚約期間中にみだらな行為や勝手なまねをすることを避けるように注意すればするほど,結婚に成功する可能性は大きくなります。あなたも,またあなたの配偶者も,性だけが動機で結婚したのではないかと考えて相手の愛の真実さを絶えず疑うことはないでしょう。なぜなら,結婚とは,つまるところ,単に二つのからだの結合ではなく,二人の人間の結合だからです。結婚生活から永続する幸福を得るには,人間に対する相互の尊敬と愛がなければなりません。

      賢明な選択をして永続的な結果を得る

      感情にもとづく愛は永続的な愛ではありません。それは利己的で貪欲な愛です。その種の愛のよい例としてダビデのむすこのひとり,アムノンの場合があります。アムノンは母親のちがう美しい妹タマルに「恋ひ」をしました。そして,策略を用いて,むりやりにタマルを自分と関係させたのです。そのあとはどうなりましたか。記録は次のとおりです。「アムノン甚だ深くタマルを悪むにいたる其かれを悪む所の悪みはかれを恋ひたるところの恋よりも大なり」。彼はタマルを通りへ追い出しました。(サムエル後 13:1-19)ところで,もしあなたが少女であるなら,ある少年があなたに情熱的な愛を示し,あなたと関係を持つことを望んでいるからといって,その少年があなたを誠実に愛しているとむじゃきに考えるべきですか。その少年がアムノンのようになることは十分ありうることです。

      エジプトの要人ポテパルの妻も若いヨセフに同じような種類の関心を示しました。ヨセフが彼女のあらゆる誘惑の試みを拒絶した時,彼女は本性を表わし,ヨセフに関して夫にひどいうそをつき,不当にもヨセフを投獄させました。―創世 39:7-20。

      確かに,いわゆる性の“自由”は,美しく清くあるべきものを安っぽくていまわしいものに変えます。

      では,あなたはどちらを望みますか。あらゆる危険や問題の伴う,きまぐれでつかのまの禁じられた性の快楽ですか。それとも自尊心を持ちつつ,絶えず神とすべての人の前に清い良心を保っているという満足感ですか。

      不道徳からのがれていたいなら,のべつ異性のことを話したり,性の衝動を刺激する目的しか持たない読み物や写真を見るなど,不道徳につながる事柄から遠ざかっていなければなりません。そのかわり,考えること,見ること,話すことを積極的な事柄で満たし,恥辱や心痛を残さず,永続的な福祉をもたらす価値ある目標に向かって努力しなければなりません。

      とくに,創造者と,創造者の方法およびその目的の正しさと賢明さに関する知識と認識を深めてください。祈りのうちにエホバにたより,エホバがご自分に仕える者に約束しておられる事柄に心を向けてください。あなたがほんとうに望むなら,性道徳を堅く守ることができます。なぜなら,エホバ神とそのみ子が,そうするために必要な力をあなたに与えてくださるからです。

  • 使者が必要
    ものみの塔 1972 | 6月15日
    • 使者が必要

      1,2 今日,何が必要とされていますか。なぜですか。

      今日の事態はまさに,だれかが神の真の代表者として語る必要のあることを示しています。なぜですか。

      2 なぜなら,人びとが理解していない事がら ― 人びとの日常の活動,そうです,人の命そのものにさえ重大な影響を及ぼす事がらが起きているからです。諸教会は納得のゆく説明をしていませんが,神は確かに説明しておられます。神のみことば聖書の真理を人びとにもたらし,前途にあること,また安全と生存を図るために行なえることを彼らに知らせうる人がだれかいますか。

      3 どうすれば今日起きている事がらをよりよく理解できますか。

      3 今日の事態に非常によく似た状況のもとで生じた,聖書に述べられているある事がらを,さかのぼって考察すれば,今起きている事がらをよりよく理解できるでしょう。神が当時行なわれた事がら,またその理由をよく調べれば,神が今日行なっておられる事がら,およびそれに関連して自分自身がどんな立場にいるかを認識できます。そうすれば,こうした認識が正確なものであることを確信できます。神がご自分の原則を変えることは決してないからです。神のものの見方は昔も今も変わりません。―マラキ 3:6。

      4 エゼキエルの時代にはどんな事態が見られましたか。エゼキエルの音信はどんな目的を果たしましたか。

      4 ここで言及されている昔の事態においては使者が必要でし

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