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  • 人間の心に対する戦い
    ものみの塔 1970 | 3月15日
    • 主義的な宣伝は,人々をして,他の人と同じようにやってゆかねばならないのだと思い込ませています。クリスチャンととなえる人々でさえそうした考えに影響されがちです。人々の心を支配しようとするサタンは空前の宣伝戦を展開しています。この危機の時代にサタンは多くの人を「金を愛する者」にならせました。そして町かどの掲示板を含め,いっさいの広報手段は,快楽と資産の蓄積だけが人生の目的であるかのような考えを吹き込んでいます。

      悪魔のきわめてこうかつな手段の一つは,恐怖の場面,また強姦・殺人・盗み・放火その他あらゆる犯罪場面を長々と見せつけて,無数の人々をいわば洗脳することです。この洗脳はテレビ番組を通じてなされています。こうした攻撃から自分の心を守るため,クリスチャンはテレビを見る際に番組を慎重に選ばねばなりません。

      性の誤用は悪魔の用いる別の武器です。性はあらゆる所に登場しています。姦淫・淫行・同性愛などはきわめてさかんであり,牧師の中にさえこうした不道徳行為を弁護する者がいます。演劇や映画は,結婚した夫婦の寝室にのみ属すべき性の親密ないとなみをスクリーンやステージ上にいよいよどぎつく描き出しています。使徒パウロのことばどおり,諸国の人々は「むなしい心で歩(み)」,「無感覚になって,ほしいままに」行動しています。(エペソ 4:17-19,口語)こうして人間の心に対するサタンの戦いは間断なく続いています。

      用心しなさい!

      忘れてはなりません,悪魔はあなたの心をねらっているのです! サタンはあなたをとりこにし,あなたの考えを堕落させようとしています。どうすればサタンの攻撃をくじくことができますか。自分の霊の思いを守ることによってです。「肉の思いは死を意味し,霊の思いは命と平安を意味しているから」です。(ロマ 8:6,新)。自分の心の中に神の定めを刻み込むことが必要であり,そのためには良い交わりと,聖書の勉強,および祈りを欠くことができません。こうしてはじめて,わたしたちは「心の腰に帯(する)」ことができます。―ペテロ前 1:13。

      わたしたちの心に対するサタンの企てを退ける別の方法は,次の賢明な助言に従うことです。「なんぢらおもひを同じうし,愛を同じうし,心を合せ,思ふことを一つにして,我が喜悦をみたしめよ。何事にまれ,徒党また虚栄のためにすな,おのおの謙遜をもて互に人を己にまされりとせよ」。「汝らキリスト・イエスの心を心とせよ」。(ピリピ 2:2,3,5)仲間のクリスチャンと一致した思い,および謙そんな心の態度は,イエスに真実に従う人々の特徴です。高慢な心は避けねばなりません。高慢であれば,おりにかなった助言をもはねつけて災いに落ち込むことが多いからです。聖書はそうした人々を,「高慢であって,何も知らず,ただ……病みついている者である」としています。―テモテ前 6:4,口語

      怠堕な心もサタンの手中に陥るわなとなります。「わたしはあまり勉強家ではないので」と言う人があるかもしれません。では勤勉になってよく勉強してください。安易な道はないのです。神のみこころと神の道についていつも最新のことを知るため,わたしたちの心は目ざめていなければなりません。わたしたちは,『心がにぶくなって』神の御子を退けた第1世紀のユダヤ人のようになりたくありません。―コリント後 3:14。

      またわたしたちは二心になり,『歩むところのみち定まりなき』者となってはなりません。(ヤコブ 1:6-8)それでも,多年エホバの民と接していながら献身とバプテスマの段階にまで進まない人がいます。その人々はエホバの民との交わりを楽しんでいますが,エホバの証人にはなりきりません。そうした人々は悪魔の手だてに耐える備えが不十分です。神からの霊の武具と,活発な崇拝者たちの組織に働く神の霊の助けとがないなら,人の心はサタンの攻撃に屈しやすいのです。―エペソ 6:13。

      神の真理に対する活動的な証人となることを差し控える人もいます。それはなぜですか。恐れ,つまり,隣人,親族,雇い主などに対する恐れのためです。そうした恐れの気持ちをいだくなら,悪魔の攻撃に身をさらすことになります。しかし神への愛をもつなら,そうした恐れを払いのけることができます。(ヨハネ第一 4:8)そしてわたしたちは神を愛すべきではありませんか。神はわたしたちのためにとこしえの命の備えを設けられ,サタンの全体制が終わる際の救いを差し伸べておられるのです。恐れ臆する者はサタンや悪霊たちと運命を共にします。(黙示 21:8)わたしたちの心をとりこにしようとする悪魔の企てに打ち勝つためには,賢明な考え方をし,愛の動機で自分の生活を神のご要求に合わせねばなりません。

      サタンの攻撃をかわすため一心に努力してください。悪い欲望が自分の心に満ちるなら,わたしは自分の心をサタンに征服させているのだろうかと,自問してください。物質上のことでわずらい,あるいは貪欲な心が起こるなら,自分の心を支配しているのはだれだろうかと尋ねてください。怒りが爆発しそうになるなら,今わたしの心をとらえようとしているのはだれかと自問してください。

      サタンの巧妙な活動から身を守るため,エホバが備えられるもののすべてを活用してください。使徒パウロのすぐれた手本に従い,その助言を受け入れてください。「兄弟よ,われはすでに[神からの命の報いを]とらへたりと思はず,たゞこの一事を務む,すなはち後のものを忘れ,前のものに向ひて励み,めあてを指して進み,神のキリスト・イエスによりて上に召したまふ召にかかはる褒美を得んとてこれをおひ求む。されば我らのうち成人したる者は,みなかくのごとき思をいだくべし,汝らもし何事にても異なる思をいだきをらば,神これを示し給はん。さらばすべて人の思にすぐる神の平安は汝らの心と思とをキリスト・イエスによりて守らん」。(ピリピ 3:13-15; 4:7)あなたの心を守り,サタンに屈してはなりません。エホバは豊かな祝福をもってあなたに報いられるでしょう。

  • 『すべての国の人々を弟子とする』
    ものみの塔 1970 | 3月15日
    • 『すべての国の人々を弟子とする』

      エホバの証人の1970年度年鑑より

      日本

      人口: 102,230,000人

      伝道者最高数: 7,637人

      比率: 13,386人に1人

      日本ではしばしば地震が起きますが,エホバもこの国を『震って』おられ,神道や仏教から震い出された『願わしい』者たちが,『栄光をもてエホバの殿を満た』しています。それで,日本は昨奉仕年度の末までに,連続25か月の伝道者最高数を報告することができました。その頂点となる8月の伝道者数は7,637人で,これは40パーセントの増加にあたります。また昨年には地域大会が開かれなかったにもかかわらず,初めて1年間に1,000人以上の人が浸礼を受けて新たな兄弟・姉妹となりました。―ハガイ 2:7。

      ひとりの特別開拓者は,大学を卒業したばかりのある男の人に「終わりはまだ先のことですか」と題する「目ざめよ!」誌の特別号を配布しました。開拓者が巡回大会のすぐまえに再訪問したところ,その人は記事の内容に非常に心を動かされていました。開拓者が大会に招待すると,最後の二日間出席しました。プログラムの合い間にふたりは「見よ!」の小冊子全部を学び終えました。大会でバプテスマの話を聞いたこの人は,次の巡回大会の時バプテスマを受けられるようになっていたいと語りました。その時日本語の「真理」の本はまだ手にはいらなかったので,開拓者は日本語の「ものみの塔」と「目ざめよ!」に戴せられた「真理」の本の抜粋や英文の「真理」の本を使ってその人との研究を進め,4か月間でそのすべての内容を学びました。それまでにこの若い男の人はタバコをやめ,協会発行の厚い5冊の本を読み,神権宣教学校にはいって話の割り当てを果たし,さらに野外では伝道者として多くの経験を重ねました。その人は7月に2度目の巡回大会に出席してバプテスマを受け,最初の巡回大会でいだいた希望を実現しました。

      6か月間の徹底的な聖書研究課程は多くの実を結ん

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