ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 人間 ― どうしてそのように行動するのか
    目ざめよ! 1980 | 7月8日
    • 神経接合部<シナプス>が形成されないので,発達は異常なものになるからです。その結果,衝動的で,制御されない,粗暴な人格が形成されることがあります。

      前の二つの節から,人間の行動の仕方に影響を及ぼすのは遺伝や環境,そして社会がわたしたちの前に置く規範だけではないことが分かります。無力な赤ちゃんのときに受けた扱いも,脳の発達や感情の状態,そして結果として生じる行動に影響を及ぼすのです。

      しかし,さらに別の要素も働いています。多くの人はその存在にさえ気づいていません。とはいえ,ウォール・ストリート・ジャーナル紙はその存在に気づいています。「テロリストを動かす衝動」と題する,1977年10月28日付の社説の中で,同紙は狂ったような怒りと暴力に疑念を投げかけています。社会に責任を転嫁する風潮がありますが,その社説は,「悪そのものに魅力を感じる」人々の内にある「根深くて,不条理な衝動」を不思議なものとしています。その結論となる文は次のとおりです。「社会を責めるよりも,サタンを責めるほうが真理に近いと言えよう」。

      聖書はサタンを「この事物の体制の神」と呼び,「天の場所にある邪悪な霊の勢力」を真の敵とし,「悪魔が,自分の時の短いことを知り,大きな怒りをいだいてあなたがたのところに下ったから」地には災いが来る,と述べています。(コリント第二 4:4。エフェソス 6:12。啓示 12:12)エデンでの問題の根となったのはサタンでした。その時,サタンはエバを誘惑し,神の『像』と神に『似た様』を捨てさせたのです。サタンは今日でも,人々を怒り狂った暴力的な行動へと駆り立てる面で,強力な勢力を成しています。

      人間がどうしてそのように行動するかを説明する要素は,知られているものだけでも数多くあります。遺伝,環境,選択の自由,必要が満たされないことなどは,いずれも行動に影響を及ぼします。幼児期の脳の発達は重要な役割を果たします。しかし,脳に対する人間の理解も,まだ幼児期の段階にあります。脳はしばしば,この神秘的な宇宙にあって,最も神秘的なものと言われます。そしてその上,サタンの影響もあるのです。

      では,人間がどうしてそのように行動するかをわたしたちは本当に知っているでしょうか。細かい点で分かっている事もありますが,詳しい事の多くは分かっていません。しかし,根本的な理由は分かっています。それは,『神の像』と神に『似た様』を完全に反映している者は一人もいない,ということです。

  • 人間 ― 神に似た様に戻る
    目ざめよ! 1980 | 7月8日
    • 人間 ― 神に似た様に戻る

      「古い人格をそのならわしとともに脱ぎ捨て,新しい人格を身に着けなさい。それは,正確な知識により,またそれを創造したかたの像にしたがって新たにされてゆくの(です)」― コロサイ 3:9,10。

      エホバは地球を永続するもの,いつまでも人の住む所として創造されました。そしてそれを人の子たちにお与えになり,地の温和な者がそれを受け継ぐようにされました。また,イエスが追随者たちに教えた祈りの言葉どおり,神のご意志は天におけると同じように,地上においても成されます。最初から,人間が地球の管理者として働くようになることが神のお目的でした。その目的は今でも変わっていません。しかし,この特権を享受するのは神に似た様に戻る者たちだけです。―詩 104:5; 37:29; 115:16。マタイ 6:9,10。

      そのような人は,古い人格をそのならわしとともに脱ぎ捨て,新しい人格を身に着けなければなりません。(エフェソス 4:22。コロサイ 3:9)どのようにして? 正確な知識,すなわちエホバ

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする