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  • 神権政治下の新秩序を目ざして前進!
    ものみの塔 1972 | 3月15日
    • しましたが,その成員は奇跡的に約3,000人にふえました。―使行 1:15; 2:37-41。

      29 (イ)会衆は,12使徒がその基礎成員であることをどのように認めましたか。(ロ)ヨハネはそれら使徒たちと会衆全体との関係を示すどんな幻を見ましたか。

      29 会衆のそれら成員は,最初の成員であれ,新たに加えられた成員であれすべて,12使徒を霊的なイスラエルの基礎成員と認めました。このことは使徒行伝 2章42,43節にしるされている次のような事実からも明らかです。「彼らは使徒たちの教を受け……爰に人みな敬畏を生じ,多くの不思議と徴とは使徒たちに由りて行はれたり」。霊的なイスラエル人の会衆全体とそれら使徒たちとの関係は,キリストの「新婦」つまり新しいエルサレムにかんする使徒ヨハネの幻の中に次のように描かれています。「此処に大なる高き石垣ありて十二の門あり,門の側らに一人づつ十二の御使あり,門の上に一つづつイスラエルの子孫の十二の族の名を記せり……都の石垣には十二の基あり,これに羔羊の十二の使徒の十二の名を記せり」― 黙示 21:1,2,12-14。

  • 神権組織とともに今前進する
    ものみの塔 1972 | 3月15日
    • 神権組織とともに今前進する

      1 (イ)詩篇 68篇18節によれば,それら12人の使徒たちはなんでしたか。(ロ)使徒たちは一つのグループとして,どのようにいっしょに行動しましたか。それで,何を行なう権限を持っていましたか。

      それら「羔羊の十二の使徒」たちは,イエス・キリストを通して偉大な神権統治者エホバから会衆に与えられた賜物でした。そうした賜物はダビデの著わした詩篇(68:18)の中で予告されていました。そこで使徒パウロはその詩篇が成就したことを示して,こう述べました。「それゆえ彼は[詩篇 68:18の中で]言います,『高いところに上ったとき,彼はとりこを連れ去った。彼は人々の賜物を与えた』。……そして,彼はある者たちを使徒,ある者たちを預言者,ある者たちを福音宣明者,ある者たちを牧者また教師として与えました。聖なる者たちの再調整を目ざしてであり,それは奉仕の業のため,キリストの体を築くためで(す)」。(エペソ 4:8-12,新)当初,それら12人の使徒たちはその立場ゆえに信者の会衆全体のための統治体として奉仕しました。それで使徒たちは,比較的重要性の少ない事がらにおいて補佐してもらうべく,会衆内の資格ある男子を任命しました。このことを示す一例として,エルサレム会衆の成員が5,000人にふえて穏やかならぬ問題が生じたとき,次のようなことが行なわれました。

      2 使徒たちは,食物の分配にかんするむずかしい問題をどのように処理しましたか。

      2 「爰に十二使徒すべての弟子を呼び集めて言ふ『われら神の言を差措て食卓に事ふるは宜しからず。然れば兄弟よ,汝らの中より御霊と智慧とに満ちたる令聞ある者七人を見出せ,それに此の事を掌どらせん。我らは専ら祈をなすことと御言に事ふることとを務めん』集れる凡ての者この言を善しとし……を選びて,使徒たちの前に立てたれば,使徒たち祈りて手をその上に按けり。斯て神の言ますます弘り,弟子の数エルサレムにて甚だ多くな(れ)り」― 使行 6:1-7。

      3 (イ)それら7人の補佐の任命は神権的なものでした。なぜですか。(ロ)統治体にはさらにだれかが加えられましたか。割礼の問題を処理したいきさつにかんする記録は何を示していますか。

      3 それら7人の補佐が使徒の統治体によって任命され,使徒たちがそれら補佐に手を置いて認証したとき,そうした任命は神権的な任命であって,会衆制の,もしくは民主的な任命ではありませんでした。後日,公式の「年長者たち」あるいは「長老たち」が神権的に任命され,エルサレムの統治体に加えられました。それで,西暦49年ごろ,パウロとバルナバがエルサレムを訪れ,非ユダヤ人の信者に割礼を施すかどうかに関して生じた問題を提出した当時,その問題を取り上げて処理した統治体は神の聖霊の指導のもとにあって,「使徒たちと年長者たち」とで構成されていました。―使行 15:1-29,新; 16:4。

      4,5 (イ)1世紀の会衆が世俗の権威によって規制される法人団体であったかどうかは何が示していますか。(ロ)会衆全体は複合的な意味で何を成すものでしたか。イザヤ書 43章10節はこのことをどのように示していますか。

      4 1世紀当時のその会衆は,エルサレムのユダヤ人政府によって登記され,認可された,もしくはローマ帝国の元老院によって同様に認可され,カイザルの明細事項に基づいて任命される役員を有する,なんらかの法人団体ではありませんでした。それは,統治体および『会衆の首』であるイエス・キリストによって神権的に任命された役員と補佐を持つ神権組織でした。その組織に与えられた「人々の賜物」は,ローマ皇帝カイザルからではなく,偉大な神権統治者エホバ神からイエス・キリストを通して与えられたものでした。どんな目的で与えられたのですか。「聖なる者たちの再調整を目ざしてであり,それは奉仕のわざのため」でした。(エペソ 4:11,12,新)会衆全体は奉仕団体であり,成員はすべて偉大な神権統治者エホバに聖なる奉仕を行ないました。彼らは,自分たちの神なる支配者のひとりの複合の「しもべ」であり,その証人でした。そして,その神がご自分のみ子イエス・キリストという約束のメシヤをつかわされたことを証していました。つぎのことばは,霊的なイスラエル

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