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「良いたよりを告げる女」王国宣教 1980 | 5月
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「良いたよりを告げる女」
1 詩篇作者は言いました。「良いたよりを告げる女は大きな群れをなす」。(詩 68:11,新)イスラエルの時代に,婦人たちは歌と踊りによって,数々の神権的な勝利の良いたよりを喜びのうちにふれ告げました。今日でも,エホバの組織の中で,宣べ伝える業と,クリスチャンとしての立派な行状とによって,勝利に輝く王国の良いたよりを宣布する婦人たちの「大きな群れ」が存在します。
2 これら模範的なクリスチャン婦人たちは,エホバの心に何という喜びとなっているのでしょう。イエスの命令に答え応じて,それら婦人たちは宣明の畑をいなごのようになめつくして行きます。(マタイ 24:14)一般に多くの国々では,姉妹たちが兄弟たちを数の点でしのいでおり,宣べ伝える業の大半を受け持っています。その置かれた事情のゆえに,正規,特別,補助開拓者となって働ける人はまだまだいます。昨年夏,援助を必要としていた会衆と共に働いた三人の姉妹について,長老団は次のように書きました。「姉妹たちの模範と熱心さは,使徒 5章42節の聖句を思い起こさせるものでした。短期間でわたしたちの会衆全体は築き上げられたように思われます」。
3 宣べ伝える業は,献身的な姉妹たちによってなされる奉仕のほんの一部に過ぎません。箴言 31章15節でも認められるように,姉妹であるみなさんが顧みなければならない責任はほかにもたくさんあります。掃除,料理,買い物,子供たちに学校へ行く支度をさせること,その他様々な務めがあるのです。みなさんはまた,会衆内の年配の人や身体の弱い人を訪問し,慰めや援助を与えるための時間も見つけ出しておられるようです。そのような愛のある行為は深く感謝されています。
4 結婚しておられる姉妹たちのみなさんすべてが,信者のご主人をお持ちだというわけではありません。テモテの祖母と母親であった,ロイスとユニケのように,みなさんも家族に霊的な訓練を与える義務をお持ちです。(テモテ第二 1:5)みなさんの中には,ご主人を亡くされ,生計の荷を全面的に担って,ご自分と子供さんの面倒を見なければならない方もおられます。このすべてがあるとしても,みなさんご自身とお子さんの霊的状態をなおざりにしないように注意なさるのは良いことです。
5 集会で,よく準備した姉妹たちが注解に参加したり,実演に出たりする時,それは大いに感謝されます。また,神権学校の割当てが,暖かさ,思いやり,優しさをもって話され,婦人らしい立派な資質が示されることも少なくありません。
6 集会の後,長老や奉仕のしもべの奥さんたちが,ご主人たちが神権的な務めを忠実に果たしておられる間,静かに座っていたり,他の人を励ます話をしている姿をしばしば見うけます。それらの姉妹たちは,ご主人たちが会衆の必要な事柄を扱っているのを知っているので,その間,自分個人の好みを喜んで二の次にしているのです。ご主人たちは,そのような奥さんたちの辛抱強さと自己犠牲の態度を感謝しています。
7 サラ,エステル,ナオミ,ルツなどの婦人が示した強い信仰に匹敵する信仰を,今日の良いたよりを告げる婦人たちも示しています。みなさんのある方々は,家族,親せき,その他の人々からの厳しい迫害を経験しましたが,それでもわたしたちの神エホバの崇拝を忠節に続けておられます。わたしたちはみなさんの忠実さにほめ言葉をお送りします。そして,これからも良いたよりを伝え続けるみなさんを,エホバが豊かに祝福してくださるようにと祈っています。
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あなたは補助開拓者になれますか王国宣教 1980 | 5月
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あなたは補助開拓者になれますか
1 あなたは補助開拓者として奉仕する特権にあずかったことがありますか。この奉仕にあずかった人には多くの祝福がありました。一姉妹はそれをこう述べています。「補助開拓奉仕をしていた時に得た豊かな祝福,霊的な力そしてすばらしい経験に対して本当に感謝しています」。別の人はこう語りました。「わたしが補助開拓を始めて以来,非常に多くのすばらしい事柄が生じました。今わたしはとても良い研究を二件持っています」。たぶん,あなたも同様な喜ばしい経験をなさったことでしょう。
2 生活を調整して補助開拓奉仕を行なうことにより,良いたよりがどれ程広く宣べ伝えられるか,エホバにどれ程の誉れが帰せられるか,そしてこの業に参加する方にどれ程の祝福がエホバからもたらされるか考えてみてください。気候の良い5月,6月に多くの方々は再び補助開拓奉仕を計画しておられます。まだこの奉仕の特権にあずかったことのない方も共に参加してごらんになりませんか。
3 この奉仕に入るためどんなことが求められますか。バプテスマを受けていて,クリスチャンの良い行状のゆえに良い評判を得ており,その月の野外奉仕で少なくとも60時間を費やす計画を立てていることです。この業にあずかる計画を今立ててみてはどうですか。
4 奉仕のこの特別な特権に対して時間を取ることができる方々には,エホバと同胞に魂を込めて奉仕するよう身を入れて努力する時,多くの祝福が備えられることでしょう。―マルコ 12:30。
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発表王国宣教 1980 | 5月
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発表
◆ 野外での提供 5月: 「神のとこしえの目的」と「進化」の本に,二冊の雑誌を添えて500円の寄付で提供する。6月: 「家族生活」と「神のとこしえの目的」の本に,二冊の雑誌を添えて500円の寄付で提供する。7月: 「ものみの塔」一年の予約に,厚手の書籍を一冊添えて1,300円の寄付で提供する。関心ある方には「ものみの塔」と「目ざめよ!」両方の雑誌の予約を2,600円の寄付で提供する。
◆ 下記の文書は在庫が切れています。注文できるとの発表があるまで,会衆は協会に注文なさらないでください。「楽園」,「御心が地に成るように」,「偽ることのできない事柄」,「神の自由の子」,「世界政府 ― 神の王国」,「人生」,「すべてのことを確かめよ」の書籍。「安全な将来」,「人生にはこれ以上のものがある」,「顧みてくださる神」,「血の問題」,「一千年の平和」の小冊子。
◆ 会衆によってはかなりの文書を在庫として持っているところもあります。どうぞそれら文書を,風通しの良い,清潔な所に保管するようになさってください。湿気,虫,カビなどで文書類をいためないようになさってください。
◆ 神権学校の監督へ: 1980年6月1日に始まる週の第1の話の資料は下記の通り変更します。「ものみの塔」1980年5月15日号,25-29ページ。すぐ予定表を訂正し,話し手に通知してください。
◆ 今年の夏は未割当て区域での一時的特別開拓の取決めはありません。しかし,正規開拓者や補助開拓者でそれら未割当ての区域に行って,夏の間何か月か働きたい方がおられれば,パートナーを組み会衆の長老団の推薦を添えて支部に申込むことができます。そのような奉仕は本当に感謝されるでしょう。
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会衆の書籍研究王国宣教 1980 | 5月
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会衆の書籍研究
「家族生活」の本による会衆の書籍研究
5月 4日に始まる週 138-145ページ
5月11日に始まる週 146-154ページ*
5月18日に始まる週 154-160ページ
5月25日に始まる週 161-168ページ*
* 副見出しの前まで
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野外奉仕に備える王国宣教 1980 | 5月
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野外奉仕に備える
5月4日に始まる週
記念式に出席した新しい人を援助する
1. 記念式に出席した新しい人々は,その後,霊的な益を得ているか。
2. 5月最初の2週間彼らを援助するため長老たちとどのように働くことができるか。
5月11日に始まる週
新しい人々を組織に導く
1. 新しい人々を組織に導くことはなぜ大切か。(ヘブライ 10:24,25)
2. どんな方法が効果的と思えるか。
3. いつ行なったら良いか。
5月18日に始まる週
個人的な関心を持つ
1. 家の人が信じていることを知るためどんな質問をしたらよいか。
2. 家の人が述べることに耳を傾けることにはどんな益があるか。
3. できるところでは家の人に同意することはなぜ役立つか。
5月25日に始まる週
6月の提供を準備する
1. 会話するための話題から論点を簡潔に復習する。
2. どんな紹介を用いようと計画しているか。
3. 提供する書籍の中からどんな点を話し合いに用いたいか。
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